2015年に30周年を迎えた練馬区立美術館。6000点以上の作品コレクションを持ち、日本の近・現代美術を中心に様々な企画展を開催しています。美術館の1階には「練馬区立 貫井図書館」が、隣接する「練馬区立美術の森緑地」には、かわいくてファンタジーな彫刻群があり、区民の憩いの場としても大人気!今回は、そんな練馬区立美術館の見どころ5選を沢山の写真と共にご紹介します。
一緒に紹介してくれるのは、何事も全力投球なタレント、ポンちゃんこと綾部りさちゃんです!
練馬区立美術館の雰囲気
まずはざっくりと練馬区立美術館の全体を紹介します。「みる・みせる・つくる」をコンセプトに作られた練馬区立美術館は、3階建ての施設です。1階は「練馬区立 貫井図書館」になっており(後ほど紹介)、美術館の入口は2階にあります。
2階には喫茶コーナーと創作室、展示室が2部屋あります。
3階には展示室が2部屋と、
ゆっくりとくつろげる「休憩ロビー」があります。壁がガラス張りになっているので、天気のいい日は館内に日が入りこみ、とても明るく心地よい空間に!思わずウトウトしてしまいますよ。
それでは、見どころを紹介します!
無料で楽しめる展覧会が多い!
練馬区立美術館の魅力の一つは無料で楽しめる展覧会が多い事です。
訪れた日は3つの展覧会が行われており、2つの展覧会が入場無料でした。
広い展示スペースでたっぷりと、気軽にアートに触れ合うことができますよ!尚、有料の展覧会の料金は各展覧会ごとに異なります。
作って発表できる!
冒頭でも言いましたが、練馬区立美術館のコンセプトは「みる・みせる・つくる」です。”みる”は分かりますが、“みせる””つくる”とはどういうことなのでしょうか?答えはコチラ!
実は、2階の「一般展示室」と、
3階の企画展示室1・企画展示室2は創作作品の展示発表のための区民ギャラリーとして貸し出しを行ってます。また、2階にある創作室も貸し出しを行っており、アートを”みる”だけではなく”みせる”そして”つくる”という参加型の美術館になっているのです。貸し出し施設に関しては月に一度抽選会が行われていますので、展覧会を検討している方は練馬区立美術館HPをご確認下さい。※練馬区立美術館の主催事業の期間以外の貸し出し
ちなみに2階の「常設展示室」は、貸し出しを行っていない唯一の展示室です。過去にはボクシング漫画「あしたのジョー」や、16世紀イギリス(イングランド)を代表する劇作家で詩人のウィリアム・シェイクスピアなどの展覧会も行われましたよ!
さわれるアートが沢山!
練馬区立美術館の魅力は外にもあります。併設している「練馬区立美術の森緑地」には、20種類・32体のファンタジーな彫刻群があり、触ったり、乗ったりして楽しめますよ。いくつか紹介していきます。まず一番目立つのは、入り口の緑に覆われたクマ!なんと本物の植物を使った彫刻です。自動潅水(かんすい)で水やりを行っています。
次に目を引くのはカラフルなキリンですね。ちなみに、地面は全面天然芝なので、春になると一面緑色に染まりますよ。
美術館のロゴ・マークから生まれたキャラクター「ネリビー」は全部で3体あります。それぞれ色が違うので、探して見ましょう!
ライオンには、またがって遊ぶ子どもの姿が見られました!
ポンちゃんが歩いているこちらは「動物感覚をとぎすます道」というタイトルの彫刻です。動物感覚が研ぎ澄まされるというのはどういうことなのでしょうか?
その他にもトカゲや、
カエルなどの彫刻がありますよ。「動物感覚をとぎすます道」を歩いてから、ポーズが動物的になったポンちゃん。影響受けすぎてますね(笑)。
最後は、あれ?これは何でしょう?反対側にまわってみましょうか。
反対側も同じでした(笑)。「うつるもの」というタイトルの彫刻です。その名の通り、カメラマンもしっかり映ってますね!
グッズコーナー
入口の受付横にはグッズコーナーがありますよ。練馬区立美術館オリジナルのクリアファイル【350円~】やマグカップ【1,200円】の他、
彫刻群ポストカード【100円】も。ポンちゃんはかわいくて面白い顔のライオンが気に入ったようです。
エコバッグとしての利用に最適な、コットンバッグ【800円】もありますよ!
絵画のポストカードも販売してます。また、写真右の絵画・写真などを豊富に載せた展覧会図録もありますよ。「練馬区立美術館」が出来た1985年から現在までの図録が揃います。1冊3,000円するものもあれば、200円で手に入るものまで様々。行きたかった展覧会を見逃してっしまったという方は、是非チェックしてください。※全て税込表記
他にもこんな見どころが!
幻のピアノ
2階ロビーには1877年製のスタインウェイ・スクエアピアノが展示されてます。調べたところ、スタインウェイ社の1800年後期のスクエアピアノは“幻のピアノ”と言われるほど貴重のようです。こちらのピアノは練馬区立美術館に寄託されたもので、過去にはピアニストを招いて寄託記念コンサートも行われました。訪れた際は是非みてみましょう!
練馬区立 貫井図書館
最後は練馬区立美術館の1階部分「練馬区立 貫井図書館」をご紹介。こちらでは練馬区立美術館で行われた展覧会の図録のほか、これまで行われた日本の近現代美術の展覧会図録や美術関連書籍など、美術に関する書籍が沢山!また美術館・図書館共催のイベントも実施されますよ。
まとめ
他の美術館以上に、身近で気軽にアートにふれることができる練馬区立美術館いかがでしたでしょうか?併設する「練馬区立美術の森緑地」は、子供が楽しめる要素が満載、又疲れたら図書館でゆっくり読書を楽しむ事もできます。色々な楽しみ方が出来る練馬区立美術館に、是非訪れてみてください!
関連記事はコチラ↓
・国立新美術館で気軽にアート&グルメ!入場無料の六本木の美術館!