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昔懐かしいものとして親しまれてきたコッペパン。最近では昔ながらのお店に加え、具材や見た目が洗練された斬新なものも増えています。


人気に比例して、ただいま東京都内にはコッペパン屋さんが増殖中!今回は、その中からおすすめのコッペパン専門店を紹介します。実際に足を運びながら実食し、厳選しましたよ!

ナビゲーターは、深夜をテーマにした焼き菓子屋さん「夢見菓子」のオーナーパティシエ山本蓮理です。

150円の幸せ!長年愛される素朴なコッペパン「しみずや」


西荻窪にある「しみずや」。商店街の外れにひっそりとあります。にこにこと出迎えてくれる店主のおじいちゃんと、手作り感にあふれる店内。地元の方々に愛され続ける理由は、この毎朝通いたくなる安心感にあるのだと思いました。お店の中に入った瞬間、ゆるい空気が流れていて心地よいのですね。


学校給食を思い出す素朴なコッペパン。「やきそばパン150円」「コロッケサンド150円」「カツサンド170円」など、懐かしいスタンダードな味が揃っていました。お値段もお手頃です。

私は「フィッシュサンド180円」と「たまごサンド150円」に惹かれました!


「フィッシュサンド」は大きめのフィッシュフライがどん!と2個。その間にはポテトサラダが挟まっています。下にはキャベツとマヨネーズが敷き詰められていて、ボリューム満点!とってもお得感のある一品でした。

「たまごサンド」は細かく切り刻まれたゆで卵にマヨネーズがあえてあるザ・定番商品。たまごの優しい味と、具材を邪魔しないくせのないパン。お子さんのおやつにもよさそうです。

《しみずや》
住所  :東京都杉並区西荻北4-4-5⇒Google map
営業時間12:30頃〜19:30頃まで(売り切れ次第終了)
定休日 :水曜日

ふわふわでしっとり「コメダ謹製やわらかシロコッペ 」


じわじわと人気拡大中の「コメダ謹製やわらかシロコッペ 」。都内では秋葉原店、エキュート立川店、西武新宿ペペ店、グランデュオ蒲田店、八重洲地下街店が常設店舗です。今回は期間限定オープンの「二子玉川東急フードショー店」に行ってきました。


オリジナルキャラクターが描かれたパッケージがかわいい!昭和レトロ感のある紙袋です。

コメダといえばコーヒーですが、パンも自社工場で作っていて本格派です。小麦粉・発酵・焼き方にこだわった白いコッペパンは、しっとりとやわらかく、ほわほわの食感を楽しめるのが特徴です。

「小倉マーガリン250円」「たまご290円」など定番のほか、「シャンピニオンチキン320円」「ロースハムチェダー320円」「めんたいマヨポテサラ360円」「粒入りピーナッツ250円」など、「初めて食べる…けど絶対美味しそう!」というラインナップが並んでいます。


私が選んだのは大人気だという「鶏そぼろたまご360円」。下に卵、上に甘めの鶏そぼろが入っていて、これまた間違いなくおいしい!と想像させる一品です。

     
コッペパンとしてはややビッグサイズで、両手で持って食べました。生姜の風味がきいた鶏そぼろと卵が絶妙にマッチしています。マヨネーズが入っているのですが、辛めで量もあるので存在感があります。とろとろの卵にそぼろの食感、マヨネーズのクリーム感、そしてふわふわしっとりのパン。かなりのボリュームでしたが、夢中になって食べ尽くしました。

《コメダ謹製やわらかシロコッペ》
住所  :東京都世田谷区玉川二丁目21番1号二子玉川ライズ・ショッピングセン ター地下1階⇒Google map
営業時間:10:00~21:00
定休日 :二子玉川東急フードショーの定休日に準ずる

ボリューム満点&種類豊富なコッペパン「パンの田島」

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コッペパンの専門店「パンの田島」「焼きたて 揚げたて 作りたて」を掲げています。

こちらは自由が丘店ですが、吉祥寺店、笹塚店、武蔵小山店、学芸大学駅前店、阿佐ヶ谷店、下北沢店、浅草ROX店、西荻窪店など都内のたくさんの場所にお店ができています。

