杉並区の杉並会館3階にある「杉並アニメーションミュージアム」。館内では、日本のアニメの歴史や原理、制作過程について体験をしながら楽しく学ぶ事が出来ます。また人気アニメのDVD、漫画を読めたり、大きなスクリーンでのアニメ上映、そして企画展など見どころ満載!さらにこれだけ楽しめてなんと入場無料です!今回は小さなお子様は夢中になる事間違いなしの「杉並アニメーションミュージアム」を紹介します!
一緒に紹介してくれるのは、アイドルユニット「TheHighR♡ller」の村田玲奈ちゃん!アニメという事で、手塚治虫先生を意識したベレー帽スタイルですね(笑)それではどうぞ!
目次
3階フロア
「杉並アニメーションミュージアムは」3階・中3階・4階のフロアで構成されています。まずは、3階から紹介していきます。
日本のアニメの歴史
まず最初は「日本のアニメの歴史」コーナー。コーナーの入口には、ハクション大魔王とガンダムがお出迎え!
1/12スケールの「HY2M RX-78-2 GUNDAM」です。記念撮影をパシャリ♪
続いてすぐ後ろの柱に注目!こちらには、漫画家やアニメの監督・声優さんの直筆サインがびっしりと書かれています。
「あしたのジョー」の作画を監督を担当した金山明博さんや、
今や、バラエティータレントとしても大人気の漫画家、蛭子能収さんのサインもありますよ!
そして、本題の歴史コーナーでは、日本のアニメの歴史を年表や画像・映像、
そしてフィギアなどで、わかりやすく紹介されています。
また、こちらのコーナーでは、毎日「アニメトーク」を開催中!「日本で初めて作られたアニメは?」「TVアニメの第一作目は?」などアニメにまつわる雑学をスタッフさんが話してくれます。1日2回開催され、時間は10分程です。その日のスケジュールはスタッフさんに聞きましょう!
アニメが出来るまで
続いては「アニメが出来るまで」のコーナー!このコーナーではセルアニメーションができるまでの過程を、映像を使いながら分かりやすく解説しています。また、監督と作画監督、そして美術監督の机を完全再現!
こちらはアニメーション監督の冨野由悠季さんの机です。「機動戦士ガンダム」の監督を手掛けリアルロボット路線を確立したといわれる冨野監督。
机の上には、ガンダムの台本、原稿、筆記用具などがあります。本棚の資料なども全て再現されているので、是非細かく見てみてください!
そしてこのコーナーではアフレコ&効果音体験ができます。「鉄腕アトム」の主人公アトムと妹のウランのアフレコと、効果音をつける効果マンに挑戦してみましょう!
玲奈ちゃんはウランのアフレコに挑戦!
自分の声を聞いて爆笑しています(笑)。自分の声を聞くとなんか変に聞こえるけども!みなさんも是非挑戦してください!
これからの日本アニメ
「これからの日本のアニメ」コーナー。
進化するデジタルアニメの今を、制作現場から最新のデジタル技術とともに写真や映像で学ぶ事ができます。
ここでは、アニメ制作の主流になっているデジタルイラストを体験出来ます!すると玲奈ちゃんが
「私、ハイビスカスの絵が得意なんですよ!」
と得意げに描き始めました。ハイビスカスの絵が得意と言って、ハードルをあげて描くという事は、相当上手いのでしょうか?いや、逆に下手でも面白いですよ!いや、別の花を描くだけでもOK!どう転んでも面白そうな状況にワクワクしながら待ってみました。
そして、5分程の時間をかけてかいたハイビスカスがこちら!!!
70点のほどほどに上手いハイビスカスができあがりました・・・・・・いっそ下手に描いてくれー!!!すいません心の声が出てしまいました(笑)。
「上手く描けた♡」
と、満足げにポーズを決める玲奈ちゃん。無敵ですね(笑)。
アニメの原理
続いて「アニメの原理」コーナー。ボタンを押すと、展示物が動きアニメーションの原理が体験できます。
こちらは、1876年にフランスで発明された「プラクシノスコープ」。円筒型のカップの内側に描かれた12枚の動画絵を中央の12角形ミラーに写して回転させながら見るという仕掛けです。
全部で4種類の展示物がありますよ。
デジタルワークショップ
「デジタルワークショップ」のコーナーです。こちらでは、
コンピュータを使用して、色塗りや編集といったアニメのデジタル制作を体験できます。簡単な操作なので、小さいなお子様でもすぐにできますよ。
また、トレースコーナーもあります。
アニメのキャラクターや杉並のマスコットキャラクター「なみすけ」など、好きな手本を選んで、
トレースに挑戦しましょう。手塚治虫先生の魂が乗り移ったかのように、トレースをする玲奈ちゃん。
完成!!!
と思いきや、クシャクシャッとして、
もう一回書き直した(笑)!
