遊びすぎてついつい終電を逃してしまった、遅くまで仕事をしていたら帰れなくなった…などで朝までその場所から動けない…という事はありませんか。

そんなときに朝までどう過ごすか…という事をよく飲みすぎて終電を乗り過ごす筆者がシリーズでお伝えしたいと思います。

このシリーズには次の2つのルールを課したいと思います。

  • 次の日にはまた仕事や予定があるという前提でなるべく体力は回復する方法を模索
  • とはいえ他人に迷惑をかける行為は絶対にしない(野宿・トイレ占拠など)
  • 予算は5,000円以内に抑える

栄えある第一回は最近の筆者のお気に入りの町「浅草」。それではお付き合いください。

深夜の浅草ってどんな街?

浅草というと皆さまはどのような街を想像されるでしょうか。

おそらく読んでいらっしゃる方のほとんどすべてが「観光スポット」という回答をされるのではないでしょうか。

実際にバックパッカー宿を点々としながら浅草で暮らすようになるとわかるですが、ここは「観光スポット」と同時に「下町」であるという事に気づきます。

その二つが融和するとどうなると思いますか?

ご存知の方ならすぐにわかると思うのですが、「夜が早い」のです。

実際浅草寺周辺で言うと、仲見世・花やしき方面の西参道は「観光」のための場所なので早々にシャッターがしまりはじめます。

浅草寺のライトアップも午後11時までです。

雑貨やお土産もの、食べ物などでにぎやかな仲見世通りは暗くなるころにはすでにシャッターが閉まっています。

雑貨や金魚すくい・射的といったものが楽しめる西参道も夜20時までには開いている店はごくわずかです。

にぎやかなホッピー通りも、22時前後には閉店するところがほとんどです。

浅草の始発は

東京メトロ銀座線が平日ダイヤで朝5時1分の渋谷行き

東武スカイツリーラインが平日ダイヤで4時58分の南栗橋行き

他にも都営地下鉄・つくばエクスプレスが利用できる浅草なので、24時に終電を逃した場合には、朝5時くらいまでの約5時間をどう過ごすか…というのを考えることになります。

まずは朝まで過ごす装備をドンキホーテ浅草店で整える

まずは、朝まで過ごすにあたっての装備を整える必要があります。

次の日に行動する方の中には、パンツと靴下くらいは履き替えようと購入される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろんコンビニもたくさんありますので、そちらで購入しても良いのですが、よりいろいろなものを購入することを検討しているならばドン・キホーテ浅草店が良いでしょう。

ドン・キホーテ浅草店は浅草の六区といわれるエリアに存在し、有名な浅草園芸ホールの向いにあります。

浅草で朝まで過ごせるスーパー銭湯「まつり湯」

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浅草で朝まで軽く眠る…となった場合に、まず選択肢として思いつくのは、スーパー銭湯「まつり湯」です。

浅草ROXという商業施設の中にあり、深夜営業も行っているこのスーパー銭湯は、合計で11種類のお風呂と3種類のサウナを完備する施設で、朝9時まで(大浴場は朝8時まで)営業しています。

筆者のお勧めは、寝転んだままジェットバスに揺られることができる「フローティング浴」と、お風呂から東京スカイツリーが見える露天風呂(男風呂のみ)です。

タオルやシャンプー・リンスなどのアメニティ類も充実しており、館内着も用意してくれますので、手ぶらでも大丈夫です。

冒頭の5,000円の予算は超えますが、ドミトリータイプの宿泊施設もあり、普通に利用する場合でもリクライニングソファー席や男性専用・女性専用のうたたねスペースがありますので、お風呂でリフレッシュしてすこし眠り、出かける前に朝風呂!なんて事もできちゃうスポットです。

一般入館料が2,700円、深夜になると30分270円の料金が発生するので、5,000円の予算で考えると4時間程度の滞在が可能になります。

まつり湯に限らず、このようなスーパー銭湯で仮眠をとるのであれば、かならず爆音でイビキをしている人がいるので、事前に耳栓の購入と、お酒が入っているような場合にはスポーツドリンクを購入しておくことをお勧めいたします。

浅草近辺のドミトリータイプのホテルを探す場合には注意が必要

リクライニングソファや仮眠のスペースで過ごすのは苦手だ…という方であれば、眠りたければホテル…という事になりますが、5,000円程度でシングルルームで宿泊できるホテルはありません。

しかし、浅草近辺は上述した通り外国人観光客の旅行地として人気で、浅草や上野・浅草橋近辺には実は外国人バックパッカー向けのドミトリーホテルが、ここ1年~2年で急激に増えています。

筆者がよく利用する「和箔蔵」と雷門から歩いて3分「MUSTARD HOTEL ASAKUSA 1」です。利用するときは連休などを除けば3,000円もかからずに利用できます。

浅草近辺や、浅草から歩いていける蔵前や上野の浅草寄りのような場所には、外国人観光客がよく利用するようなホテルがたくさんあり、就職活動で状況している学生や出張で利用しているサラリーマンなども良く見かけます。

寝るためのスペースはもちろん、共用になりますがシャワー(シャンプー・リンス・ボディソープつき)があり、場所によりますが、洗濯・乾燥機が有料で利用できるような場所もあります。

このような施設が、時期と予約方法次第では3,000円を切るような価格で利用できるので、次の日に疲労はのこせない…しっかり眠りたいときには最適です。

予約はbooking.comやagodaといった宿泊先予約サイトを利用すると便利です。

これらのホステルを利用する際には、利用にあたって注意をしておきたいのが、中には22時~でフロントが閉まってしまうような所があります。

そのような所に予約を申し込んでしまうと、予約をとって宿に向かってもスタッフがおらずチェックインができず、キャンセル料金を取られてしまうこともあります。

予約をする際には、何時までにチェックインすれば良いかを尋ねるようにしましょう。

また同時にどういうアメニティがあって、何が無いのかも確認してみると良いでしょう。

明日は休みなので朝まで飲んでやれ!となった場合

明日も仕事だぞ!という方のために「休む」ことをメインにお伝えしてきましたが、明日が休みならば朝まで飲んでしまいましょう!

そんな場合、浅草で飲む!というとホッピー通りが思い浮かぶかもしれません。

浅草の昼飲みスポット「ホッピー通り」ではしご酒を楽しんできた!

この辺なのですが、上述したとおり、実は22時ごろにはすでにほとんどの店舗が閉店してしまいます。

そのような場合には東武スカイツリーライン浅草駅の周辺にあるチェーン店を利用する方がほとんどでしょう。

「台東区!下町らしいところで朝まで飲みたいじゃないか!」とおっしゃるのであれば、30分ほど歩くと上野まで出られますので、上野のアメ横周辺の飲み屋街まで出るのも一つの手です。

まとめ

このページでは、浅草で終電を逃したら!朝までどのように過ごすかという事をお伝えしてまいりました。

実は5,000円もあれば割と朝まで快適に過ごせることに驚いた方もいらっしゃるかもしれません。

昼間とは違う顔を覗かせる「浅草」の深夜の過ごし方、是非参考になさってください。