北京亭の外観

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町中華好きの皆さん、こんにちは!

「町中華に乾杯!」のシリーズがやってきました!

「町中華に乾杯」シリーズとは…

味わい深い町中華で、お酒が大好きな筆者(Mr.tsubaking)が「ただただ美味しいものを食べ酔いしれていこうではないか!」というシリーズです。

第27回目の舞台となるのは、本の街として知られ、かつては日本一の学生街であった千代田区神保町

さらに書店の数は世界一とも言われ、購入した本を純喫茶で嗜む人が多く、文化的な雰囲気を持ちます。

その神保町、実は「東京の中華街」と呼ばれるほど、中華料理店が多いのです。

今回は、何十年もの間学生たちの腹を満たしてきた、ボリュームたっぷりの町中華を出す「北京亭」を目指します。

食に文学と多目的なこの街で、今日も乾杯としましょう!

歴史を感じる黄色い看板「北京亭」

北京亭の外観

「北京亭」は、神保町で1963年に創業し、多くの学生や道行くワーカーから親しまれ続けています。

神保町から、東京ドームや水道橋方面へ歩くこと約5分。

目印は黄色地に、赤の素朴な書体で「北京亭」と書かれた愛らしい看板です。

北京亭の内観

店内は60年近くにも及ぶ歴史が染み込んだ渋い佇まい。

長く店をやってきたからこその雰囲気が漂い、町中華ならではの良さを痛感します。

基本的には1階のみの営業ですが、2階にも数十席があり、貸切も可能とのこと。

まずはやっぱり瓶ビールで乾杯!

北京亭の瓶ビール

北京亭で最初に注文したのはやっぱり「瓶ビール 690円(税込)」。

まもなく30回を迎える同連載は、ほとんどが瓶ビールで口開けのため、すでに魅力や情報を言いつくした感はあります。

というわけで、ビールの豆知識をひとつ。

ビールで有名な国といえばドイツですが、ドイツではビールやワインなどの低アルコール飲料なら、14歳から飲めるんです!

もちろん親や親権者の同伴が必要ですが、16歳になれば同伴なしでもOK!

日本は最近、成人の年齢が18歳に下がりましたが、お酒は20歳になってから。

国が変われば決まりや文化も変わるものですね。

肉の旨味が閉じ込められた「酢豚」

北京亭の酢豚

そんなビールのお供に注文したのは「酢豚 1,080円 (税込)」。

とろみのおかげで具材によく絡んだタレは、酸味が抑えられた甘めの味付けなので、万人に好まれそう!

酢豚の食感は片栗粉の分量によって変わります。ネチョっとしたものもありますが、こちらは口当たりも抜群!

火の通し方が絶妙で、玉ねぎのシャキシャキッとした噛みごたえが、心地よく感じられます。

酢豚の持ち上げ

主役の豚肉は、大きいサイズのものがゴロゴロと9個も入っていました!

このボリューム感は何人かでシェアしても十分満足できます。

また、片栗粉によって肉の味が閉じ込められるため、噛んだ時の旨味の放流が盛大です!

がっつり町中華を味わうには最高なメニューと言えますね。

食感の三重奏「ジャコ豆腐」

ジャコ豆腐

さっぱりしたものも食べたくなり「ジャコ豆腐 530円(税込)」を注文。

なめらかな絹どうふを、丸々一丁使ってあるので、ボリュームも満点です!

あっさりしていながらも芯のある、醤油ベースの中華ダレでいただきます。

ジャコ豆腐の何よりの特徴は、カリッカリのジャコ。味がくどくないので揚げているわけではないと思いますが、空煎りしてあるかのようなカリッと感。

みじん切りにしたキュウリ・人参・玉ねぎもシャキシャキと口の中でリズミカルです。

その隙間を、つるんとなめらかな豆腐が埋めていくという食感のハーモニーがたまりません!

ランチも重宝できる町中華

北京亭のランチメニュー表

町中華には安さを求めて訪れる人も少なくないはずで、そういった方にとっては、今回ご紹介した酢豚が、やや高く感じたかもしれません。

しかしあのボリュームを見れば、値段にも納得。

さらにランチ定食は1,000円以下で食べられるので、お昼ご飯としても重宝できます!

北京亭
営業時間 11:00~15:00/17:00~21:00
定休日 月曜日の17:00~21:00
電話番号 03-3261-4116
席数 55席
個室 なし
住所 東京都千代田区西神田2-1-11
地図 Googleマップ
アクセス 都営地下鉄新宿線・三田線、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分
公式サイト なし
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