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東京メトロ丸ノ内線の四谷三丁目駅直結の「消防博物館」。こちらの施設では、江戸時代からの現代に至るまでの、消防の歴史に触れながら、防火と防災について学べます。貴重な資料の展示や、参加型の展示コーナー、消防ヘリや、消防車の乗車体験も行われており、なんと入場は無料!今回は、そんな「消防博物館」の見どころをナビゲートします!

一緒に紹介してくれるのは、アイドルユニット「TheHighR♡ller」の村田玲奈ちゃんです。特技はI字開脚!今回は飛び出すのでしょうか?それもお楽しみに。

消防博物館の全体紹介

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まずは「消防博物館」の全体を紹介します。「消防博物館」は地下1階から地上10階までのフロアで構成させており、様々な展示が楽しめます。入口は地下1階と1階にありますよ。

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大正時代から平成にかけて使われていた消防自動車の展示や、

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本物の消防装備の展示、

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当時の消防活動を分かりやすく解説したジオラマの展示などを見ながら、消防の歴史を知る事ができます。

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消防ヘリの乗車体験は小さなお子様に大人気ですよ!

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また館内には、無料のコインロッカーもあるので、じっくりと展示が楽しめます!

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さらに、ステキな商品が貰えるスタンプカードもあります。2回訪れるだけで、商品ゲットのチャンスがあるので、是非やってみましょう!スタンプカードは地下1階の受付にありますよ!それでは、各階ごとの見どころを10階から紹介していきます!エレベーターを利用し10階に上がりましょう!

10階「展望休憩室」

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10階にある「展望休憩室」では、東京都庁や六本木ヒルズをはじめ、晴れた日にはなんと富士山を見ることができます!また、博物館で唯一の飲食可能スペースです。自動販売機もあるので、お弁当を持参して食事するのもいいですね。ただし、食事のゴミは必ず持ち帰りましょう。

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この日は生憎の雨模様。余談ですが、玲奈ちゃんとはこれで3回目の撮影ですが、3回とも雨で、2回目は台風の中撮影しました(笑)。玲奈ちゃんが指をさしているので、富士山でも見えたかと思い、カメラを向けると、

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まったく見えず。何を指さしているの(笑)。

7階「図書室」

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https://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/mus/mus-kannai-6_7f.html

7階は「図書室」です。消防関係の本や資料が豊富に揃います。本と資料の閲覧のみの利用となり、コピーなどのサービスはありません。開室日と利用時間は毎週水曜日、金曜日、日曜日の13:00~16:30までですよ。

6階「企画展」

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6階は「企画展示室」「映像室」です。企画展が行われるときは、このスペースに展示物が並びます。企画展のスケジュールについては「消防博物館公式HP」をご覧ください。

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「映像室」では、防災アニメが上映されています。「ちびまる子ちゃんの火の用心」「ドナルド・ダックの防火訓練」「スーパーマリオの消防隊」など、6つのアニメ作品がありますよ。個人的には、火を投げて敵を倒すことの出来るスーパーマリオのアニメ「スーパーマリオの消防隊」が気になりますね(笑)。

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また、このフロアには広いキッズルームもありますよ!

5階「江戸の火消し」

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5階の「江戸の火消」ゾーン。火消が誕生した江戸時代の、消防について紹介するフロアーです。消防の始まりについて見てみましょう!

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こちらは、江戸時代の町並みを再現したジオラマです。町人の様子や活躍する火消たちの勇ましい姿がみられます。

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この時代は破壊消火という、建物を壊して燃え広がりをとめる消化方法でした。

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火消の際に使われた道具も展示されています。こちらは、町方が使っていた火消道具。中央は「龍吐水」という火消道具です。上部から水が放水されます。

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こちらは、武家が来ていた装束。右は「奥方火事装束」という、武家の子女が嫁入りの時に持参した火事場用の装束です。避難する時に、雑踏の中でも目立つよう色鮮やかな生地を使っていたようです。

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このフロア一番の見どころはコチラ!火消のシンボルである「いろは48組、本所深川16組」のすべての組の纏(まとい)です。

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本物の2分の1の大きさの模型で展示されていますよ!

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また、このフロアでは、消防ヘリコプターに乗る事が出来きます。ただ、屋外にあるため、雨の日は開放されていませんが、晴れた日に来た際は是非搭乗しましょう!

