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お台場にある「日本科学未来館」に行ってきました!(バンザイして周囲の学生よりもはしゃいでるのが私です)

「科学館」というちょっとお堅いイメージがありますが、『日本科学未来館』は言葉から受けるイメージよりもはるかにおもしろくて楽しいスポットです!今回はそんな日本科学未来館を楽しむ10のポイントをご紹介します!

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  • 日本科学未来館のココがイイ

    「ふーん。」じゃなく「スッゲー!」

    科学の展示となると「ふーん。なんか難しいねぇ…。」ということが多いですが、日本科学未来館は「ふーん。」じゃなく「スッゲー!」な科学館です。表現が全然科学的じゃないですが(笑)

    最先端の科学のスゴさが直感で感じられるように工夫されています。さらに館内には「科学コミュニケーター」と呼ばれる役割の人たちがたくさんいて、難しいことでもわかりやすく説明してくれます。

     リーズナブル!

    入館料は
    大人 620円 / 18歳以下 210円

    しかも
    土曜日18歳以下無料 (企画展等を除く)

    水族館などと比べると断然安いんです(8名以上の団体だともっと安くなります)。開館時間は10:00~17:00と少々短めですが、館内は過ごしやすく休憩スペースやレストランもあるので、ファミリーはもちろん、カップルのデートにもオススメです!

    日本科学未来館を楽しみつくすテクニック

    館内の紹介をする前に、日本科学未来館を上手に楽しむテクニックをご紹介します!

    「科学コミュニケーター」に話しかけるべし!

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    科学コミュニケーターの本田隆行さん

    上でも触れましたが、日本科学未来館には「科学コミュニケーター」という役割のスタッフさんたちがたくさんいます。科学コミュニケーターのみなさんは、難しい科学の世界と私たち一般ピーポーをつなぐ橋渡し役で、難しい科学のお話をわかりやすく、おもしろく伝えてくれます。

    各展示にはちゃんと文字での解説もありますが、読んでばかりだと疲れますよね。それが科学コミュニケーターさんの説明だと「おしゃべり」なのではるかに楽しいですし、こちらの理解度に合わせて説明してもらえるのでわかりやすいです!

    ちなみに写真の本田隆行さんは私、本田カズマと同じ大阪府枚方市出身で、務めていた枚方市役所を辞めてまで科学コミュニケーターになったという科学好きです。学生時代には小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトにも関わり、最近ではNHK「サイエンスZERO」に出演したこともあります。私と同姓ですが親戚ではないです。

    開催時間が決まってるものを先に確認すべし!

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    館内イベントは開催時間が決まってるものが多いです。

    後述のプラネタリウム「ドームシアターガイア」の上映時間ASIMOの登場する時間UNI-CUBβに乗れる時間(この3つは特にオススメなのです)などは先に確認して、時間がかぶらないように回りましょう!

    5階→3階→1階の順で見学

    これは日本科学未来館公式サイトでオススメされてる見学ルートですが、まず5階に上がって→3階→1階という順番に見学するのがオススメだそうです!ちなみにこれからこの記事で紹介する順番は記事として読みやすくしてるのでこの順番ではないです。

    ただ上の項目で説明したようにドームシアターガイアやASIMOなどの時間によって移動することになるので、何度か上がったり下ったりすると思います。

    それでは各展示を見ていきましょう!

     

    「宇宙から見た地球」をお台場で眺める

    まずは「つながり」と名付けられたゾーンから。

    Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)

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    館内に入ってすぐのスペースは大きな吹き抜け構造になっていて、直径約6mの巨大な地球ディスプレイGeo-Cosmos(ジオ・コスモス)が頭上に浮かんでいます。

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    地上階にはソファ(ベッド?)があり、寝転んでボーっとジオ・コスモスを眺められます。しかもここは入館料のいらないゾーンなので無料です。

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    ジオ・コスモスと惑星カズマ。

    ジオ・コスモスに細かく線が入ってるのが見えるでしょうか?ジオ・コスモスは1万枚以上の有機ELパネルを継ぎ合わせて1つの球体にしたものなんです。普段は気象衛星から取り込んだ最近の地球の状態が映し出されています。

    「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という毛利衛館長の想いから造られたのだそうです。

    写真だけでは伝えにくいですが、球体のディスプレイなので「地球」だけでなくいろいろな映像を映し出すことも可能で、一定時間ごとにいろいろなプログラムが上映されています。

     

    立体視プラネタリウムで宇宙にトリップ

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    ドームシアターガイア」では大迫力の映像を堪能できます!これは絶対に見るべし!

    日本初の全天周・超高精細立体視映像システム「Atmos」やプラネタリウム投影機「MEGASTAR-II cosmos」(通常のプラネタリウム投影機は星が数万個なのに対してこれは500万個の星が投影できる)などで、これまで以上にリアリティのある星空を体験できます。

    プログラム「バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~」は壮大なスケールの立体視プラネタリウム作品。

    鑑賞料は大人 300円 / 18歳以下 100円です。上映時間は約25分間。

     

    ロボット・アンドロイドに驚愕する

    未来をつくる」ゾーンでは最新の技術を体験できます。

    ★ アンドロイド ―人間って、なんだ?

