東京ドームシティにある「宇宙ミュージアム TeNQ(テンキュー)」。”色々な視点から心地よく宇宙を楽しむエンターテイメントミュージアム”がコンセプトのこの施設では、様々な展示を通して、体験しながら宇宙について学ぶ事ができます。宇宙を見下ろす円形シアターに、宇宙人とのフォトスポット、さらには宇宙食まで売っていたりと、館内はドキドキとワクワクが止まりませんよ！今回はそんな「宇宙ミュージアム TeNQ」の見どころを紹介します！
一緒に紹介してくれるのは、アイドルユニット「TheHighR♡ller」の村田玲奈ちゃんです。なんと特技はI字開脚！今回は、I字開脚は飛び出すのでしょうか？それもお楽しみに！
目次
エントランス
まずは、貴重な資料や模型が並ぶ「エントランス」。入場時間までの間はここで待ちましょう！ベンチもありますよ。
地球儀やロケットの模型などみていると、いやがおうにも期待が高まります。
こちらは「宇宙を旅した野球用品」。宇宙飛行士の野口聡一さんが2009年7月24日のオールスターの始球式で投げたボールを、国際宇宙ステーションに持参したことからそう名づけられました。かなり貴重なお宝です！
さらにエントランスでは、ここにも注目！なんと照明やトイレの表示も宇宙テイストになっていますよ！思わず笑ってしまいます(笑)。
トンネル０(ゼロ)
いよいよ宇宙の旅が始まる「トンネル0(ゼロ)」。暗い空間で不思議な音が聞こえるトンネルを進み、メインエリアへと向かいます。残念ながら、ここからの「トンネル0(ゼロ)」「はじまりの部屋」「シアター宙(ソラ)」の3つは撮影禁止です。さらに一回の入場で一回しか楽しめないので、見逃さないように注意しましょう！
暗いトンネル内を歩いていると、風鈴が沢山飾られたスポットがありました。それを見た玲奈ちゃんは
「お化け屋敷みたい！」
と一言(笑)。暗いですが、お化けは出てこないので安心を！
はじまりの部屋
幅約20m、高さ4.5mのプロジェクションマッピングによる、大迫力の映像演出を楽しめる「はじまりの部屋」。下の映像をご覧ください！
一つ一つのキューブに映し出されるのは、様々な時代の宇宙観です。古代から現代にいたる人々の宇宙への想いが表現されています！上映時間は約5分です。
スタッフの方がその場でナレーションをしているのですが、その声と映像が見事にマッチしていて、とても心地の良い空間が出来上がります。
プロジェクションマッピングを初めて見たという玲奈ちゃんは、
「最初、白い壁から人や手が出てきた時は、ちょっとびっくり！でも迫力のある映像で面白い！」
とテンションが上がってました。
シアター宙(ソラ)
続いて宇宙を見下ろすという新しい体験ができる「シアター宙(ソラ)」。直径11mという巨大なスクリーンは、なんと約1600万画素の超高精細！そこに流れる映像を覗きこんで楽しみます。下の映像をご覧ください。
プログラムは、2種類あります。宇宙から地球を見下ろせるようになった人間の視点の変化をたどる「another point of view」。そして色彩豊かな地球の映像と、宇宙の138億年を光と音で楽しむ「Cosmos －光と音が奏でる138億年」。入場時間によって変わるので、上映するプログラムを調べてからチケットを取りましょう！上映時間は約10分です。
「another point of view」を見たのですが、銀河や惑星の高精細なCG表現が圧巻でした。映像を見ているとまるで宙に浮いているような感覚を味わえますよ。もちろん初めて見たという玲奈ちゃんは、
「とにかくきれいな映像で、臨場感がスゴイ！」
と大満足の様子でした！
サイエンス
太陽系探査の最前線を体感できる「サイエンス」エリア。このエリアでは、太陽系探査から得た本物のデータを使用しながら、リアルで面白い展示が魅力です！写真の「リサーチセンター(東京大学総合研究博物館TeNQ分室)」には、なんと本物の研究者が！研究現場を来館者に見せながら、最新研究情報を展示エリアに送り出しているのです。スゴイ！残念ながらリサーチセンターは写真撮影はNGですが、研究者自身の顔が見える博物館は中々ないのではないでしょうか？それではこのエリアの見どころをご紹介します！
