こんにちは!お菓子作家でライターの山本蓮理です。今年も東京ルッチでパン&スイーツの記事をたくさん書かせていただきました。これまで紹介したパン屋さんは、なんと全部で100店以上!
今回は、今まで食べた【東京都内のパン屋さん】の中から、特におすすめしたい!と思った15選をお送りします。
まだ食べたことがないお店がある方はぜひ行ってみてくださいね♪
目次
【池袋】RACINES
お昼時は外までお客さんが並んでいることも珍しくない「RACINES(ラシーヌ)」。No.1人気のプレミアムブレッドと一緒に食べるカジュアルフレンチが絶品のビストロです。
実食したのは、「ハムとブリーのバゲットサンド」。一口食べると、まずはたっぷりと散りばめられたブラックペッパーががつんときます。中にはこぼれ出しそうなチーズとハム。
クセのないチーズとあっさりしたハムが、口の中で一斉にとろけます。バゲットの食感とチーズとハムの後味がいつまでも残って、かなり大きめのパンなのにもう一個食べたくなってしまいました。
営業時間 :【月~金】14時~17時(L.O.16時) 【土日祝】15時~17時(L.O.16時)
定休日 :無休
住所 :東京都豊島区南池袋2-14-2 ジュンクドウ書店池袋ビル B1F
地図 :Google map
アクセス :JR「池袋駅」東口より徒歩4分/地下鉄「池袋駅」より徒歩4分/西武池袋線「池袋駅」より徒歩4分/東武東上線「池袋駅」より徒歩5分
公式サイト:RACINES
【新宿】Richu 濱田家 ルミネ新宿店
新宿のルミネ1の地下にある、「Richu 濱田家」。和風テイストを大切にしたパン屋さんです。
ひじき、きんぴらごぼう、角煮などお惣菜のようなパンの他、ハムしそチーズのクロワッサンや豆乳まめパンなど一筋縄ではいかない独自の発想のパンが並んでいます。
もちろんスタンダードなものもたくさんあり、季節限定商品も多いので毎日来ても飽きません。
かわいいスクエア型の「ブリオッシュ・こしあんバター 270円」は、こしあんとバターがぎっしり!
ブリオッシュ生地にバター、こしあんという一見するとくどそうな組合せですが、食べてみると意外とあっさり。バターはなめらかで、こしあんは上品な甘さでどこかほっとする味でした。
営業時間 :8:00~22:00
電話 :03-3343-1113
アクセス :新宿駅南口より徒歩1分
住所 :東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ1 地下2階
地図 :Google Map
公式サイト:濱田家
【新宿】3丁目のちいさなパン屋さん
新宿駅から少し離れた新宿三丁目方面にある「3丁目のちいさなパン屋さん」。小さなサイズのちいパンが並ぶ、かわいらしいパン屋さんです。
とにかく種類が多く、普通サイズのパンとちいパンを合わせると100種類はありました!
チョコクリーム、カスタードクリーム、ホイップクリームなどのバリエーションがある「ちいコロネ 120円」や、「ちいあんパン 140円」、「ちいカレーパン 140円」などお手頃価格も魅力的です。
「チキングラタン 150円」と「クロックムッシュタコス 200円」を実食。チキングラタンは、塩気のきいたマカロニグラタンがのったパンでした。
クロックムッシュタコスはぎっしり挽肉が詰まって食べ応え抜群でした!
営業時間 :[月~土] 8:00~20:00 / [祭日] 9:00~18:00
定休日 :日曜日
電話 :03-5361-8686
アクセス :新宿三丁目駅B2、B3、C6、C7出口より徒歩5分
住所 :東京都新宿区新宿5−15−7 東晃ビル
地図 :Google Map
公式サイト:3丁目のちいさなパン屋さん
【吉祥寺】Dans Dix ans
吉祥寺の、駅から少し離れた秘密基地のようなパン屋さん「Dans Dix ans(ダンディゾン)」。パン屋さんにイメージを覆すお洒落な雰囲気で、ジュエリーのようなディスプレイが特徴です。
パンはすべて注文に合わせて店員さんが取って下さるスタイル。よくあるパン屋さんのむき出しに置かれたパンに抵抗がある方も、ここなら安心です。
「フェタカシュー 税込360円」は、ギリシャのフェタチーズとカシューナッツを焼き込んだパン。カシューナッツを使ったパンは珍しくて気になりました。
カシューナッツは大きめの塊で入っており、甘みがあります。フェタチーズは溶けるチーズではなくキューブ上のハードチーズで、しっかりした塩気。
全体的に硬めで、フランスパンのような噛み応えです。ブラックペッパーのようなスパイシーさもあり、酸味もあるので、飽きることなく楽しめます。
営業時間 :10:00~18:00
定休日 :火水
住所 :東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-2 B1F
地図 :Google map
アクセス :JR吉祥寺駅中央口より徒歩10分
公式サイト:Dans Dix ans
【六本木】MAISON LANDEMAINE
六本木駅・六本木一丁目駅どちらからも同じくらいの距離にある「MAISON LANDEMAINE(メゾン・ランドゥメンヌ トーキョー)」。
パリに本店があるパン屋さんの東京支店で、素材もフランス産のものを使用しています。彩りのある素材を使ったサンドイッチやキッシュが華やかで、ついつい目移りしてしまいます!
