東京の街には東京(もしくは大都市)でしか見られないような広告がたくさん出ています。
それらを見てるだけでもけっこう楽しいので、そんな屋外広告を紹介していくコーナーを始めようと思います!
そしてただ紹介するだけというのもつまらないので、その広告になりきってみるという無謀な挑戦もしてみます。
渋谷スクランブル交差点の北野武
初回は有名な場所にしようと思って、渋谷のスクランブル交差点のこちらの広告にします!
北野武さんの顔がドーンと出てる「DMM.make」の広告です!
DMM.makeとはDMM.comの3Dプリントサービスの名称。
たくさんの広告がひしめき合っている渋谷スクランブル交差点の中でもかなりの存在感があります。
左手の親指と人差し指でCのような形をつくって左目の前に持ってきてますね。なにか穴を覗いてるポーズにも見えますし、顔の前で何か小さなモノを持ってるかのようにも見えます。どういう意味なんでしょうか。
個人的にはこれは手に何かを持ってるポーズで、でもそこに何もないことで見る者の想像を掻き立て、3Dプリントで「どんな形でも作れるぞ」「君なら何を作る?」という意味があるのではないかと思います。
しかし顔がドーンと出てるだけでこれだけの存在感と「何かよくわからん説得力」があるというのもスゴいですね。
……もし普通の人間が同じようにやったらどうなるんでしょうか??
やってみた
というわけで、この広告と同じことを普通の人がやったらどうなるのか、挑戦してみることにします。
同じポーズの写真を撮り、こちらの写真にはめ込みます。
えいやっ!!
うーーーん。
微妙すぎる。
なんか「君なら何を作る?」というより「ちょっとだけまけてくれへん?」って真剣に頼んでるみたいです。
こんなに目立つ形で知らんヤツが屋外広告に出てると、見た人はきっとムカつくと思います。
サングラスをかけてるほうがまだそれっぽく見えます。
しかしやはり北野武さんみたいな存在感も説得力も髪の毛もありません。
ついでに夜バージョン。
うん……。
引いた状態でも。
うーん……。
いや、なんというか、
ごめんなさい渋谷。
土地全体に謝っておきます。
誰かに怒られないかな……。
まとめ
世界の巨匠は、顔だけで何か考えさせられるような説得力があるということがわかりました。
このシリーズ、いろんな広告を毎回誰か普通の人に入れ替えて見ていくと、なぜ企業が高いお金を出して著名人を起用するのかがわかるかもしれません(笑)