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浅草観光の醍醐味の一つといえば老舗グルメ!!
今回は有名な老舗が軒を連ねる浅草で、厳選に厳選を重ねた「殿堂入りグルメ5選」を、1選ずつたっぷりと紹介していきます。
創業以来受け継がれている伝統の味、そして技を堪能できる浅草の老舗グルメ店。はたしてどの老舗が選ばれたのでしょうか?
ナビゲーターはグルメの事なら俺に任せろ、やすうま夫です!
老舗グルメということで、スーツ姿で登場!それでは殿堂入りを果たしたお店「5選」です。どうぞ!
江戸前天丼 「まさる」
まずはこちら!
昭和22年(1947年)創業、江戸前天丼「まさる」。開店前から行列ができる人気店です。
見てください、この行列!平日ですよ!
こちらのお店は、営業時間が11:00~14:30(L.O.)までと、わずか3時間半。さらに納得するネタが手に入らない時は、臨時休業となります。
すごいこだわり!食べるには運さえも必要とされるお店です!
メニューは2種類とサイドメニューにみそ汁があるだけ!!味に対する自信が表れてますね。
出典:食べログ
天丼は、極上車えび使用の「大入江戸前天丼 3,800円(税込)」と、大サイズの極上車えび使用の「大入江戸前天丼(大) 5,800円(税込)」の2種類。
その日に水揚げされた鮮度抜群のネタ(車海老、穴子、キス、メゴチなど)を注文を受けてからさばき、ごま油でサッと揚げます。
ごま油で揚げる事で非常にかおりがよく、香ばしい!揚げものなのに、腹に重くないのが不思議になります。
ツユには砂糖や化学調味料を一切使わず、かつお出汁でコクを出してます。クドくもなく、余計な甘さで天ぷらを邪魔していない。これぞ老舗の味!
出典:食べログ
天丼の為に作られた「みそしる 200円(税込)」は絶品!
豆腐と水菜とわかめが入ってます。ぜひ一緒に頼んでください。
「まさる」は料理はもちろんの事、接客も目を見張るものがあります。老舗のブランドにあぐらをかかず、お客様の事をもてなす心意気を是非感じてください。
まさる | |
営業時間 | 11:00~14:30(L.O.) ※材料が無くなり次第終了 |
定休日 | 水・日 ※入荷状況により臨時休業する場合あり |
電話番号 | 03-3841-8356 |
席数 | 12席 |
個室 | なし |
住所 | 東京都台東区浅草1-32-2 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | 地下鉄「浅草駅」6番出口から徒歩1分 |
公式サイト | まさる(Instagram) |
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日本人好みの洋食「ヨシカミ」
続いては、昭和26年(1951年)創業の「ヨシカミ」。
「うますぎて申訳けないス!」と書かれた看板も有名。お茶目で良いですよね(笑)
やはりここでも行列が!「ヨシカミ」には観光客の方も多く来られますが、近所の常連さんも多いです。
味を知っている地元の方が足しげく通うお店は、本当に美味しい証拠です!
こちらでは、隠し味に醤油や日本酒を使用した日本人好みの洋食が味わえます。調理している姿が見えるカウンター席がオススメですよ。
出典:食べログ
まず頼むべき一品は、看板メニューの「ビーフシチュー 3,000円」。
一口食べると分かりますが、深いコクと旨味が味わえます。
なんと香味野菜を3日間煮込こんでいるんですね!!牛肉はトロトロで、ナイフなんていらないぐらいですよ。クセが全くない事から、しっかり下ごしらえが施されている事が伺えます。うん!やはり老舗の味。
出典:食べログ
売り切れ必至の「ハヤシライス 1,500円」。
よく煮込まれた牛肉はホロホロと口の中で崩れます。ほろ苦さのあるソースが濃厚で、ご飯が止まりません。
出典:食べログ
しっかりした厚みのカツとたっぷり千切りキャベツが入った「カツサンド 1,300円」。
焼いたパンのカツサンドは珍しいのではないでしょうか?フルーティで甘酸っぱいソースが効いていて美味しいです。お土産用カツサンドも売ってますよ。
出典:食べログ
やすうま夫の一押しは「オムライス 1,450円」!出来上がったオムライスの玉子は、ケチャップライスが透けて見えるほど薄いです。
ここまで薄い玉子で包むことが出来るようになるまで、どれくらいの修業をしたのでしょうか。トロトロの玉子を上に乗せるなどオムライスは変化していますが、変わらない美味しさがここにあります。
地域の方に愛されるお店「ヨシカミ」は、敷居の高い老舗のイメージとは全く異なる、町の美味しい洋食屋さんです!