私の手のひら(女性にしては大き目)とほぼ同じサイズの「クロワッサン・オ・ジャンボン 税別580円」を食べました。ハムとチーズをクロワッサンに挟んだサンドイッチで、満足感抜群!
大きいのに大味ではなく、サクサクのクロワッサンはきめ細かな層が美しいです。中には大きなハムとたっぷりのチーズ。
外側のサクサクの部分と対照的に具に触れる部分はジューシーで、美味しいもの食べてる!という心の躍動を感じられる一品でした。
営業時間 :[月~日・祝]8:00~18:30
定休日 :不定休(年始のみ)
住所 :東京都港区麻布台3-1-5
地図 :Google map
アクセス :六本木駅(都営大江戸線/日比谷線)より 外苑東通りを東京タワー方面に徒歩8分/六本木一丁目駅・麻布十番駅(南北線)から飯倉片町交差点方面へ徒歩5分
公式サイト:MAISON LANDEMAINE
【恵比寿】Le Grenier a Pain アトレ恵比寿店
恵比寿駅直結のアトレ西館にある「Le Grenier a Pain(ル・グルニエ・ア・パン)」。人気のバゲットを使ったサンドイッチが豪快で、お洒落なパンが並び、ケーキも充実していました。
実食したのは「フーガス フロマージュ 300円(税別)」。食べやすくカット&熱々の状態で出してくれるイートインがうれしい!香ばしい匂いに幸せなひと時を感じながらいただきました。
カリカリで噛み応えがあるフランスパン生地と、中から染み出すチーズ。食べると最初はチーズのコクがガツーンときますが、よく噛んでいるとパンの小麦の香りと甘みが出てきます。
営業時間 :10:00~21:30
定休日 :不定休 (アトレ恵比寿に準ずる)
住所 :東京都渋谷区恵比寿南1-6-1 アトレ恵比寿 西館 4F
地図 :Google map
アクセス :JR・地下鉄 恵比寿駅西口 徒歩1分/東口より4F直結
公式サイト:Le Grenier a Pain アトレ恵比寿店
【渋谷】天のや 西武渋谷店
渋谷の老舗デパート、西武渋谷A館の地下にある「天のや」。販売しているのはたまごサンドのみという、こだわりと自信を感じるお店です。
「たまごサンド」は2サイズ展開。通常サイズは1,210円(税込)、ハーフサイズは721円(税込)。写真はハーフサイズです。
箱いっぱいに入っているたまごサンドは、パンと卵の間に見える「からし」が特徴!店頭で「からしが入っているのでお子様はご注意ください」と注意書きがされているほど、思い切り塗ってあります。
出汁の効いたふわふわジューシーな卵焼きは、仕出しのお弁当屋さんを思い出す本格的な味。大人向けで、後をひく美味しさでした。
営業時間 :10:00~19:30
定休日 :不定休(西武渋谷店に準ずる)
住所 :東京都渋谷区宇田川町21-1 西武渋谷店 A館 B1F
地図 :Google map
アクセス :渋谷駅徒歩2分
公式サイト:天のや
【自由が丘】穂の香
昔懐かしい手作り感あふれるパン屋さん「穂の香」。自由が丘駅から少し離れた、奥沢方面の閑静な場所にあります。
オーソドックスなものの中に、「おっ」と気になる素材の組み合わせがあったりと小さな発見を楽しめるお店。日々の暮らしを感じさせる温かみが魅力です。
「日替わりフロマージュ 260円」が気になりました。日によってグリュイエルチーズ、レッドチェダーチーズ、ゴーダチーズのいずれかが入っています。今回はゴーダチーズでした。
基本をしっかりと押さえた、噛めば噛むほど甘みが出てくるパン。溢れんばかりのチーズはジューシーに溶け出して、パンと一体化しています。
ボリュームたっぷり、噛み応えたっぷりで大満足な一品でした。
営業時間 :9:00~19:30
定休日 :月曜日 第1・第3火曜日
住所 :東京都世田谷区奥沢7-53-2-101
地図 :Google map
アクセス :東急東横線・東急大井町線「自由が丘」正面口から徒歩8分
公式サイト:穂の香
【自由が丘】パンの田島 自由が丘店
”焼きたて、揚げたて、作りたて”がモットーのコッペパン専門店「パンの田島」。自由が丘店は平日とは思えない賑わいでした。
「惣菜コッペパン」「甘いコッペパン」に加え、ピロシキやカレーパンなどの「揚げたてパン」もあります。
「惣菜コッペパン」の中から「厚切りハムカツ 350円」を実食!素朴でどんな具にも合いそうなコッペパンに、からしマヨネーズ、千切りキャベツ、厚切りハムカツが挟まれています。
ガッツリ感がたまらないハムカツは、揚げたてサクサク。一個でお腹いっぱいになるのでランチにも!
