ⓘ本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
数年前まで、高円寺は「ラーメン不毛の地」とも呼ばれていました。もちろん美味しいラーメン屋さんはありましたが、数が多くなかったためだと考えられます。
そんな高円寺にもここ数年で人気ラーメン店が増えてきています。今回はその中から、人気が急上昇している長浜ラーメン「ラーメン健太」をご紹介いたします。
実は筆者、博多出身なので豚骨ラーメンには一家言あります。ずいぶん前、このラーメン健太に来店した時は、正直言って“あまり美味しくない”と思っていました。
しかし、数年前に改めて健太のラーメンを食べてみると格段に美味しくなっていて、それから瞬く間に人気店に成長して行ったのです。
目印は「看板」と絶えない「行列」
高円寺駅の北口から伸びる「あづま通り商店会」を徒歩7分ほど歩くと、真っ赤なシェードに「ジョイフーズ サンコー」と書かれたお店が見えてきます。
思わず通り過ぎてしまいそうになりますが、ここがラーメン健太です。
赤いシェードの上に掲げられた看板に無骨ながら勢いのある文字で「健太」と書かれた看板と、いつも絶えない行列を目印にしてください。
来店したのは平日の正午ちょうど。店外には8人のお客さんが並んでいましたが、行列はなんと店内まで続いており合計16人待ち。
鮮魚市場の忙しい漁師たちが、待たずにさっと食べられるように始まったのが長浜ラーメンです。
しかしルーツを逆行する、押しも押されもしない人気店ラーメン健太。さっと一杯どころか待ち時間は必至!!
しかし行列に並び「焦らされることで、より美味しく食べられる」とも言えるのではないでしょうか。列に並んで約20分で席に着くことができました。
調理に時間のかからない(仕込みには長時間かかりますが)博多長浜ラーメンのお店は回転が速いのも特徴。
普段は飲食店に並ばない方も、試しに並んでみるのもいいかもしれませんね。
メニューはクサウマい「らーめん」一択!
注文したのは健太唯一のメニュー「らーめん 800円」。
出てきたラーメンは、デート前には少々憚ら(はばから)れるくらいに獣スメルたっぷり。
店内にも「くさうま最高」と書かれている通り、臭さをとって東京ナイズされた豚骨ラーメンに向こうを張るような、パンチの効いた豚骨スープがウリです。
コレです。博多出身の筆者が求める良い意味での“臭さ”をしっかり感じます。
見た目にも白く泡立つほどの濃厚なスープ。美味しさがギュッと凝縮されているのがわかります。
博多長浜ラーメン特有の極細麺は、スープがよく絡みついて普段より高速ですすってしまうほど。
トッピングはお好みで!お米の持ち込みもOK
トッッピングされているのは、チャーシュー・ネギ・きくらげ・たまご・のり・とぅるとぅる。
初耳の方が多いであろう「とぅるとぅる」とは、健太特有のトッピングで、その名の通りトゥルトゥルな食感が楽しいワンタンです。
こちらは追加トッピング(100円)もできるのでお好きな方はたくさん召し上がってください!
さらに、テーブルに備え付けの紅生姜や辛子高菜をトッピングすれば、アクセントも効いて幸せ指数爆上がり間違いなし!
この美味しさを提供するために、メニューはラーメンのみに特化!
しかし店内には「米、持ち込みオッケー」とでかでかと書かれているので、「ラーメンにはセットでライスがつきもの」という方も堂々と持ち込んで美味しくいただきましょう!
人気店に成長した理由は?
以前とは見違えるようなウマさのラーメン。
なぜ、こんなにも進化したのか知人のラーメン研究家の方に伺ってみたところ…
「大将は、元々博多の屋台で働いてました。ところが健太を出店してしばらくしたある日から、博多の”駒や”というお店で再修行したんです。それからラーメンの味も変わりましたね」と教えてくれました。
再修行をし、行列のできる人気店に成長したんですね。
博多出身も認めるの味!スープが無くなる前に急げ!!
ラーメン健太の営業時間は正午(12時)から。20時までとなっているサイトもありますが、店頭に掲げられている通り「スープがなくなり次第終了」なので注意が必要です。
公式ツイッターのつぶやきをみると、だいたい15〜16時頃にはスープがなくなっているようですので、早めの来店をオススメします。
再修行で生まれ変わったラーメン健太、博多出身の筆者もオススメします!
ラーメン健太 | |
営業時間 | 12:00〜スープがなくなるまで |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | 090-9795-8746 |
席数 | 7席 |
個室 | – |
住所 | 東京都中野区大和町1丁目66−6 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | 高円寺駅から徒歩7分 |
公式サイト | ラーメン健太公式X(旧twitter) |