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コッペパンは大きく「惣菜コッペパン」「甘いコッペパン」の2種類に分けられます。ピロシキやカレーパンなどの「揚げたてパン」もあります。店内は学校の教室のようなイメージで、従業員用扉に「職員室」と書かれていました。

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「惣菜コッペパン」の中から「厚切りハムカツ 350円」を食べてみることに。

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パンにからしマヨネーズ、千切りキャベツ、厚切りハムカツが挟まれています。コッペパンは素朴な味でどんな具にもあいそう。ガッツリ感がたまらないハムカツは、揚げたてサクサク。一個でお腹いっぱいになりました。
飲み物にも学園テイストがあり、ラクトコーヒーや牛乳、ラムネが注文できます。甘いパンはおやつにもなりそうです。

《パンの田島 自由が丘店》
住所  :東京都目黒区自由が丘2-11-11⇒Google map
営業時間:8:00~20:00
定休日 :不定休

絶品あんこを使ったコッペパン「トラヤ カフェ・あんスタンド」


新宿駅直結のNEWoManにある「とらやカフェ あんスタンド 新宿店」。室町時代から続く老舗和菓子屋「とらや」のカフェです。コッペパンやトーストなどの他、あんを使ったパフェやドリンクなどが揃う和カフェです。

都内ではほかに銀座店、北青山店、青山店があります。


「あんコッペ(こしあん)432円」と、「抹茶ラテ」を注文しました。

コッペパンに挟まれているのはぴかぴかつるつるのこしあん。ほのかに温かいです。この下には同量のクリームチーズが入っています。クリームチーズは甘くなく、滑らかな甘さのあんを引き立てています。

抹茶ラテは底にあんが入っていて、混ぜるほど甘さが全体に行き渡ります。最初は抹茶の苦みを楽しんで、徐々に甘くしていくと変化が楽しめます。

《トラヤ カフェ・あんスタンド 新宿店》
住所  :東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan SHINJUKU 2F⇒Google map
営業時間10:00~22:00
定休日 NEWoMan新宿に準ずる

【閉店】天然酵母&無添加素材のコッペパン「えびすぱん」

※2020年3月に閉店しました。


大人のお洒落スポット恵比寿に登場したコッペパン専門店「えびすぱん」天然酵母で焼き上げるパンは、無添加で厳選した国産素材を使用。具材も全て手作りです。スープやポタージュ、ビネガードリンクなどを取りそろえ、テイクアウトもイートインも可能です。


「燻製サバ310円」「サーモン&サワークリーム350円」「ローストくるみ&はちみつみるく260円」「ティラミスぱん270円」など、凝った組合せのコッペパンが並びます。仕事の合間のランチにもぴったりですね。惣菜系のコッペパンは日によって午後には売り切れになることもあるそうです。


こちらが看板メニューの「えびすこっぺ 200円」。無農薬飼育で育てられた鶏の卵がたっぷり入ったパンです。卵は完全につぶさずに形を残して入っていて、マヨネーズの風味はあまり感じません。栄養価の高い卵そのものの味をしっかり堪能でき、食感も楽しい一品です。

《えびすぱん》
住所  :東京都渋谷区恵比寿1-23-16 第六大浦ビル1F⇒Google map
営業時間11:00〜18:00
定休日 水曜日

昔懐かしの超レトロなコッペパン「大平製パン」


千駄木にある「大平製パン」。昔ながらの商店が並ぶ通りに佇む、レトロでかわいらしいパン屋さんです。こぢんまりとした小さなお店に、焼き菓子や様々な種類のパンが並んでいました。


「ピーナツ150円」と「クリームチーズ&ブルーベリージャム200円」を購入。

人気店のため、伺った夕方には「明太ポテト250円」「ナポリタン250円」など、惣菜系のコッペパンは既に売り切れ。甘い系のコッペパンは店頭で注文するとその場で作ってくれるとのことで注文しました。ラインナップもレトロなものが多く、昔懐かしいお店の雰囲気にマッチしています。パンの真ん中の、女の子の焼き印もかわいい。