店内は学校の教室のようなイメージで、なつかしさを感じます。飲み物にも学園テイストがあり、ラクトコーヒーや牛乳、ラムネが注文できます。甘いパンはおやつにもなりそうです。
営業時間 :8:00~20:00
定休日 :不定休
住所 :東京都目黒区自由が丘2-11-11
地図 :Google map
アクセス :各線自由が丘駅から徒歩3分
公式サイト:パンの田島(Instagram)
【秋葉原】万かつサンドコーナー
8フロア全てが肉に関係する飲食店という肉好きにとってたまらないスポットが、秋葉原にある肉の万世の本店ビル。こちらのエントランスで買えるのが「万かつサンド」です。
定番の「万かつサンド 700円(税込)」を実食!一箱に6切れ入っています。サンドイッチに挟まるカツは分厚く、サクサクの衣としっかりした肉の歯ごたえが満足感の高い一品。
優しく包むパンに、甘みのあるソースの味もまんべんなく感じられます。
手に持っているパンの切り落としは、おまけでいただいたもの。商品を購入したり本店で食事するともらえるときがあります!
営業時間 : 10:00~23:00
定休日 :無休
住所 :東京都千代田区神田須田町2-21 肉の万世 秋葉原本店 エントランス前
地図 :Google map
アクセス :JR秋葉原駅より徒歩約6分
公式サイト:肉の万世 万かつ
【銀座】BOULANGERIE L’ecrin
東銀座駅近くの、老舗フレンチレストラン「ロテスリーレカン」に併設された「BOULANGERIE L’ecrin(ブーランジェリーレカン)」。
商品数は少ないのですが、上品なディスプレイからひとつひとつ丁寧に作られていることが伝わります。
赤ワインを作る際に出る、ブドウの皮をピューレ状にしたものを練りこんだ「赤ワインのカンパーニュ」シリーズが気になり、「赤ワインのカンパーニュと栗 350円(税抜)」を実食しました。
赤ワインに含まれるポリフェノール、イチヂクのドライフルーツやくるみに栗を加えた、美容と健康に良いもの尽くしのパンです。
ほのかな赤ワインテイストに、ねっとりと熟成されたドライフルーツの体を刺激しない優しい甘さ。
プチプチとしたドライイチヂクや、ゴロゴロしたくるみの食感がアクセントとなり、ほっくりした温かみのある栗も楽しめる贅沢な一品でした。
営業時間 :10:30~21:00
定休日 :無休
住所 :東京都中央区銀座5-11-1 ロテスリーレカン
地図 :Google map
アクセス :地下鉄東銀座駅A1出口徒歩すぐ/地下鉄銀座駅A5出口徒歩約5分
公式サイト:BOULANGERIE L’ecrin
【銀座】木村家 銀座本店
1930年創業、150年近く愛され続けている「木村屋」。
百貨店でもおなじみですが、本店は銀座にあります。表面にけしの実がまぶされた「けし 税込162円」、桜の塩漬けをのせた「桜 税込162円」など、趣向の凝らされたあんパンが名物です。
実食したのは一番人気の「あんバター税込 249円」 。木村家自慢のほっくりとふくよかな甘さのあんは、豆の味がしっかり生きて、歯ごたえもある粒あん。
バターはふわふわのホイップバター。くせのない味があんを引き立て、とろりと溶けていきます。
パンが弾力のあるソフトフランスパンなので、ふわふわの中身とのコントラストをより感じることができて、新食感に感動。老舗から生まれた新しいスタンダードです。
営業時間 :10:00~21:00
定休日 :大晦日、元旦を除いて無休
住所 :東京都中央区銀座4-5-7 銀座木村家 1F
地図 :Google map
アクセス :東京メトロ銀銀座駅A9出口からすぐ
公式サイト:木村屋 銀座本店
【上野】ぶどうぱんの店 舞い鶴