探査機view
まずは、月と土星の衛星タイタンの地表映像が楽しめる「探査機view」。スクリーンに投影されているのは、人類が初めて月面に立った「アポロ計画」の際に宇宙飛行士が実際に撮影した動画です。すごい臨場感ですよ。映像に合わせて歩くと、月面を歩いている気分になれます。そして、みなさんお待ちかね！そう、ここで、ついに、出ます！
I字開脚！！人類が月面で初めてI字をした瞬間です(笑)。
みなさんも、ぜひ月やタイタンを歩いてみましょう！
火星を体感！
火星を体感できるコーナー「MARS(マーズ)」。
スクリーンに映し出されているのは、火星探査ローバー(探査車)が実際に火星で撮影したパノラマ写真です。火星は今後ほとんど変化する事が無いそうです。なので、もし玲奈ちゃんが、実際に火星に立つことになっても、感動するより「なつかし～♪」という感情になるかもしれませんね(笑)。
小型探査ローバーの試作機もあります。火星と地球では、電波で情報を伝えても数十分もかかるようです。極限まで無駄をそぎ落とした、フォルムですね！
イマジネーション
操作性のある遊びのコーナーや、ゆっくり映像を楽しむ休憩スペースまで10種類のコーナーが集まったエリア「イマジネーション」。写真だけでも楽しさが伝わるのではないでしょうか？それでは見どころを紹介します！
宇宙自分診断！
まずは、診断結果がなんと30種類以上もある「宇宙自分診断」。「あなたはどんな宇宙人タイプ？」や「あなたに似た人工衛星は？」など3つの中から、コースを選び、診断していきます。質問に対して直感で”はい”か”いいえ”で答えましょう！
「あなたに似た人工衛星は？」のコースを選んだ玲奈ちゃん。宇宙に関する質問かな？と思いきや、「朝食はパンよりご飯党？」など普通の質問もあります(笑)。
いくつか答えると、番号がでるので「診断の扉」でその番号の扉を開けましょう！
玲奈ちゃんは包容力があり、思いやりがある「だいちタイプ」という結果になりました。ちなみに、どんな衛星かというと、
こちらです！地図作成・地球観測・災害状況の把握・資源探査など幅広い分野での利用を目的に開発された「だいち」。「だいちタイプ」の方は、視野が広く相談される事が多いようです！困った時には、玲奈ちゃんに相談してみては(笑)。
アストロボール！
球体ロボット「Sphero」を操作して、制限時間内にロケット発射台へのゴールを目指す「アストロボール」。
コースの先にある穴に入れればゴールなのですが、それまでにいくつかのトラップが！また操作も難しいようで、玲奈ちゃん大苦戦！
結果は、タイムオーバーでご覧の表情に・・・。
一度に大人数でプレイできるので、家族や友達と競争して楽しみましょう！
眺めルーム！
宇宙に関する映像を、思い思いのスタイルで楽しめるコーナー「眺めルーム」。
人工衛星「ダイチ」が撮影した地球の映像や、ロケットの打ち上げ映像など色々なプログラムが放映されています。自分の好きな椅子でくつろぎましょう！
ところでさっきから、端の方が気になっていますよね？
そう、こちらでは、宇宙人とカップルのようなツーショットを撮る事が出来ます！ナンパされているみたいですね(笑)。
宇宙人：ねーねー、彼女！ミステリーサークル作りに行かない？
玲奈：え～昨日、友達と作ったとこだし。
宇宙人：じゃー、キャトルは？キャトル行こうよ！
玲奈：キャトル行くー！！！
※キャトル：キャトルミューティレーションの略
みなさんもステキなツーショット写真を撮りましょう(笑)。
宇宙読み物
「イマジネーションエリア」には宇宙に関する「宇宙読み物」があちこちにあります。窓・扉・吹き出し・キューブ等、色々探してみましょう！
非常におもしろく、興味を引く読み物が多いです。写真は「もしも宇宙で殺人事件が起きたら？」という読み物！答えは、是非実際に行って確かめてください！
ミッションラリーQ
「イマジネーション」エリア最後は、「宇宙ミュージアム TeNQ」オリジナルの謎解きゲーム「ミッションラリーQ」。
1回300円で、カプセルの中には、問題用紙とペンが入ってます。