    アンドロイドとは人間のような形をしたロボットのこと。

    コドモロイド®

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    何やら暗いスペースに隙間が作られていて、中から光が漏れています。中を覗いてみると……。

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    真っ白な空間の中に子どもが!人間ではなく、「コドモロイド」という子どもの姿をした遠隔操作型アンドロイドです。「世界初のアンドロイド・アナウンサー」とのことで、複数の声色や言語でニュースを発信し続けています。隙間から覗く仕組みになってるのはアート作品でもあるからだそうです。

    オトナロイド®

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    こちらは女性の姿をしたアンドロイド「オトナロイド」。
    瞬きや呼吸など細かい動きまで再現されています。となりにあるブースから遠隔操作することが可能で、操作をする人はアンドロイドに自分が乗り移ったような感覚になるなど不思議な感覚を味わうことができます。

    例えばこの技術がもっと発達したら、自分は自宅など一定の場所にいながら、自分の「分身」のアンドロイドが世界旅行をしたり危険な場所に突入したりできて、でも知覚的には自分自身の体で行動したような感覚がある、なんてことも可能になるのかもしれません。

    髪フサフサのアンドロイドほしいです。

    テレノイド

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    こちらの「テレノイド」は、人間の体つきなどの要素を極限まで外して、「必要最小限の人間らしさとは何か」というテーマを追求した遠隔操作アンドロイドです。

    こちらも隣にあるブースから遠隔操作が可能。写真で私がめっちゃ笑ってるのは、そのブースに他のお客さんが入って操作していて、テレノイドを通して会話しているからです。初対面の人同士が実際に面と向かって会話するよりもテレノイドを通したほうが打ち解けて話ができたりするそうです。

    それにしても極限まで人間らしさを排除したアンドロイドと自分がそっくりというのは複雑な気分です。

    ★ ロボットワールド

    つづいては「ロボットワールド」というコーナー。

    セラピー用ロボット「パロ」

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    セラピー用ロボット「パロ」はテレビなどでとり上げられてたので知ってる人も多いんじゃないでしょうか。楽しみや安らぎを与えることを重視したロボットで、市販されてます。

    インタロボット

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    こちらの「インタロボット」はマイクから話した音に反応して動くロボット。頭にバンダナをしてファッションを揃えてみました。

    ヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」

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    こちらもご存知の方が多いと思います!HONDAのヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」!

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    ASIMOはやっぱり大人気で、登場するときはたくさんの人が集まります!登場する時間が決まってるので事前にチェックしておきましょう!

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    二足歩行できるだけでなく、ダッシュしたり片足でぴょんぴょんと跳ねたりすることができます。私もテレビで見たことはあったんですが、実際に生で見るとジャンプする動きなどでバランスをとる姿が本当に人間みたいで感動しました!

    パーソナルモビリティ「UNI-CUB β」

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    そしてこちらはASIMOで培われたバランス制御技術をもとに開発されたパーソナルモビリティ「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」。体を傾けるだけで全方向に動く、次世代の一人用乗り物です。

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    UNI-CUB βに体験試乗して館内を案内してもらうこともできます(有料)。このコースじゃないと入れないところまで行くこともできますよ。

    写真で天井を触ってますが、地震で落下しても安全なように布製の天井が採用されているのだそうです。

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    誰でもすぐに乗りこなせます。すでに大御所の貫禄。

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    ついでにHONDAのUNI-CUB βに乗る科学コミュニケーターの本田隆行さんとHONDAのASIMOと本田カズマ。4つのホンダが揃いました。

    ★ メディアラボ

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    メディアラボは、情報技術と創造性が結びついた展示を紹介する空間です。

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    こちらの「テレサV」というロボットも遠隔操作型ロボット。見た時は休憩中でした。

    ★ インターネット物理モデル

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    「インターネット物理モデル」では、インターネットの仕組みを可視化させてわかりやすく表現されています。

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    コンピュータが情報処理する2進数の0と1を白と黒のボールで表していて、ボールを並べてメッセージを作って他の場所に送ることができます。受け取った側は送られてきたボールの並びからどの文字を意味してるかを判断してメッセージを読むことができます。

    技術革新の原動力

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    「技術革新の原動力」コーナーでは革新的な技術が研究者のどんな創造力に支えられているのかが紹介されています。

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    複雑な実験室の機能を一枚のチップの上に集めた「ラボオンチップ(Lab-on-a-Chip)」の動くところを見てるところ。

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    創造力の源を「むすびつける」「くみあわせる」「ひらめく」「みならう」「きりかえる」の5つに分類して紹介されています。

    そしてこれらの創造力による技術を使って未来にどのようなものを実現したいかということを一般客が書き込めるボードもあります。みんなの「こうなったらいいな」という創造力を見るのも楽しいですよ。

    2050年くらしのかたち

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    2050年のある街を舞台に未来のありかたを考えるコーナー。かざした手の動きだけで画面を操作することができます。

