これまで都内の数々の商店街を訪れてきた、自称「商店街マスター」のみそ汁おに子です。

安くて色々な食べ物が売っている商店街は、まさに食べ歩き天国!

時代の移り変わりとともに昔ながらの商店街が減ってきているとはいえ、まだまだ都内にも味のある素敵な商店街はたくさんあります。

そんな数ある商店街のなかから、今回は阿佐谷パールセンター商店街で私みそ汁おに子が思う存分食べ歩きをしてきました。

阿佐谷に行く予定のある方もない方もぜひ参考にしてください!

他の商店街記事はこちら!
👉東京ルッチの商店街食べ歩き記事一覧

阿佐谷パールセンター商店街とは?

「阿佐谷パールセンター」の始まりは鎌倉時代にまで遡ります。

この頃はまだ商店街の形ではありませんが、鎌倉街道という名の重要な道路網として整備されました。

そこから人々の暮らしに合わせて商店ができ、今の形のパールセンターができあがったのです。

現在では約700mに渡っておよそ240店舗のお店が軒を連ね、地元の人の生活に欠かすことのできない存在となっています。

そんな地元の人に愛されている商店街・阿佐谷パールセンターで、早速食べ歩きしていきましょう!

江戸時代創業の老舗甘味処「ちもと総本店」

「ちもと総本店」は軽井沢に本店がある甘味処。

軽井沢の本店は江戸時代に創業された老舗中の老舗で、ここ阿佐谷パールセンターの店舗は直営店となります。

甘味以外にお蕎麦のメニューも豊富で、お食事利用もお茶利用もできるお店です。

今回私は、ちもと総本店名物の「そば団子」(170円)と「たまゆら」(750円)を頂きました。

そば団子の断面

そば団子は、信州そば粉使用のそば玉をあんこで包んだお団子で甘さ控えめ。

後味にほんのりそばの風味を感じます。「デザートなんだけどそば…?」という不思議な感覚に陥ります。

ぷるぷる寒天がたまらない「たまゆら」

「たまゆら」はちもと総本店のオリジナルメニュー。あんこと抹茶のベースにゆるめの寒天と白玉が入っている、ドリンクのような和スイーツです。

寒天は大ぶりながらもぷるぷるの極みで、「あれ?食べてた?」と思うくらいに瞬く間に喉に吸い込まれていきます。

こちらもほどよい抹茶の渋みがあんこと調和して、甘すぎないので飽きずにペロリと食べられてしまいます。

夏にはかき氷も大人気メニューとなるちもと総本店。阿佐谷にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。

営業時間:11:00-19:00
定休日:不定休
住所:杉並区阿佐谷南1-14-13 T.コンフォート 1F

最高級の備長炭で焼き上げる鰻と串焼きの店「稲毛屋」

「稲毛屋」は、鰻と鶏を中心とした串焼きのお店。

最高級の備長炭で焼き上げている串のいい香りがあたり一面に漂っています。

店頭のショーウィンドウには串焼きがずらり。今回は、

「うなぎ肝焼き」(350円)と、

「つくね」(125円)と、

「なんこつ」(125円)を頂きました。

うなぎの肝はぷりっとしていて全く臭みがなく、今すぐお酒が飲みたくなるおいしさ!

つくねとなんこつの塩だれもまたいい具合の濃さと味付けで、今まで色んな商店街で焼き鳥を食べてきましたが、1,2位を争うレベルの高さでした!