上野エリア・湯島にある、ぶどうパンで有名な喫茶店「舞い鶴」。「巨峰入りぶどうパン 1,750円」「ぶどうパン 900円」「マロンコラボ 2,400円」など、迫力のぶどうパンが並びます。
天然酵母のぶどうパンシリーズもあり、こちらは火曜・金曜・土曜の限定商品です。
こちらは「ぶどうパン 小 450円」。「小」でも一度に食べるには大きめです!切ってみると中には端から端までふっくらとしたレーズンが敷き詰められています。
甘みがぎゅっと凝縮されたレーズンは、レーズンだけでじっくり味わいたくなるほどの存在感。全体的に柔らかいパンですが、レーズンの周辺はさらに柔らかくジューシー。
このままかじりついても、薄切りにしてトーストしてバターをつけても美味しくいただけました。
営業時間 :10:00~18:00
定休日 :日祝
住所 :東京都文京区湯島3-33-9 河原ビル 1F
地図 :Google map
アクセス :メトロ千代田線「湯島駅」3番出口を右へ徒歩5分
公式サイト:ぶどうぱんの店 舞い鶴
【浅草】パンのペリカン
浅草の知る人ぞ知る老舗パン屋さん「パンのペリカン」。食パンとロールパンのみの販売という潔いメニュー。
1942年創業で、いつも行列が絶えず予約していないと買えないこともあります。
運よく購入できた密度の高い「食パン1斤 380円」を実食しました!ずっしりとした重みがあります。
とてもしっかりした生地で、切り口からも、中までぎっしり詰まっているのが分かります。
手ではなかなかちぎれないほど目が細かいのですが、中心を触ってみるとしっとり弾力があります。食感は軽く、余分な甘みのないシンプルな味。
小麦の香ばしさが深い味わいを醸し出しています。噛んでいくとどんどん甘みが増していくので、とても贅沢な気分になります。
ペリカンのトーストを様々なバリエーションで楽しめる「ペリカンカフェ」もおすすめです!詳しくはこちらの記事をどうぞ!
営業時間 :[月~土]8:00~17:00(店頭品切れの場合、閉店時間が早まることがあります)
定休日 :日曜日・祭日・特別休業日(夏季・年始)
住所 :東京都台東区寿4-7-4
地図 :Google map
アクセス :東京メトロ「田原町駅」より徒歩3分
公式サイト:パンのペリカン
【神楽坂】亀井堂(閉店)
神楽坂駅から赤城神社方面に歩いて行くと見つかる「亀井堂」。ポップなグリーンの窓枠などレトロでかわいらしい外観。
クリームパンと栗あんぱんが大人気のお店で、早めの時間に行かないと売り切れになっていることが多いです。
「クリームパン 税込259円」は、ずっしりとした重みが特徴。中のクリームがたっぷり入りすぎていて、手で持つとクリームの重みでパンが破れてしまいそう。
重量は一般的なクリームパンの倍くらいはあるのではないでしょうか。クリームは卵の風味豊かな、懐かしさを感じる素朴な味。水分少なめのパンとみずみずしいクリームの組み合わせが癖になります。
営業時間 :[月~金]7:45~19:00 [土]9:30~18:00
定休日 :日祝
住所 :東京都新宿区神楽坂6-39 亀井堂ビル 1F
地図 :Google map
アクセス :東京メトロ「神楽坂駅(1番出口)」から徒歩1分/都営「牛込神楽坂駅」徒歩5分
公式サイト:亀井堂(食べログ)
まとめ
東京のおすすめパン屋さん15選、いかがでしたか?今まで食べた100以上のパン屋さんの中から、厳選した15店をお送りしました!
見た目も味もインパクトがあり、記憶に残るパンばかりなので、気になったお店は忘れずチェックしてくださいね。毎日の朝ごはんに、ランチに。美味しいパンと幸せなひと時を過ごしましょう!
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