用紙に沿って展示エリアに隠された問題を解き進んでいきます。これが、かなりの難易度で、大人でも1～2時間かかりますので、時間に余裕を持って臨みましょう！。ミッションクリアした人だけのお楽しみも待っています。ちなみに商品があるわけではありませんよ！「ミッションラリーQ」のコースは「火星人は語る」と「それはコインが導く」の2種類あります。スタッフさんにどちらがおもしろいのか尋ねた所、「火星人は語る」のコースが昔からの定番で人気のコースだそうです！初めての方は、参考にして下さい！
企画展示室
続いては、期間限定の企画を行う「企画展示室」。これまでも、人気漫画の「宇宙兄弟」やウルトラマンとのコラボ企画展示が行われ、話題を集めました。訪れた時は、映画「君の名は。」×TeNQ の『新海誠が描く宙展』が行われていましたよ。2016年7月1日(金)～2016年11月6日(日)までの期間限定開催です。
国内外で注目を集めている日本のアニメーション監督・新海誠氏の最新作映画「君の名は。」。2016年8月26日(金)に公開されました。展示では、「君の名は。」で登場するシーンのロケーション写真・監督のイメージボードから出来上がりまでの過程を知れたり、監督が抱く宇宙への想いや「君の名は。」の見どころなど、TeNQのオリジナルインタビュー映像を上映するなど見どころ満載！
本展初公開となる映画「君の名は。」の作画＆キャラクターの資料は必見です。
さらに、新海監督のこれまでの作品の中から”宙(ソラ)”にスポットをあてたシーンを特別編集した映像を見ることが出来ます。「星がある宙」「夕暮れの宙」「街から見た宙」「雨が降る宙」「人と共にある宙」と5つのテーマに分けられた”宙(ソラ)”の映像を楽しみましょう！
つながる場所
続いては「宇宙ミュージアム TeNQ」で体験した宇宙への好奇心やわくわく感を記憶にしっかりと定着させるエリア「つながる場所」。出口手前のこのエリアの見どころを紹介します！
私の足跡
月面に自分の足あとをつけられる「私の足跡」。床に映し出された月面を歩いてみると、そこには足跡が！人間だけではなく、動物の足跡になる事もあるので、是非なんども歩いてみましょう！
上を見上げると、地球が見えます！月面からの地球はこんな風にみえるんですね。すごく神秘的です。
ちょっと宇宙でフォト
最後の展示コーナー「ちょっと宇宙でフォト」。ここでは、思わず誰かにみせたくなる、おもしろ写真を撮る事が出来るスポットがあります！おススメのフォトスポットをご紹介！
まずは、憧れの職業の宇宙飛行士になって写真が撮れるスポット！宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)のロゴが印刷されたパネルがリアルな雰囲気を醸し出していますね。可愛い宇宙飛行士の誕生です。
続いては、月に座った可愛い写真が撮れるスポット！女の子はこういうシーン憧れたりしたのではないでしょうか？ファンタジーの世界ですね。
次は、誰もが一度は目にしたことのある有名なシーン。宇宙人の両サイドにスーツ姿の二人が立って、宇宙人を連行するシーンを再現出来ます。残念ながら、玲奈ちゃん一人の為、連行というより、年の離れた弟と遊んでいる写真になってしまいました(笑)。
そして最後は、隕石を受け止める写真が撮れるスポット！ここで、誰でも簡単に出来る、おもしろ写真の撮り方を紹介します。
こんな風に、I字開脚するだけで、ワンランク上のおもしろ写真が撮れますよ！「I字で隕石受け止めちゃいました」是非お試しを(笑)。
TeNQ 宇宙ストア
宇宙に関わるグッズが見つかるミュージアムストア「TeNQ 宇宙ストア」。
ここでしか手に入らないオリジナルグッズから、お菓子にアクセサリーや文房具、そして書籍など幅広いグッズが揃いますよ。それでは、玲奈ちゃんが選んだおススメグッズを紹介します！
まずは宇宙のごちそう、宇宙食シリーズ【500円税別～】。外装などは一部違ったりもしますが、こちらの宇宙食は、宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)が認定し、実際に国際宇宙ステーションで食べる宇宙食として採用されたものばかりです。外国人宇宙飛行士に好評だった「スペースカレー」や缶詰なのにふっくら「スペースブレッド」やケーキやアイスをフリーズドライした「スペーススイーツ」と、多数ラインナップ！
