「穴場だと思う街ランキング」で4年連続1位を誇る北千住。
東京メトロの石原さとみさんのCMでも北千住が取り上げられるなど、今注目を集めています。
ディープな下町と開発されたニューエリアが融合する北千住には、古くからの建物と新しいお洒落な建物が共存し、なんともいえないオリジナリティーある深みを出しています。
そんな注目タウン北千住を、ライターのみそ汁おに子と綾部リサちゃんが街ブラしてきました。
北千住の見どころをぎゅっと詰め込んだ観光コース!
北千住に行く予定がある方もない方も、北千住街ブラの際にはぜひ参考にしてください。
目次
豊洲に次ぐ取扱量を誇る水産物市場「足立市場」
都内唯一の水産物市場である「足立市場」は、豊洲に次ぐ取扱量を誇ります。
そんな足立市場で奇数月に開催される「あだち市場の日」は、市場が一般開放される特別な日。
野菜からお肉、お菓子まで売っている物販市場でお買い物を楽しんだり、
プロの市場を体験できる仲卸市場で新鮮な魚介類をGETしたり、
飲食店が立ち並ぶ魚彼岸食堂で絶品市場飯を味わったり。
普段は関係者しか入れない市場を隅々まで楽しむことができます。
そんな市場を余すところなく楽しむことができる「あだち市場の日」は2か月に1回、奇数月の午前9時~午前11時限定ですので、お見逃しなく!
《あだち市場の日》
開催日 :奇数月の第二土曜日(※足立市場HPをご確認ください。)
営業時間:9:00-11:00
住所 :足立区千住大橋50⇒Googleマップ
アクセス:京成電鉄「千住大橋駅」徒歩3分
JR常磐線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス「北千住駅」徒歩15分(※車での入場はできません。)
千住を知りつくしたエキスパート「お休み処 千住街の駅」
「お休み処 千住街の駅」は、千住を知りつくすエキススパートといえる案内所。
スタッフの方がマップを見ながら千住のおすすめスポットや情報を丁寧に教えてくれます。
昭和40年まで営業していた魚屋さんの跡地であるためいまだに冷蔵庫があったり、千住のお土産が販売されていたり、のぞくだけでも面白いスポットです。
また、お休み処というだけあって地元の方の憩いの場となっており、次から次へと地元の方がやってきてはお話をされていました。
このマップと一緒に写っているのは、街の駅にいらっしゃった地元のご婦人が「足立にもこんな人がいたと思い出してください」と言って下さったハンドメイドのブローチ!千住の人の温かさに触れた瞬間でした。
《お休み処 千住街の駅》
開館時間:9:00-17:00(1/1~1/3は10:00-16:00)
休館日 :火曜日(火曜日が祝日の場合と1/1~1/3は開館)・年末
住所 :足立区千住3-69
アクセス:JR常磐線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス「北千住駅」西口徒歩3分
隠れた名店がひしめく「宿場町通り商店街」
「宿場町商店街(サンロード商店街)」は、北千住を代表する商店街。
以前は宿場町だったこの通りは、昔ながらと最新のお店がいいバランスを保っている、歩いているだけで楽しい商店街です。
そんな「宿場町商店街」で、外せないお店3つをご紹介します。
インスタ映え必至の銭湯カフェ「sd coffee エスディコーヒー」
「sd coffee エスディコーヒー」は銭湯をモチーフにしたお洒落なカフェ。
入口のみならず、細かいところまでこだわりの内装がされている店内でもシャッターを切る手が止まらないこと間違いなしです。
そんなインスタ映え必至のsd coffeeで、今回は名物の牛乳シェイクをテイクアウトしました。
「バニラ牛乳シェイク」(650円)と「抹茶めっちゃむっちゃシェイク」(888円)をオーダー。
甘さが全然しつこくなく、食べ進めても全く飽きがきません。
牛乳瓶の形をした最中の皮からソフトクリームが出ているように見えるというお店こだわりの盛りつけにも注目です!
《sd coffee エスディコーヒー》
営業時間:【平日】11:00-19:00
【土日祝】10:00-20:00
定休日 :年中無休
住所 :足立区千住4-19-11
工場直営のスイーツアウトレット「ドンレミーアウトレット」
「ドンレミーアウトレット」は、スーパーやコンビニ向けにスイーツを製造しているドンレミーのアウトレット店です。
製造過程でできた形崩れや端切れの部分などを激安で販売しているこちらのお店は、開店前から行列ができるほどの人気ぶり。
《ドンレミーアウトレット》
営業時間:11:00-21:00
定休日 :年中無休
住所 :足立区千住3-40-2 ホテル ココ・グラン北千住1F
創業60年!1本90円の絶品団子「かどやの槍かけだんご」
昭和27年創業の「かどやの槍かけだんご」は、その名の通りお団子やさんです。
そのむかし近くに通る水戸街道沿いに槍を立てかける松があり、その松の木の前にお店があったことから「槍かけだんご」という名前になったそう。
メニューは「やきだんご」と「あんだんご」(各90円)の二種類。平べったい形が特徴的です。
「やきだんご」は一本一本備長炭で焼き上げられており、しっかりついた焦げ目がいい味を出しています。対して焼かれていないあんだんごはもっちりしていてとろける!
