芸人の集う街・浅草。

自分達の出番を終えて夜な夜な繰り出すお店を、現役の漫才師である木曽さんちゅうが、自らも顔を出すお店を惜しげもなくご紹介!

“立ち飲み処 ひととなり”は浅草の喧騒が落ち着くエリアにある、魚を中心に全てを深くこだわり抜いた、舌の肥えた芸人達をも唸らせたお店です!

ご挨拶


どうも、東京ルッチ浅草演芸担当木曽さんちゅうです!

写真は…浅草東洋館の前にて、人力車の研修中の皆さん、そしてテレビでも御馴染み『捕鯨船※』のマスター河野さんと!

※捕鯨船とはビートたけしさんご用達の居酒屋。河野さんは元々は芸人で、たけしさんの兄弟子に当たる方なんです。

浅草に居ると、こういうバッタリが比較的日常だったりするんです♪

改めまして平素より浅草東洋館、並びに漫才協会の師匠方の紹介にお付き合い頂きまして、誠に有難うございます。

浅草東洋館の、楽しみ方やアクセスは「浅草東洋館の楽しみ方!出ている漫才師が教える観覧マニュアル!」の記事をどうぞ!

今回はちょっと趣を変えまして…そんな漫才協会の師匠方を含め、浅草をホームとする芸人さんに愛される知られざるお店をご紹介したいと思います!

浅草のグルメで言うと、東京ルッチではコチラの記事がございます。

浅草のランチ14選|実食して探したコスパ抜群の絶品お昼ご飯

この記事が…浅草を拠点とする者から見ても、メチャメチャ的を射たチョイスなんです♪

例えば私個人で例に挙げますと…ローヤル珈琲店はよくネタ合わせや打合せで行きますし、水口は色んな師匠にご馳走になっておりますし、翁そばはしょっちゅう1人で食いに行ってる、デイリーユースのお店ばかり♪

それだけ浅草という街は“芸人”というカテゴリーの人間が身近に居る街なんですね。

「ひととなり」お店の紹介

さぁ、それではそろそろ本題に入りましょう。

私、木曽さんちゅうが紹介する、記念すべき第1回目のお店はコチラ!


立ち飲み処 ひととなりです!

 

どうですか、この佇まい♪

 

昔ながらの雰囲気を醸しつつ、新しさ・若さも感じる、幅広い世代が等しく居心地の良さを感じることが出来るお店なんです!

 

中はこんな感じ♪


“立ち飲み処”ですからね、基本はカウンターのみ。

新しいお店ですから、清潔感に関しては言わずもがな。

いわゆる呑み屋の“年季の入り過ぎた感じ”が苦手な方にもオススメ出来ますし、逆に“あの年季の入った感じがイーんじゃないか!”という方にも楽しめる、非常に汎用性のあるスタイルです。

またメニュー表も…


…味があって良い♪

 

あと、シンプルに「立ち飲みってしんどいんだよなぁ」という方もいらっしゃると思う。

そんな方向けには…


…入り口入って直ぐ左手には写真のようなテーブル席もあるんです!

 

ただ注意点が1つ。

漫才協会etc.の師匠方が先に来店されている時は、この席はまず埋まっております…何ぶんご高齢なもんで、どうかご理解下さいませ。。。

 

漫才協会の話が出ましたので、ご紹介しておきましょう。

コチラは…


…漫才協会が誇る紙切り芸の匠・柳家松太郎師匠の作品が飾ってあります!

こういうちょっとしたスパイスが、また“演芸の街・浅草”で呑んでいることを感じさせてくれます!

紙切りに関しては、近々改めてご紹介させて頂きます、お楽しみに♪

 

それではここから先は、私が独断と偏見で選ぶ…

木曽さんちゅうSELECT・ひととなりベスト5!

どの一品にするか、迷いました。

あくまで私の主観のみで選んでおります悪しからず。

まずは…

5位・レバカツ…150円


レバーは好き嫌いが大きく分かれるところがあると思いますが、私は大好きで♪

レバー特有の臭みがなく、旨味・風味のみが口の中で広がるんです!

揚げ物とビール、合いますよねぇ~♪

ひととなりならではの極め細やかさ、丁寧な仕事っぷりが味わえる逸品です☆☆☆

 

4位・いかすみさきいか…280円


そのままでは終わらない、ひととなり。

「いかすみで仕上げてどうなんの?」とお思いの貴方、是非試してみてください!

噛めば噛むほど味が出るさきいかにコクが乗っかって…味が深くなってるんです。

これがまたチューハイにベストマッチ!

いや、ビールにも合いますね、、、是非☆☆☆

 

 

3位・自家製ポテサラ…280円


パッと見何の変哲もない、ただのポテトサラダですよね?

それが…違うんです♪

普段食べているポテサラの味と、ちょいと違う!

その答は…実はちょっとした隠し味?です!

その答は…コンソメ。

仕込みの時点でコンソメで味を引き締めているんです、故に…ポテサラによくある水っぽさが全くない!

これはマストで加えて欲しい、ありそうでない逸品です!

 

2位・白身漬け丼…500円


この飴色に輝く白身魚を見て、思わず「これは飯が進みそうだ」と、思わずには居られない…食欲を掻き立てるビジュアル!

ハイ、締めにピッタリの逸品です♪

色味でお分かり頂けるかと思うのですが、絶妙な浸かり具合の白身魚。

これ、白身魚であることが意外にポイントで…そもそも淡白だからこそ、しっかり漬けてもしつこくならないんですよねぇ。

ゴマの香ばしさもまた食欲を掻き立てますし、たまに味変でわさびを乗せて食べたりしていたら…残るのは満足感のみ!

締めの一押しはコチラですね♪

 

1位・豚軟骨煮こみ…200円


牛すじ煮こみとか、もつ煮こみは馴染みがありますがね、豚軟骨は珍しいんじゃなかろうか?

しっかりじっくり煮こまれてましてね、本当にとろとろ♪

牛すじやもつのように、時に“見切って飲み込む”ようなことは一切ありません!

味加減も酒のお供にピッタリ、ちびちび摘みながら呑むのです!

見た目程のこってりさはありません、さすが店主が“名物”と冠を付けることはありますね…絶品です!

 

最後に

独断と偏見で選んだベスト5でしたが、他にも魅力的なツマミがいっぱい♪


がつポン、280円!

肉系のあてが欲しい、ただ味付けさっぱりで…そんな時は是非とも召し上がって頂きたい!

こないだなんて、私3皿頂いちゃいました♪

 


刺盛、3品650円、5品980円!

今回はお任せで作って貰ったんですが…左上・アジ、左下・フエフキダイ、右上・クロダイ、右下・ハモ!

ベタにマグロ、ハマチ、イカ…みたいな月並み感がなく、むしろ拘りが感じられて素敵です!

 


もつカレースープ、350円!

まろやかで、でも味に深みがあって、、、とにかく旨い!

締めたいケドご飯とか麺は避けたい、そんな時は軽く締められる逸品です!

何かクセになるんやなぁ。

 

他にも沢山オススメがあるんですが、とにかくメニューもチョコチョコとリニューアルされてますし、いつ行っても新鮮なお店です!

 

もう一度言います、手前のテーブルが埋まっていたら、それは大ベテランの芸人さんの可能性が高い??

 

芸人の舌を唸らせるお店です、皆様も是非一度お試し下さい!