玲奈ちゃんおススメはチョコレートケーキ【600円税別】。ケーキの食感がしっかり再現された一品です。
つづいては、スティッキーページマーカーズMars【700円税別】。チェックしておきたい場所にこの付箋を一枚貼っていくと、本の上に火星が完成します。遊び心に溢れていいですね！
そして最後は、角度によって絵が変わる3Dポストカード【400円税別～】。地球や太陽、月、そして宇宙飛行士や地球にオーロラがかかっている様子など、神秘的なイラストがデザインされたポストカードです。定番のお土産ですね！
チケット
チケットについてご紹介します！チケットは、「宇宙ミュージアム TeNQ」のチケット売り場、またセブンイレブンとオンラインで購入することができます。日時指定(15分単位)の予約制になっており、当日券もありますが、確実にこの時間に行きたいという方は、セブンイレブンとオンラインで事前予約がおススメです！オンライン予約にはついては、TeNQ公式HPをどうぞ。
＜チケット料金＞
当日券：一般1800円/シニア(60歳以上)1200円/学生(高・大・専門学生)1500円/4歳～中学生1200円
事前予約券：一般1600円/シニア(60歳以上)1000円/学生(高・大・専門学生)1300円/4歳～中学生1000円
当日再入館：600円
再入館付セット券：一般2100円/シニア(60歳以上)1500円/学生(高・大・専門学生)1800円/4歳～中学生1500円
※再入館付セット券はセブンイレブンのみで販売
※学生・シニアの方は年齢確認の出来る身分証の提示が必要です
障がい者料金：一般1500円/シニア(60歳以上)1000円/学生(高・大・専門学生)1200円/4歳～中学生1000円
※オンライン（Webket）やセブンチケットでの予約購入時は、障がい者料金での購入ができません。一旦通常料金でご購入いただき、入館当日TeNQチケットカウンターで障がい者手帳（コピー可）をご掲示してください。
割引情報！！
東京ドームグループのポイントがたまるカード「TDポイントカード」をお持ちの方は、16:00以降の回のみ200円割引きになります。ただし当日券だけなので注意！
アクセス
アクセスをご紹介します。「宇宙ミュージアム TeNQ」は東京ドームシティの黄色いビル6Fにあります。
最寄り駅はいくつかありますが、JR水道橋駅の西口からが一番近く、徒歩約2分です。東京ドームシティのアクセスは以前に紹介しておりますので、こちらをご参照！↓↓↓
・東京ドームへの最寄り駅とアクセス！便利な駐車場完全ナビ！
まとめ
「宇宙ミュージアム TeNQ」の見どころナビいかがでしたでしょうか？最新の研究データや実際の映像を使用した展示コーナーや、楽しみながら宇宙の事を学べる展示コーナーなど様々で子供から大人まで楽しめる施設だと思います。宇宙というと、これまですごく遠い存在でしたが、最近では民間人でも宇宙旅行に行けるなんて話もよく聞きます。これからは、もっともっと近い存在になる宇宙。是非「宇宙ミュージアム TeNQ」に足を運び学んでみてください！
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| 名称 | 宇宙ミュージアム TeNQ |
|---|---|
| 定休日 | 年中無休（整備休館・営業変更あり）、特定日は春夏冬休み等 |
| 営業時間 | [平日]11:00～21:00 [土日祝・特定日]10:00～21:00※最終入館は20:00 |
| 入場料 | 当日券：一般1800円/シニア(60歳以上)1200円/学生(高・大・専門学生)1500円/4歳～中学生1200円 その他、記事内をご参照ください。 |
| アクセス | JR 水道橋駅（西口）より徒歩2分 都営三田線 水道橋駅（A2出口）より徒歩5分 丸ノ内線・南北線 後楽園駅より徒歩6分 |
| 住所 | 東京都文京区後楽1丁目3番61号 |
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