《かどやの槍かけだんご》
営業時間:9:00-17:00(売り切れ次第終了)
定休日 :年中無休
住所 :足立区千住5-5-10
八代続く老舗の絵馬屋さん「千住絵馬屋 吉田家」
「千住絵馬屋 吉田家」は、江戸時代中期から八代続く、老舗中の老舗の絵馬屋さんです。
今でも一枚一枚手書きで絵馬や地口行灯、凧などを描き続けています。
内部は公開していませんが、趣のある建物を見に多くの人が訪れる観光スポットとなっています。
《千住絵馬屋 吉田家》
住所:足立区千住4-15-8
足立区の有形文化財!紙問屋の旧家「横山家住宅」
千住絵馬屋 吉田家の真正面にあるのが、足立区の有形文化財でもある「横山家住宅」。
元々は紙問屋を営む商家で、安政2年に建てられた木造二階建ての建物は、改修はしているもののほぼ建築当初のまま。
玄関の柱には、慶応4年1868年に上野彰義隊が官軍との戦いで敗走した際に付けたとされる刀の跡が今も残されており、歴史を感じることができます。
なお、内部は公開されていません。
《横山家住宅》
住所:足立区北千住4-28-1
食べログの百名店に選出されたハンバーガー「SUNNY DINER」
「SUNNY DINER」は食べログの百名店2017,2018にも選出された超人気ハンバーガー屋さんです。
お店で丁寧に手ごねされたパティ、毎日仕入れる新鮮な野菜、ゴマやケシの実をたっぷり使ったバンズなど、こだわりが詰まったハンバーガーは、一口頬張ると口中においしさと幸せが広がります。
テイクアウトもできるので、今回はお店の隠れたおすすめ「タルタルチーズバーガー」(1,230円)と、チキンバーガーの人気No’1の「タルタルてりやきチキンバーガー」(1,380円)をお持ち帰りしました。
「おいしくて身体にいいものを」をモットーにするサニーダイナーのこだわりのハンバーガーは、北千住を訪れたら食べるべき一品です。
《SUNNY DINER ルミネ北千住店》
営業時間:11:00-22:00
定休日 :不定休(ルミネの定休に準ずる)
住所 :足立区千住旭町42-2 ルミネ北千住店 8F
3年B組金八先生でお馴染みの「荒川土手」
「荒川土手」は、あの3年B組金八先生のロケ地としても有名です。
ランニングしたり、運動したり、ピクニックしたり、みんながそれぞれ思い思いの時間を過ごしているこの土手は、都内であることを忘れてしまいそうなくらいのどかで平和な時間が流れています。
私たちは、先ほど「SUNNY DINER」でテイクアウトしたハンバーガーを食べながらピクニック!
休日でも静かでゆったりとしているので、自分だけの時間を過ごすことができます。
ベストオブ銭湯の呼び名が高い「大黒湯」
ベストオブ銭湯との呼び声が高い「大黒湯」は、昭和4年創業の老舗銭湯。
外観からして風情が溢れまくっています。
出典:http://adachi1010.tokyo/member/daikokuyu/
料金は大人460円、中高生300円、中人(6歳~12歳未満)180円、子ども(6歳未満)80円ととてもリーズナブル。
一日中歩き回ってかいた汗をここ大黒湯でさっぱり流してはいかがでしょうか?
《大黒湯》
営業時間:15:00-24:00
定休日 :月曜日
住所 :足立区千住寿町32-6
昔ながらの味のある飲み屋が立ち並ぶ「ときわ通り」
「ときわ通り」は通称”飲み屋横丁”と呼ばれる、昔ながらの飲食店が立ち並ぶ通りです。
北千住駅西口を出てすぐの場所にあり、『天七』や『千住の永見』など、地元の人に古くから愛されている名店がたくさんあります。
今回は訪れたのが昼間だったためお店は開いていませんでしたが、夕方以降は多くの人が食事やお酒を楽しみに訪れる賑やかな通りとなります。
北千住の街を一通り堪能したら最後はこの飲み屋横丁で一杯ひっかけて帰る、最高の街ブラの締めくくりではないでしょうか!
まとめ
かの有名な松尾芭蕉の「奥の細道」は、ここ千住が旅立ちの出発地であったと言われています。
昔ながらの趣とお洒落な最新スポットが見事に融合していて、目的もなくブラブラしているだけでも楽しい街です。
みなさんも芭蕉が旅した宿場町に思いを馳せながら、歴史と発展が感じられる北千住をゆっくり街歩きしてみてはいかがでしょうか?
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