ⓘ本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
町中華好きのみなさまこんにちは!東京ルッチの新企画「町中華に乾杯」シリーズがはじまりました。
「町中華に乾杯」シリーズとは…
味わい深い町中華で、お酒が大好きな筆者(Mr.tsubaking)が「ただただ美味しいものを食べ酔いしれていこうではないか!」というシリーズです。
記念すべき1回目の舞台となるのは、文化や芸能の息づく町、杉並区阿佐ヶ谷。ここに、お酒好きにはたまらない町中華があります。
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩4分。
アーケード商店街を通って住宅地の中に現れる黄色い看板が、今回ご紹介する「開々亭(カイカイテイ)」です。
それにしても、いい味しか醸し出してないこの店構え。それでは行ってきます。
昭和感むき出しの町中華
ちょっと寂れた店構えと、壊れかけの看板。
外観にも、チェーン店ではなかなか体感できない“味”が溢れています。
店内は、手前がテーブル席で奥が厨房とカウンター。
手書きのメニューが壁中にびっしりと貼られていて、その品数の多さに驚かされます。
優柔不断の方だと注文を決める前に寿命がやってきそうなほど。
メニューはじっくり決めたいので、まずは「ビール大 600円(税込)」を注文し、飲みながら食べたいものを探すことにします。
町中華のいくつかのお店にある、お酒を頼んだ人にはお通し(無料)を出してくれるサービス。この日は冷奴が出てきました。
ビールにやっこ。根っからの酒好きとしては、なんだか嬉しくなります。
安いのにデカい
最初に注文したのは、いかにもビールに合いそうな「レバカツ 200円(税込)」。
200円なので、小皿にコロンと仏壇にあげるくらいの量で来るかと思いきや…
なんと、4枚も!!
さらに、一枚一枚がこんなにもデカい。
もう1度言いますが、これ4枚で200円ぽっきりです。
そう、開々亭の魅力は、料理のバリエーションの多さだけでなくこのコスパの良さ!
何かの慈善事業の一環としてやられているのかと思うレベルです。
噛めばサクッと音のする衣で、中にはぎっちりレバーが詰まっています。
レバーの食感もしっとりしていて、特有の臭みも全くありません。
ソースをかけて頬張れば、ビールが何倍も美味しくなること間違いなし!
町中華だからこそ、中国のお酒を
お酒に勢いがついて次に注文したのが「老酒 450円(税込)」。
中華料理店に行かなければお目にかかる機会もないであろう老酒は、飲まず嫌いな方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、アルコール度数の高いお酒の多い中国酒の中ではアルコール度数が低め(15%程度)で、飲みやすいお酒なんです。
飲み方は基本ストレート。この日は常温で注文しました。
こっくりした深みがありながら、なぜかさらっと喉を通っていく独特な味わい。
老酒を飲むと、なぜかというか当然というか、中華料理が欲しくなって来るんです。
“小さい料理”はバグってる!
豊富なメニューの中でも、目立つ場所に貼られた「小さい料理」というゾーンがあります。
300円、400円のメニューがズラリ。
お酒にぴったりなツマミになるメニューが並んでいます。
その中から、老酒の味わいにも合いそうな「かに玉 400円(税込)」を注文。
さっき注文したレバカツ然り、こちらのお店は“小さい”という概念がバグっているようです。
幅20センチはあろうかという巨大なかに玉。これで“小さい”のならば、通常サイズにするとフラフープくらいの直径のものが出て来るんじゃないでしょうか。
これが400円。ただただすごい。
外にはしっかりと火が通っていながら、中心部が半熟になっているので食感も楽しく、たっぷりかけられた甘酢あんも酸味が抑えられている優しい味で、勢いよく食べてしまいます。
安いのにカニがたっぷり入っているので風味も十分。
具材はカニの他に・椎茸・ネギ・玉ねぎ・筍など様々で、いろんな歯ざわりが口の中を通り過ぎていきます。
かに玉を食べては老酒で流し込む、幸福の時間が過ぎていくのでした。
シメまで激安!決戦は金曜日
町中華なので麺類も豊富で、シメまでお世話をしてもらえるのが町中華のいいところ。
ラーメンまで食べたい方は、金曜日に出向かれることをオススメします。
なぜなら…
200円!!!!
なんと、金曜日はラーメンが1杯200円という、戦後みたいな値段になるんです!
お酒と中華料理、シメのラーメンまで食べても2,000円で十分に収まってしまう開々亭。
お酒好きには心からオススメいたします!
開々亭 | |
営業時間 | 11:00~14:00 17:30~22:30 |
定休日 | 日曜日 |
電話番号 | 03-3315-1501 |
席数 | 20席 |
個室 | なし |
住所 | 東京都杉並区阿佐谷南2-12-1 丸伊マンション 1F |
地図 | Googleマップ |
アクセス | 阿佐ヶ谷駅から徒歩4分 |
公式サイト | なし |
▼「町中華に乾杯」シリーズ全話はこちら
▼「町中華に乾杯」ダイジェスト版▼