ヨシカミ | |
営業時間 | 11:30~21:00(L.O.) |
定休日 | 木曜日(祝日の場合は営業) |
電話番号 | 03-3841-1802 |
席数 | カウンター20席・テーブル40席 |
個室 | なし |
住所 | 東京都台東区浅草1-41-4 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | つくばエクスプレス「浅草駅」A1番出口から徒歩2分 |
公式サイト | ヨシカミ |
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国産うなぎ「前川」
「前川」は200年以上の歴史を誇る老舗店です。
大川(隅田川)に臨むことから屋号を「前川」としたといいます。
『鬼平犯科帳』『剣客商売』などの作品を残した、戦後を代表する時代小説・歴史小説作家の池波正太郎(いけなみしょうたろう)が、こちらの鰻を愛してやまなかったことでも知られています。
それでは美食家としても著名であった池波正太郎が一番と評した鰻を見ていきましょう。
出典:食べログ
「うな重(国産養殖鰻) 5,300円(税込)」(上 6,400円/特上 8,000円)。
いかがでしょうか?黄金に色づいたみごとな鰻。写真からも香ばしいかおりがしてきますね。
「前川」は国産養殖鰻と高級ブランド鰻の坂東太郎(ばんどうたろう)を使用。その鰻を、代々受け継がれてきた秘伝のタレにつけて焼きます。コゲるかコゲないかの焼き加減は、熟練の技!流石としかいいようがありません。
タレはさっぱりしていて上品、鰻は肉厚で柔らかく、ほどよく脂がのっています。これに「お新香」「吸い物(+400円で肝吸いに変更可能)」「甘味」が付きます。
「うな重(坂東太郎)」は、税込6,800円(上 8,100円/特上 10,300円)です。
出典:公式サイト
こちらは「蒲焼き(国産養殖鰻) 8,000円(税込)」(上 10,600円/特上 12,800円)。
鰻自らの脂で揚げ焼きになった表面はパリッ、中はフワットロッ。
まずは、半分程そのまま食べましょう。そして半分食べたところで、山椒をかけます。ふっと香るあの香りとピリッと効く山椒、それが鰻の脂と混じり合い至福の瞬間が訪れます。
こちらには「お新香」「吸い物(+400円で肝吸いに変更可能)」「ご飯」「甘味」が付きます。
「蒲焼き(坂東太郎)」は、税込10,300円(上 13,600円/特上 16,100円)です。
出典:食べログ
タレをつけずにそのまま焼く「白焼 4,800円(税込)」(上 5,900円)はふわっとした食感に驚く一品。
脂がのっていて、日本酒と非常によく合いますよ。
出典:食べログ
「う巻 2,700円(税込)」。
甘めの玉子焼きに、鰻の旨みが染みていて絶品です!
出典:食べログ
座敷席からの景色をみながら、至福の時を楽しみましょう。※窓側は要予約(3名~)
熟練の技で焼かれた鰻を、心ゆくまで味わってください。
駒形前川 浅草本店 | |
営業時間 | 11:30~20:30(L.O.) |
定休日 | なし |
電話番号 | 03-3841-6314 |
席数 | 108席 |
個室 | あり(電話予約が必要) |
住所 | 東京都台東区駒形2-1-29 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | 都営浅草線「浅草駅」A2出口から徒歩1分 |
公式サイト | 駒形前川 浅草本店 |
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江戸の庶民の味「駒形どぜう」
1801年創業の「駒形どぜう(こまがたどぜう)」。
こちらは江戸時代に庶民に親しまれたどじょう料理の老舗店です。どじょうの事をどぜうと表記したのもこちらのお店と言われています。
建物は江戸時代の代表的な商店のつくりです。
「出し桁造り(だしけたづくり)」という手法を用いて建てられています。屋根を支える梁(はり)が壁からグッと何本も出てますよね。
軒を深く前面に張り出した「出し桁造り」による立派な軒が商店の格を示していたのです。当時、大名行列を見下ろすことがないように通りに面した二階には窓がありません。
出典:公式サイト
1階は創業当時の様子を再現した入れ込み式座敷。
外観も内観も江戸情緒がそのまま残っていて雰囲気は抜群ですね。
それでは、気になるどじょう料理を見ていきましょう!
出典:公式サイト
「どぜうなべ 3,000円(税込)」。
インパクト強いですねー。初めて見た時はびっくりするかもしれません(笑)
注文すると直径20cmぐらいの浅い鉄鍋にのったどじょうが、専用のつゆに浸かって20匹程出てきます。すでに煮てあり、味付けもされています。
お店の方が火をつけてくれるので、ねぎ(無料)をたっぷりのせ、蒸煮しましょう。程よくねぎがしんなりしてきたら食べごろです。
身は柔らかく、うなぎよりさっぱりしています。柔らかく煮込んであるので、骨まで美味しく食べられ、ネギのシャキシャキとした食感が良いアクセントになって箸が進みます。
見た目のイメージから、泥臭さを想像しますよね?ところがどっこい、泥臭さなどは全く感じず、旨味だけが口いっぱいに広がるのです。聞くところによると、下処理に相当な手間をかけているようです。まずどじょうを酒に漬け酔わせ、出汁で煮込む。そして一度引き上げてから更に、割下で煮込む。そうすることで、泥臭さがぬけ、旨みだけが残るんですね。とてつもない手間暇に、脱帽です!
