【実食】銀座「煉瓦亭」の明治誕生オムライスが感動の美味しさだった

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みなさんこんにちは。東京ルッチ編集部のゆかりごはんです。

実は私、無類のオムライス好きなんです。いままで大っぴらに公言したことはないんですが、外食に出て「オムライス」の文字が見えたらもう頭の中はそれだけ。

店のジャンルがどうであれ、オムライスがあればたとえ「中華食いて～」状態だったとしてもオムライスに向かって一直線です。

今回は、そんな私がオムライスで本当に感動したお店、銀座にある「煉瓦亭」を紹介します。

なんとこのお店、日本洋食のパイオニアとして有名！しかも“オムライス”という食べ物をこの世に生み出したお店ということで、ワクワクしながら行って参りましたよ～！

「煉瓦亭」は日本洋食の発祥地！

「煉瓦亭」は銀座駅A13出口からほど近い、「銀座ガス灯通り」沿いにあり、徒歩2、3分で到着します。落ち着いたたたずまいに歴史の長さを感じますね。

創業は明治28年。西洋料理がホテルなどのコース料理でしか味わえなかった当時、一般人にも気軽に洋食を味わってもらえるようにという想いから始まったお店です。

西洋料理を日本人に合わせたオリジナルメニューを続々と開発し、現代で定着している洋食の数々はこの「煉瓦亭」から誕生しました！

伺ったのは平日の14時近く。なのに、この時間でもまだ並んでいる人がいました…！私が並んだ後も続々と後ろに人が集まってきます。

結構待つのかな～と思ったら、10分未満で席に通してもらえました。回転は結構早目かもしれません。

お店自体は3階建てで、客席は2階と3階にあります。2階はテーブル席、3階は写真のようなお座敷になっています。

今回は3階に通されたんですが、とっても落ち着く和室でした。まるで実家に帰ってきたような安心感……と思ったら、レストランのようなサービスもしっかり提供。

居心地の良さと格式の高さが両立した、なんだか不思議な空間です。

※クリックして拡大できます

メニューはこちら。いわゆるランチセットはなく、すべて単品で組み合わせる形です。★マークがついているのがお店の名物・イチオシのメニュー。「かきフライ」と「かきバタ焼き」は冬季限定です。

どれもこれもとぉ～っても美味しそうなんですが、迷わず名物の「明治誕生オムライス 2,100円(税込)」を注文しました！

こちらが「明治誕生オムライス」。

実はもう1つ「元祖オムライス」というメニューもあるんですが、そちらは卵とご飯をあらかじめ混ぜた状態で焼いたもので、食感は「明治誕生オムライス」とかなり違います。

「新食感のオムライス」と口コミでも評判なので、気になる方はぜひお試しを。

厚すぎず薄すぎない絶妙な加減の卵は、中にトロトロ感が残っていてご飯によく絡みます。

ご飯はマッシュルームとひき肉を炒め合わせたシンプルなもの。ほのかな砂糖としょうゆの香りが鼻をくすぐります。

お口に入れると、まずはバターの甘い香りがふわっと漂います。ハリのある卵と和風な味付けのご飯、酸味のあるケチャップが抜群のバランス。

味が濃いわけでは決してないのに、豊かな風味が口内を駆け巡り、一度食べだしたらもう止まりません！

本気の本気で、人生で食べたオムライスの中で1番美味しいです……！！！

気付けばあっという間に完食してしまいました……。なんだか寂しいです。食べた後の帰り道も「また食べたいなぁ…」と思い出してしまうほどの、至福のひと時でした。

いかがでしたか？明治から続く「煉瓦亭」の味、そんじょそこらの洋食屋とはわけが違いました。

ほかにも「元祖ポークカツレツ」や「元祖ハヤシライス」など、明治から変わらぬ味の絶品洋食が目白押しです。

気になる方は、並ぶ覚悟をしてぜひ食べに行ってみてください！