    アナグラのうた ー消えた博士と残された装置

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    人やモノの移動を情報として扱うことで実世界の人間を支援する「空間情報科学」が浸透した世界を体験できるコーナー。

    イベント

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    実験・ワークショップなどいろいろなイベントも開催されています。写真は超電導の実演をしているところ。

    宇宙から深海、生命に想いを巡らす

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    つづいて「世界をさぐる」(5階)フロアを見てみます!ロボットなどがある3階と5階はジオ・コスモスのまわりにあるオーバルブリッジ(スロープ)でつながっています。

    こちらの「世界をさぐる」は、宇宙・太陽系・地球・地球環境・生命・人間・医療のテーマから成り、ロボットなどがある3階が「未来」を「創造」するのがテーマなのと比較すると「そのもの」を「知る」のがテーマといえるフロアです。

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    ぼくとみんなとそしてきみ ―未来をつくりだすちから
    脳科学、霊長類学、認知科学などから見えてきた「生物としての人間」の性質に迫るコーナー。

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    ともに進める医療
    医療の将来像を考えるコーナー。

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    細胞たち研究開発中
    iPS細胞をめぐる近未来のシミュレーションなど、近年注目される「細胞」について知るコーナー。

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    LE-7Aロケットエンジン
    日本の主力ロケット「H-ⅡA」に搭載されているのがLE-7Aエンジン。ここに展示されているのは最初の燃焼試験に使われた実物だそうです。

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    しんかい6500」(原寸大模型)
    深海6500メートルまで潜ることのできる「しんかい6500」の原寸大模型。

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    5階のオーバルブリッジ付近には各年の宇宙飛行士の写真が。ところどころサインもあります。

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    こちらは国際宇宙ステーションの「宇宙居住棟」。

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    無重力を体験…できません(笑) 体とカメラを斜めにしただけです。
    宇宙食など宇宙に関するものが展示されていて、宇宙での生活を感じることができます。

    などなど、全てを紹介しきれてないんですが展示の紹介はここまでにします!

    カフェでも科学

    館内5階にはミライカンカフェというカフェもあって、日本科学未来館ならではのメニューがあります!

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    惑星カレー」(税込700円)
    しっかり具が入っていて食べごたえあり!うまし!

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    レジカウンター横の惑星は絵かと思いきやなんと巨大なクッキーでした。

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    和デニッシュソフト」(税込540円)
    緑色の粉末はなんと抹茶じゃなくてミドリムシの粉末です!
    ミドリムシは高タンパクで栄養価が高く、培養して増やすことができ、燃料まで作れてしまうという用途の広さからいろいろな活用が期待されています。

    実際食べてみると「ミドリムシの味」がどんなのかよくわからなかったんですが(笑)、それを差し置いても美味しいです!

    展望デッキもオススメ

    さらにこちらは7階にある「Miraikan Kitchen」というレストラン。

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    展望デッキがあります!

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    東京タワー、レインボーブリッジ、フジテレビ本社、ダイバーシティ東京プラザのガンダム、あとかなり小さいですがお台場海浜公園の自由の女神も見えます!少し遠いですがレアな光景。

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    中も日光がたくさん入り込んで気持ちいいです。

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    メニューはうどんやラーメン、定食などがありますが、「地球肉まん」という青い肉まんなんかもあります(笑)

    科学なお土産を買う

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    1階または外から入れるミュージアムショップ「Miraikan Shop」では、書籍、実験・観察キット、宇宙や地球・環境に関わる商品、サイエンス雑貨、ASIMOグッズなど幅広い商品を取り揃えています。

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    再び登場ミドリムシ!
    ミドリムシクッキー(税込463円)を買ってみました!

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    食べてみると「素朴な味のクッキー」でした!

    お得情報

    最後にお得情報をば!

    同じお台場にある東京ジョイポリスで日本科学未来館の当日の入場券を提示すると、東京ジョイポリスの「入場料」「パスポート」「ナイトパスポート」300円割引されます!!(半券1枚につき1名分)

    まとめ

    普通の科学館というとレジャースポットとしてはなんだか地味で難しいイメージですが、日本科学未来館はロボットやアンドロイドなどの最先端科学があって単純におもしろかったです!

    そしてじっくり楽しんでいたらまる1日あっても足りないぐらいのボリュームがあります。普通の娯楽・レジャー施設とは一味違うスポットなので、ぜひ一度行ってみてください!

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    名称 日本科学未来館
    定休日 火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
    年末年始(12月28日~1月1日)
    営業時間 10:00~17:00※入館券の購入は閉館30分前まで
    入館料 【個人】
    大人 620円、18歳以下 210円

    【団体(8名以上)】
    大人 490円、18歳以下 160円

    アクセス 新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩約5分
    新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
    東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
    都営バス「日本科学未来館前」、「日本科学未来館」で下車
    京浜急行バス「テレコムセンター駅前」で下車
    無料巡回バス「日本科学未来館」で下車
    ケイエム観光「バス日本科学未来館前」で下車
    住所 東京都江東区青海2-3-6

    本田カズマ

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