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ある日、編集部にこんな取材の問い合わせをいただきました。
このたび、世界各国の“家庭料理”をテーマにしたカフェ「@no aji(アノアジ)」を東京周辺で定期的に開催することとなりました。
日本に住む外国人の方々から直接教わった料理とそのエピソード・レシピを一緒に提供しており、月に1~3回程度の頻度で、東京周辺の飲食店を間借りして営業します。ご関心をお持ちいただけましたら取材やご掲載のご検討をいただけますと幸いです。
ということで今回は、そんな@noajiに取材に行ってきました!
目次
開催日程はInstagramで発信
今回7月20日㈰の開催地は、赤坂見附の「Sprout」というお店でした。
公式のInstagramで、事前に情報が発信されます。
公式Instagramはこちら▶@anoaji_gohan
世界の暮らしに寄り添う、”あの味”を再現
運営している3名は、全員、慶應義塾大学公認の学生団体「S.A.L.(サル)」に所属をしていました。
同学生団体は国際問題や社会問題に取り組んでおり、活動の中でスタディツアーとして海外に2~3週間行くなど、積極的に社会活動をしています。
そんな学生団体での海外経験に加え、運営メンバーは全員、海外経験が豊富。
アメリカやインドネシア、イギリス、オランダ、南米諸国など、様々な国での生活経験があります。
豊富な海外経験の中で、彼らは「外国人として他の国で暮らす」という着眼点を強く得たことで、今度は反対に「日本に暮らす外国人の暮らし」に興味を持ったのだとか。
日本には多くの外国人が暮らしていますが、彼らが日本で手に入る食材を使って、どのように現地の家庭の食卓を再現しているのかは表に出てくるものではありません。
実際に、クラスメイトや大学の教授の紹介を通じて、日本で暮らす外国人の方から直接レシピをレクチャーしてもらい、現地の家庭の味を提供しているのが、@noajiなんです!
こだわりは、エプロンにも!
@noajiの「@」の両サイドにはスプーンとフォークの絵がありますが、「@」はお皿を表現しているのだとか。
さらに、様々な国にフォーカスする意味合いを込めて、居場所を意味する「at」の意味合いとしても「@」を使っています。
さらに、エプロンの裾部分には、それぞれ「めしあがれ」「いただきます」「ごちそうさま」の文字が。
実は、それぞれのメンバーの手書きなんです!
レシピと一緒に”暮らしの物語”を伝える冊子
入店後、席に着くと、そこにはカラフルな冊子が4部。
これらには、過去に提供した各国の料理のレシピや、メニューごとのストーリーが書かれています。
ストーリーは、レシピをレクチャーしてくれた方に実際にどんなシーンで食べたことがあるのか等を聞き取りし、それをベースに作成されています。
こちらは、東インドの家庭料理を提供した際のストーリー。
東インドの料理は、実際に運営メンバーが足を運んだ時に出会った方にレシピを教えてもらったのだとか。
冊子に使用されている写真も、東インドに行った時に撮影したものなんです。
家庭の定番。韓国のあったか定食メニューを実食!
今回のテーマは、「韓国」。
メニューは、以下の定食です(1,200円)。
・チェユクポックム(豚肉の甘辛炒め)
・ミヨックク(わかめスープ)
・サンチュ
・サムジャン
・ナムル
・ご飯
今回は、サンチュの代わりにレタスでの提供でした。
レタスで、チェユクポックム、サムジャン、そしてナムルを包んで、手でいただきます。
サムジャンのピリッとした辛さと、チェユクポックムの甘みの組み合わせが美味しい!
チェユクポックムは、韓国では家庭だけでなく給食でも定番メニューで、韓国人にはとっても馴染みのあるメニュー。
ミヨッククは、誕生日に食べる風習があるそう!
絶対飲んでほしい!自家製クラフトコーラ
各国の家庭料理に加え、@noajiで絶対に頼んで欲しいのが、「自家製クラフトコーラ 300円」。
ソーダ割と牛乳割で選べます。
クラフトコーラは、スパイスにこだわって毎回営業前に仕込んで提供をしている、完全に自家製のコーラです。
今回はソーダ割でいただきましたが、チャイを思わせるスパイシーな香りがクセになる味わい!
牛乳割だと、よりチャイ感が強くなりますよ。
入っている柑橘は、今回はグレープフルーツでしたが、季節の柑橘を使用しているため、毎回異なります。
1年間限定の挑戦に込めた、届けたい味と想い
異文化に楽しんで触れることができる素敵なコンセプトの@noajiですが、営業は2026年3月までで終了してしまいます。
運営メンバーは全員就活を終えた4年生で、2026年4月には社会人として働くためです。
限られた時間の中で、この活動を通して、彼ら自身が様々な国の方と出会い、食文化を知り、それを広める。
ストーリーに興味を持って冊子を読んでくれたり、料理を通じて会話が弾んだり…。
そんな光景に「やっててよかった!」と感じられるのが、彼らのやりがいなんだとか。
まとめ
冊子に書かれた料理ごとの物語を読みながら、手作りの各国家庭料理を頂く。
実際に現在日本で暮らす外国人の方の故郷の味は、不思議と日本人の筆者にとっても、ほっこりと心が温かくなる味わいでした。
営業場所や時間は、その時々で異なります。
営業情報は公式インスタグラムにて都度更新がありますので、要チェックです。
また、満席になることも多いので、お店に遊びに行く時は事前の予約がおすすめです。
月に数回しか出会えない、ちょっと特別な”世界の食卓”。
笑顔が溢れるアットホームな空間で、おしゃべりを楽しみながら異文化に触れられる@noajiに、ぜひ一度足を運んでみてください!
@noaji(アノアジ) | |
電話番号 | 070-2011-4883 |
@anoaji_ |
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予約フォーム | https://forms.gle/MccVBSns4oLVEziZ6 |