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素材の味を最大限に生かした深い味わいのパンでおなじみの、浅草の老舗ベーカリー「ペリカン」。創業70年を超えた今も多くの支持を得ており、お店に並ぶと同時に完売してしまうことも珍しくありません。
そんな「ペリカン」のパンが食べられるカフェが、「ペリカンカフェ」です!


今回はお菓子作家の山本蓮理が「ペリカンカフェ」に行ってきました。「ペリカン」ではトーストやロールパンなどシンプルなものしかないのですが、カフェではそのパンを生かした様々なメニューが揃っていました!

ペリカンカフェ概要


「ペリカンカフェ」の最寄り駅は銀座線の田原町駅。ベーカリー「ペリカン」と同じ国際通り沿いにあります。完全禁煙で、席数は20席のこぢんまりとしたカフェです。

お店の営業時間は8:00~18:00ですが、平日と土曜日で少しシステムが違います。

<平日>
2部制になっています。
 1部 8:00~13:30ラストオーダー
 2部 14:30~17:00ラストオーダー

■11:00まではメニューに制限があり、下記メニューは11:00からしか注文できません
・フルーツサンド
・本日のサンドイッチ
・本日のトースト

<土曜日>
■8:00~17:00ラストオーダー
8:00からすべてのメニューが注文できます。

ペリカンカフェは行列必至!


オープン以来、大人気の「ペリカンカフェ」。伺ったのは平日の14:30でした。いつ行っても並んでいるという噂の通り、お店の前にはたくさんの人が待っていました。


まずは、お店に入ってすぐのところにあるリストに名前と人数を記入します。席が空き次第、名前を書いた順に店員さんが呼んでくださいます。平日は14:30から2部が始まるので、私が行ったときには午前中に名前を書いたお客さんから名前を呼ばれていました。

名前を書いたあとでいったんお店を離れ、また戻ってくるお客さんもいらっしゃいました。その場合は店員さんに再度お声がけを。最初に名前を呼ばれてから2時間以上経過するとキャンセル扱いになります。

店内の様子


お店の中は陽の光が差し込んでとても明るかったです。のんびりと過ごすことができます。


天井の間接照明もお洒落でした。


席数は20席。5人以上でお越しの場合は席が離れる場合もあるのだそうです。お客さんは1~2人で来られている方が多かったです。

メニュー


黄色い方が食べ物のメニュー。トーストやサンドイッチが中心ですが、ポテトサラダやシチューなどのメニューもあります。

白い方は飲み物のメニュー。コーヒーやジュースの他、ビールやワインなどのアルコールも楽しめます。


日替わりメニューの「本日のサンド」「本日のトースト」「本日のスープ」の詳細が書かれたボード。
「本日のサンド」と「本日のトースト」は、平日11:00はから注文できます。豪華な具材を使用した、毎日通っても飽きない日替わりメニューです。

トースト2種類を実食!


早速実食させていただきます!店員さんに人気のメニューを聞いて、気になったものを2種類注文しました。

炭焼きトースト


注文後、ほどなくして「炭火焼トースト」が登場。単品は税込み320円、ドリンク付きで税込540円です。今回はホットの紅茶付きにしました。ミルクもホットで提供され、きめ細かい心遣いを感じます。


バターやジャムを塗るスプレッダーにも「Pelican CAFE」のマークが!


こちらはお砂糖です。 明るい黄色が店内の雰囲気にマッチしています。 

    
普通の食パンよりも小さめですが、厚切りです。提供された時点でバターがのっており、少しずつ溶けていきます。ジャムは別でついてきます。

まずは、何もつけずにいただきました。ざくり、と音を立てながら一口目。この「詰まってる」感じがペリカンの食パンの真骨頂!ギシギシとした歯ごたえをしっかり感じながら食べます。素材を最大限に生かした混じりけのない味。甘さもなく、余分なものを完全にそぎ落とした清々しさを感じました。


バターが溶け出しているゾーンに突入。パンに染み込んだバターが口の中にじゅわっと広がってきます
そして、最後に気になっていたジャムも塗って食べました。このジャムは、お店で数種類のジャムをブレンドして作っているそうです。この日はべリーとアプリコットジャムをブレンドしたものでした。ブレンドするジャムや比率はその日によって変わるため、毎日違った種類のジャムが楽しめるようになっているのだそうです!

プレーンからバター、ジャムに至るまで堪能して、こんな朝ごはんから始まる一日だったら最高だなあ…と幸福な気持ちになりました。

白いチーズトースト


続いて登場したのが「白いチーズトースト」。こちらも人気のメニューです。価格は税込680円、サイズは先ほどの「炭火焼トースト」よりも大き目で。普通のトーストサイズ。オーブンでしっかり焼き上げるため、できあがりまでに少し時間がかかります。

  
溶けたチーズの香りが食欲をそそります。早く食べたい!

表面にたっぷりとのっているのは、とろりとろけるチーズです。モッツァレラ・フロマージュブラン・パルメザンの3種類を使っているそうです。あふれんばかりのチーズが口の中に広がっていく感じがたまりません
こってりとした味を想像するかもしれませんが、モッツァレラがあっさりとしてしつこさがありません。ブラックペッパーのアクセントもきいています。
トロトロの内側に比べて耳の部分はカリカリで、残る固さが飽きさせない食感を加えてくれています。

  
ちなみに、白いトーストはナイフとフォークでいただきました。手で持っても食べられますが、たまにはゆっくりナイフとフォークで味わうトーストもいいですね。

そのほかの人気メニュー


今回は食べられなかったのですが、次回は必ず!と心に決めたその他の定番人気メニューを3点ご紹介します。

黄色いチーズトースト

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「白いチーズトースト」と同じく人気なのが、「黄色いチーズトースト 税込540円」。鮮やかな黄色が印象的です。チェダーチーズを使用し、スパイシーソースをのせて焼き上げています。スパイスを使ったソースですが、辛みはあまりないそう。

フルーツサンド

「フルーツサンド 税込860円」もファンの多いメニュー。フルーツたっぷり、クリームたっぷりでランチにもおやつにもいけます。平日は11時からのメニューなのでご注意を。

ハムカツサンド

ボリュームあるものを食べたい!という方はぜひ「ハムカツサンド 税込650円」を食べてみてください。パンと同じくらいの厚さがある厚切りハムカツに、濃厚なチーズが挟まったサンドイッチです。もっちりとしたパンとの相性も抜群だそうです!

グッズもあります!


レジ近くには、ペリカングッズもありました。
こちらは「ぱんシール」。ペリカンロゴの他、ベーカリー「ペリカン」で販売されている食パンやロールパンの絵が描かれています。


生粋のペリカン食パンマニアにはこちら、「桐のパン入れ」。宝石箱のようなパンケースでした。
グッズコーナーにはこのほか、「ペリカン」の公式本もありました!

まとめ:「ペリカン」にも行ってみて!


「ペリカン」のパンが大好きな人はもちろん、普段の朝ごはんとは違うお洒落なトーストを味わいたくなったときにおすすめな「ペリカンカフェ」。少し時間に余裕をもって行く必要がありますが、待つだけのことはあります!

そして、「ペリカンカフェ」に行ったあとは、ぜひベーカリー「ペリカン」にも立ち寄ってみてくださいね。売り切れのことが多いですが、運よく焼きたてを販売しているときもありますよ。(写真はベーカリー「ペリカン」です)

店舗名 ペリカンカフェ
定休日 日曜・祝日
営業時間 8:00〜18:00(L.O.17:00)
住所 東京都台東区寿3-9-11 1F
  • シーシャ(PC)