「クリームチーズ&ブルーベリージャム」はブルーベリーの粒の大きさにびっくり。しっかり甘いジャムを、クリームチーズのあっさり感が和らげてちょうどいいバランスに。幅が大きめのコッペパンなので、パンの風味と弾力をしっかり感じることができます。

「ピーナッツ」は甘くてねっとりとしたピーナッツクリームがたまらない。ボリュームあるパンとの組み合わせは、まさに子供のころのご褒美!学校帰りに食べたくなる禁断の味でした。

《大平製パン》
住所  :東京都文京区千駄木2-44-1 刈谷店舗⇒Google map
営業時間:[平日]8:00~19:00
     [
土日祝]8:00~18:00
     ※パンはなくなり次第終了
定休日 :月曜日(不定休あり)

進化するスタイリッシュなコッペパン「copains de 3331」


末広町にあるcopains de 3331」。「コパンドゥサンサンサンイチ」と読みます。廃校になった中学校を利用したアート施設「アーツ千代田3331」内にあるコッペパンのお店です。


近代的な雰囲気の中に、学校の椅子を利用した懐かしい感じが同居しています。このお店、なんと「コパンドゥ3331」としての営業は18時までで、18時~23時は「シャンディヴァン3331」というフレンチ料理のお店に変わるそうです。

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写真は「たっぷりドライフルーツと木の実300円」チョコクリームの上に3種類のドライフルーツと木の実がのったコッペパンです。コッペパンもここまで進化したか…と思わずため息が出るほどの洗練された取り合わせ。

「いちごジャムマーガリン」「北海道産あんマーガリン」など定番のものもありますが、「ラムレーズン」「ざくざくグラノーラ」「モンブランコッペ」といった変わり種も充実。どこかお洒落で上品な雰囲気のものが並んでいます。こだわりのコーヒーやランチメニューもあるのでゆっくりくつろぎながら食べてみてはいかがでしょうか。

《copains de 3331(コパンドゥサンサンサンイチ)》
住所  :東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 1F⇒Google map
営業時間11:00~18:00
定休日 :火曜日(月曜日はドリンクのみ提供)

【閉店】超人気!真っ黒いコッペパンもある「イアコッペ 上野」


上野の森さくらテラスの3階にある「イアコッペ」。お洒落に陳列されたコッペパンは、惣菜系とスイーツ系が半々くらいで取り揃えられています。

※現在は閉店しております。


こちらは「ピスタチオ280円」。真っ黒なパンに映えるグリーンのピスタチオクリーム。粗く砕いたピスタチオがトッピングされていて目を引きます。ふわふわのパンはほんのりビター。ピスタチオクリームはナッツ特有のリッチなしっとり感があります。コッペパンのイメージが変わる贅沢な一品です。

スイーツ系では「ピスタチオ」をはじめ「あんバタ」、「ピーナッツ」が人気。惣菜系は「ステーキ」や「ポテサラ」が人気だそうです。やや小ぶりのコッペパンなので、惣菜系とスイーツ系を1個ずつ食べるのもいいかもしれません。

ひとつ注意が必要なのは、人気店のためパンがなくなり次第閉店してしまうこと。なるべく早い時間に行くことをおすすめします。

《イアコッペ》
住所  :東京都台東区上野公園1-54 上野の森さくらテラス 3F⇒Google map
営業時間:10:00~19:00(なくなり次第閉店)
定休日 :無休

まとめ


いかがでしたか?東京都内のバラエティ豊かなコッペパンの数々、楽しんでいただけましたでしょうか。私はコッペパンの自由度の高さに完全に心を奪われてしまいました。こんなコッペパンもあるんだ!という感動の連続。これからも、多種多様なコッペパンの世界に注目していきたいと思いました。
皆さんも、気になったお店があったらぜひ一度行ってください。お気に入りの一品を見つけましょう!期間限定商品のあるお店も多いので、行くたびに新しい感動に出会えますよ。

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山本蓮理

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