出典:公式サイト
こちらも是非食べて頂きたい「柳川なべ 3,100円(税込)」。
どじょうと玉子は相性抜群、玉子が旨みを閉じ込めます。味もマイルドになり、初めての方でも大変食べやすいですよ。
江戸情緒を体感したい方は「駒形 どぜう」がおススメです。
駒形どぜう 浅草本店 | |
営業時間 | 11:00~20:00(L.O.) |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 03-3842-4001 |
席数 | 183席 |
個室 | なし |
住所 | 東京都台東区駒形1-7-12 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | 都営浅草線「浅草駅」A1出口から徒歩2分 |
公式サイト | 駒形どぜう 浅草本店 |
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こだわりの牛鍋「米久本店」
最後はこちらのお店、明治19年(1886年)創業の「米久本店(よねきゅうほんてん)」です。
すき焼きや牛鍋で有名な老舗と言えば「浅草今半」も有名ですが、「米久本店」はそれ以上に長い歴史を持つ老舗中の老舗、牛鍋の元祖です。
浅草にはすき焼きや牛鍋の有名店が多いですが、美味しい肉をリーズナブルに食べれるのは断然「米久本店」です。
それではこだわりのメニューを見てみましょう。
出典:食べログ
「上の牛鍋(野菜・玉子付) 3,160円」。
見てください!1枚が大皿から溢れるほどの大きな牛肉です。
このお店では厳選された和牛のみを使用してます。「上」の牛肉は赤みが多い分、肉の味をしっかり堪能できます。
出典:食べログ
見事なサシが入った「トクの牛鍋(野菜・玉子付) 3,790円」。
煮込むとものすごく柔らかくなります。ここまでサシが入っていても、上質の脂身の為しつこく感じません!
メインメニューは、この2種類のみです。肉を堪能するにはシンプルなこの2種類が一番なのです!
出典:食べログ
牛鍋には上のように、野菜と玉子が1つ付いてきます。すき焼きより浅くて小さめの鍋で、煮込むというよりも肉を焼く感覚で食べていきます。
すき焼きと牛鍋の違いというのは、実は明確になっていません。すき焼きはグツグツ、牛鍋はジュウジュウと食べる、そこがすき焼きと牛鍋の違いともいわれています。
お店の方いわく気の短い江戸っ子が粋にサッと食べるためにこの大きさにしたそうですよ。
仲居さんが、最初の味付けはやってくれます。初めての方でも安心ですよ!
情報提供者:じゅりぽんさん
肉の色が変われば食べ時です。
割下はやや甘め。クドさはなく、肉と玉子が絡むと非常に美味しいです!
肉が無くなれば、肉を追加注文し、心行くまで牛鍋を堪能しましょう。
出典:食べログ
サイドメニューの「ご飯 320円」「お新香 320円」「みそ汁 320円」「玉子 130円」。
牛鍋は「ビール 840円」と一緒に楽しむのがおススメです。お酒を頼むと牛の時雨煮が付いてきます。牛鍋を待つ間にちょうどいいんですよね!しかも絶品です。こういう細部までも、老舗の味と技を感じることができます。
情報提供者:じゅりぽんさん
おいしい肉をジュウジュウ焼いて、牛鍋のルーツに触れてみてはいかがでしょうか?
米久本店 | |
営業時間 | 12:00~20:00(L.O.) |
定休日 | 水曜日 |
電話番号 | 03-3841-6416 |
席数 | ー |
個室 | あり |
住所 | 東京都台東区浅草2-17-10 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | つくばエクスプレス「浅草駅」A1番出口から徒歩3分 |
公式サイト | ー |
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まとめ
「殿堂入り5選」いかがでしたでしょうか?どのお店も、受け継がれた伝統と、磨きぬかれた技、お客様をもてなす心を堪能できる老舗です。
伝統を守る事は難しいです。しかし伝統を守りながら、進化させていく事はもっと難しいでしょう。感動する程の味の奥に見えるのは、何十年、何百年もの間のたゆまぬ努力です。これからも、進化していくであろう老舗に、浅草を訪れた際は是非立ち寄ってください。
老舗グルメ以外にも浅草には行きたいスポットが沢山あります!
画像提供者/じゅりぽんさん