そして2回目で納得のいく「なみすけ」が書けたようです!
左が失敗で、右が成功。比べてみると、右の方は目が塗ってありますね。クシャクシャッてしなくても、塗ったら良かったんじゃ(笑)。皆さんも、ぜひ気軽にアニメーション制作を体験してください!
中3階フロア
続いて、中3階フロアを紹介します。
企画展
まずは「企画展」コーナー。年3、4回程のペースで行われる企画展では、新しい作品や人気の作品、キャラクター、クリエイターに焦点をあて、それぞれの世界を詳しく紹介しています。過去には、石ノ森章太郎や赤塚不二夫、ちびまる子ちゃんや創生のアクエリオンの企画展も行われました。
訪れた時は、月間コロコロコミックの人気漫画「怪盗ジョーカー」の企画展が行われていました。貴重な原画に、
アイデアノートや、作者・たかはしひでやす先生の使用している愛用の文房具など、ファンにはたまらない展示でした。
また企画展に合わせて、トークショーやキャラグリーティングなど様々なイベントがおこなわれます。この日はスタンプラリーが行われていたので参加し、
見事プレゼントゲット!「怪盗ジョーカー」の企画展は2016年7月13日(水)~10月16日(日)の期間限定です。ファンの方はお見逃しなく!
アニメシアター
続いて「アニメシアター」のコーナー。こちらでは、150インチの大スクリーンと5.1chサラウンドの迫力でアニメを楽しむ事が出来ます。歴史的な作品やアートアニメから、人気作品まで幅広いアニメが上映されていますよ。
訪れた時は、企画展の「怪盗ジョーカー」と、夏という事で「学校の怪談特集」が上映されていました。中3階に上がる階段の前にスケジュールがあるのでチェックしましょう!
アニメライブラリー
「アニメライブラリー」のコーナーです。こちらでは、アニメのDVDや書籍など豊富なアニメ資料の他、アニメ現場に携わるクリエイターのインタビュー映像も閲覧できます。アニメのDVDは「時をかける少女」や「宇宙戦艦ヤマト」など有名な作品はほとんどあるのではないでしょうか。スタジオジブリシリーズは全て揃っていました。漫画も昔の作品から最新の作品が揃います。アニメの雑誌も沢山ありますよ!混雑時は30分の利用になりますが、平日は思いっきり好きなアニメや漫画を楽しめますよ!
4階フロア ワークショップスペース
続いて最後の4階フロアのご紹介!4階は「ワークショップスペース」コーナーです。アニメ制作体験などのワークショップを行う際は、こちらのスペースで行われます。過去には、「動画トレース体験」「粘土アニメ」「オリジナル缶バッチを作ろう!」などのワークショップが開催されました。月に2回程、主に土日に開催されます。参加は無料ですよ!ワークショップの詳細は「杉並アニメーションミュージアム公式HP」をご覧ください!
また、企画展の時は記念撮影スポットになっているので、写真を撮りましょう♪さらに、このフロアには授乳室もあるので、お母さんも安心ですよ!
アクセス
アクセスをご紹介します!
「杉並アニメーションミュージアム」は杉並会館の3階にあります。
<JR中央線 ・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」>
・バスを利用
「荻窪駅北口」より関東バス(0番及び1番より乗車)で約5分→「荻窪警察署前」下車→徒歩2分
・徒歩
「荻窪駅北口」より徒歩約20分
<JR中央線「西荻窪駅」>
・バスを利用
「西荻窪駅北口」より関東バス(3番より乗車)で約7分→「荻窪警察署前」下車→徒歩2分
・徒歩
「西荻窪駅北口」より徒歩約16分
<西武新宿線「上井草駅」>
・バスを利用
「上井草駅」より西武バスで約7分(荻窪駅行き)→「荻窪警察前」下車→徒歩5分
・徒歩
「上井草駅」より徒歩約22分
<西武池袋線「石神井公園駅」>
バスを利用
「石神井公園駅南口」より西武バスで約20分(上井草駅経由荻窪駅行き)→「荻窪警察前」下車→徒歩5分
まとめ
「杉並アニメーションミュージアム」いかがでしたでしょうか?アフレコなどの体験コーナーに、一定周期で変わる企画展、毎日楽しめるアニメシアターやアニメライブラリーと、小さなお子様は何度も足を運びたくなる施設です!無料でここまで楽しめる施設は非常に貴重ですね。是非、親子で足を運んでください!
名称 | 杉並アニメーションミュージアム |
---|---|
定休日 | 月曜日 (祝祭日の場合はその翌日) |
営業時間 | 10:00~18:00 (入館は17:30まで) |
入場料 | 無料 |
アクセス | 記事内を参照ください。 |
住所 | 東京都杉並区上荻3丁目29-5 杉並会館3F |