営業時間:11:00-20:00
定休日:不定休
住所:杉並区阿佐谷南1-35-24

ひとつひとつ手作りしているこだわりのたいやき「ともえ庵」

たいやき「ともえ庵」では、職人さんが店頭でたいやきをひとつひとつ手作りしています。

”日本一手間をかけているたいやき”と自負するほど、ともえ庵さんのこだわりが詰まったたいやきです。

職人さんが火の粉を飛ばしながらたいやきをひっくり返す作業の様子が見られるのはなかなか貴重です。

直火でじっくり焼き上げているため、皮がパリッとしている「たいやき」(180円)。

中には国産のつぶあんがぎっしり。あんこの甘さが控えめなので、全く重さを感じません。

店頭には「たいやきの開き」なんていうものも!気になる方は是非チャレンジしてみてください。

営業時間:11:00-20:00
定休日:月曜
住所:杉並区阿佐谷南1-35-20

ギフトにもぴったり!おせんべい・おかきの「小藤屋」

「小藤屋」は、おせんべい・おかきの専門店です。

スライドショーには JavaScript が必要です。

店内にはおせんべい・おかきだけでなくゼリーや羊羹などの詰め合わせがたくさん販売されており、自宅用はもちろんギフトにもぴったりです。

「炭火焼 辛子」・「炭火焼 黒潮」・「抹茶」(各75円)の3枚をGETしました。

炭火で焼かれたおせんべいは、香ばしくてパリッとした食感が「これぞ昔ながらのおせんべい!」と感じさせてくれます。

抹茶味のおせんべいは初めて食べましたが、予想以上にマッチしていて驚きました。お試しあれ!

営業時間:(月~土)9:30-19:30(日祝)9:30-19:00
定休日:不定休
住所:杉並区阿佐谷南2-16-5

テレビでも紹介される大正14年創業の和菓子屋「とらや椿山」

「とらや椿山」は「マツコの知らない世界」などテレビでも多く紹介されている、大正14年創業の老舗和菓子屋さんです。

昔ながらの本格和菓子を味わうことができます。今回は、

氷が粉雪のようにふわっふわの「宇治抹茶かき氷」(860円)と、

しょうゆが香ばしい「いそべ焼き」(700円)を頂きました。

宇治抹茶シロップとあんこと白玉のハーモニーが完璧なかき氷と、しっかりしょうゆが染み込んだいそべ焼きを交互に食べる贅沢さ。甘×しょっぱいの最高の組み合わせです!

のびーるいそべ焼き。シンプルな味わいなのに、最高においしかったです。

営業時間:9:30-19:00
定休日:年中無休
住所:杉並区阿佐谷南1-33-5 

昭和11年創業!練り物店の絶品手作りおでん「蒲重蒲鉾店」


出典:https://odendane.com/kamaju/

「蒲重蒲鉾店」は、さつま揚げを中心とした練り物店。昭和11年の創業以降、家族で看板を守り続けてきた老舗です。

店頭には豊富な種類のさつま揚げやお惣菜が販売されています。

スライドショーには JavaScript が必要です。

そんな蒲重蒲鉾店でひときわ人気なのが、おでん!

冬の風物詩であるおでんが一年中食べられるとあって、地元民を中心におでんを買い求めるお客さんが後を絶ちません。

早速食べ始めるみそ汁おに子

買ったおでんはお店の横のカウンターで食べていくこともできます。

王道「ちくわ」(80円)と、お店の代名詞「さつま揚げ」(100円)と、お店の人おすすめの魚のつみれ「すじ」(100円)を頂きました。

汁にじっくり浸けこまれているおでんは、だしがしみしみでホッとする優しい味わいです。

営業時間:9:00-19:30
定休日:水曜
住所:杉並区阿佐谷南1-47-10

吉祥寺発の紅茶専門店「TEA MARKET Gclef」

「TEA MARKET Gclef(ジークレフ)」は、吉祥寺に本店がある紅茶専門店です。

店内に入るとまずはwelcome teaの嬉しいおもてなしが。

スライドショーには JavaScript が必要です。

店内には世界中の農園から仕入れた茶葉や、紅茶やスコーンに合うジャムなどが販売されています。

店員さんが非常に気さくで、質問すると詳しく教えてくれます。その知識量はさすがプロ!

ギフトにもぴったりですので、紅茶が好きな方だけでなく紅茶の贈り物をお探しの方もぜひ。

営業時間:11:00-20:00
定休日:不定休
住所:杉並区阿佐谷南1-33-9

お魚屋さんなのにおすすめはコロッケ!?「心星」

「心星」は、新鮮魚介を取り扱うお魚屋さん。

スライドショーには JavaScript が必要です。

お魚屋さんなだけあり、店内には新鮮なお刺身やにぎり寿司が所狭しと並べられています。

そんなお魚屋さん心星でプッシュされているのが、意外にも揚げ物シリーズ。

食べ歩きにもおすすめと書いてあったので、「あさりとトマトのクリームコロッケ」(190円)を買ってみました。

トマトクリームが爽やかで、冷めてもおいしい!また、アサリがごろっと入っているので食べ応えも抜群です。

お刺身やお寿司はもちろんのこと、”お魚屋さんの揚げ物”シリーズも外せない一品です。

営業時間:11:00-20:00
定休日:水曜
住所:杉並区阿佐谷南1-36-10

数量限定のあんこぱんは行列必至!「鉢の木」

「鉢の木」はパールセンターの入口すぐの場所に位置する和菓子屋さん。

地元の人に愛され続けている老舗で、お店の前には常にお客さんが集まっています。

スライドショーには JavaScript が必要です。

どら焼きやおまんじゅうなど数々の和菓子が並ぶなかで、特に人気なのが1人5個まで限定の「あんこぱん」(120円)。

小ぶりでまん丸なあんこぱんはふわっと軽やか。

このあんこぱんを買い求めて行列ができるほどの人気ぶりです。

割ってみるとなかには瑞々しいあんこがたっぷり!毎日店頭で焼き立てのパンに注入されています。

数量限定のあんこぱんは売り切れ必至ですので、お早めに!

営業時間:9:00-19:30
定休日:不定休
住所:杉並区阿佐ヶ谷南2-15-4

行列が絶えないミートソースパスタ専門店「ミート屋」

ミートソースパスタ専門店の「ミート屋」は、お昼時を過ぎても行列が絶えない人気店。

入口で食券を購入し、カウンターで頂くラーメン屋さんのようなスタイルです。

メニューは「ミートソースパスタ」のみで、普通盛(880円)・大盛(1,030円)・特盛(1,180円)と料金が変わります。

この投稿をInstagramで見る

宮本さん(@miyamotokazuki0516)がシェアした投稿

ちょっとビターな大人のミートソースは、並んでまで食べる価値ありのおいしさです。

営業時間:(平日)11:00-15:00/18:00:21:00(土日祝)11:00-16:00/18:00-21:00
定休日:水曜
住所:杉並区阿佐谷南1-36-7

まとめ

時代の発展とともに、食べ歩きスタイルの商店街はだんだんと減ってきています。

阿佐谷パールセンターもチェーン店が増え、店舗数に比べると食べ歩きできるお店が少ない印象を受けました。

しかしそんな中でもまだまだ商店街のよさを感じされてくれる昔ながらのお店がパールセンターを盛り上げている光景に、目頭が熱くなる想いでした。(←誰)

また、8月に商店街で開催される「阿佐谷七夕まつり」は毎年50万人以上が参加する大盛況ぶりで阿佐谷パールセンターを語るには外すことのできないイベントですので、みなさん是非予定を合わせて参加してみてください!

≪阿佐ヶ谷パールセンター商店街≫
アクセス:JR阿佐ヶ谷駅南口すぐ
住所:杉並区阿佐谷南1-36-7⇒G00gleマップ

阿佐ヶ谷に行ったらこちらもどうぞ!
👉数十万のランチュウも!?阿佐ヶ谷の釣り掘り「寿久木園」で金魚を釣ろう!

👉ライ・チャンがゆく!阿佐ヶ谷Gong cha(ゴンチャ)で新たな台湾ティーと出会う!

みそ汁 おに子

  • 動画PC