4階「消防の変遷」

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4階の「消防の変遷」ゾーン。明治時代から大正、昭和にかけての消防を紹介するフロアです。江戸時代に比べ、装備の近代化によってめざましい発展をとげた、消防の変遷を見ていきましょう。

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まず目を引くこちらは「馬牽き蒸気ポンプ」です。

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明治になってから導入された蒸気ポンプ。石炭で火をおこし、蒸気の圧力で放水します。江戸時代の消化方法に比べると、かなり進歩してますね。しかし、この蒸気ポンプは放水の圧力が得られるまで20分ほどかかるようです。

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高さ18メートルまで伸ばすことが出来た「救護はしご車」。木製なのでちょっと怖いですね。

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明治時代の消化活動の様子が、ジオラマで分かりやすく表現されてます。

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大正12年に起こった、関東大震災についての展示もあります。中央気象台の地震計の針が吹き飛んだと言われている関東大震災。火災により発生した強風と竜巻が加わり、消火活動は翌々日の未明まで続いたそうです。

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戦時中の消化器具も発見!火元に投げつけて消化する「防火弾」「手榴弾消火器」、そして防火用の砂ですね。

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各時代の防災服や制服も展示されています。

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最後はこちら、通称「赤バイ」と呼ばれる二輪消防車です。交通渋滞が多い事を背景に、1969年~1976年の間だけ使われました。非常に珍しいバイクだと思います!是非見てください!

3階「現代の消防」

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3階は「現代の消防」ゾーン。火事だけにとどまらず、様々な災害から生命や財産を守るために活動する現代の消防について紹介しています。写真は「ショーステージ」です。

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火事になった時に、どのように消防が動いているのかが良く分かります。

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続いて「消防隊に変身」コーナー。ここでは実際に消防隊が使っている資器材に触れたり、防火衣(子供用もあり)を着て消防ポンプ車に乗ることができますよ!「ポンプ隊」「特別消化中隊」「特別救助隊」の3種類の中から好きな防火衣を選びましょう!

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特別消化中隊をチョイスした玲奈ちゃん。今日一テンションが上がってます!

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ヘルメットを着用し着替え完了!キュートですね♪

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消防ポンプ車に乗れば、消防隊の気分になれますよ!記念撮影をして楽しみましょう。しかしこんな可愛い消防隊がいたら、建物の火は消えても、ハートに火がついてしまいそう!・・・座布団50枚はもらえるぐらいうまい事を言いましたね(笑)。

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そしてこのゾーンの一番人気「空の消防隊」コーナー。空の消防隊として活躍したヘリコプター「ちどり」の一部とエンジン、テールローターが展示してあり、搭乗する事が出来ます。搭乗体験は行列が出来る程の人気ですよ!

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小さなお子様に混じって、玲奈ちゃんも搭乗!スイッチを押すとフロントガラスに飛行映像が流れます。空を飛んでいるような感覚を味わえます。

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機内の装置に触っても大丈夫なので、是非色々と触ってみましょう!

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このゾーンには他にも、最新の消防装備や救急資器材などの実物展示もありますよ!

1階「エントランス」

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続いては1階の「エントランス」。ミニシアターでは、防災アニメや、消防隊の紹介などの映像を楽しめます。

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また、3階で搭乗体験が行われていた消防ヘリコプター「ちどり」の実物が展示されているので、要チェック!この「ちどり」は昭和57年まで現役で活躍していたようです。

地下1階「消防自動車の変遷」

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地下1階の「消防自動車の変遷」ゾーン。大正6年に東京に初めて消防ポンプ自動車が導入されてから、日に日に進化を遂げた消防自動車。このフロアーには、大正から平成までに活躍した消防自動車8台が展示されています。消防自動車の変遷を見ていきましょう!消防クラシックカーは車好きの方には堪りませんよ!

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まずこちらは、なんとメルセデスベンツのシャシにカールメッツ社の梯子を載せた「ベンツ・メッツ梯子自動車」です。昭和30年から50年までの20年間活躍し、出場件数は4000件を超える梯子自動車です。ベンツの消防車なんてなんだかオシャレですね。

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大正13年に輸入された「アーレンスフォックス消防ポンプ自動車」。エンジン前方にポンプを抱えたスタイルは、このメーカー独特のもの。

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こちらも大正13年に輸入された「スタッツ消防ポンプ自動車」。消防車にしておくには惜しいほどの、見事なプロポーションは、多くの人々を魅了しました!

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昭和58年に志村消防署に配置された「イベコ・マギルス梯子自動車」。梯子の先端のバスケット内で操作が可能で、最大地上高は約30メートルです。平成12年まで活躍していたこの消防車は、みなさんの記憶にもあるのではないでしょうか?

point4_3また、このフロアでは「消防自動車乗車撮影会」も行われています。展示車両に乗って記念撮影をし、その場でポストカードにした物をもらえるという人気のイベントです。乗車できる車両は毎回変更するので、なんど訪れても楽しめます。参加も無料ですよ!詳しくは「消防博物館公式HP」をご覧ください。

地下1階「ミュージアムショップ」

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最後は同じく地下1階の「ミュージアムショップ」です。消防博物館のオリジナルグッズから防災用品まで揃いますよ。気になったグッズを紹介していきます!

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まずは防災グッズから。こちらは保温、防暑、断熱に優れた救急アルミックシート【650円税込】。金色を外側にすると保温、銀色を外側にすると防暑、断熱ができます。小林幸子さんの衣装にも見える、スーパー防災グッズですね!

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なんと耐熱温度は150℃というけむりフード【520円税込】。火災時でも下の方の空気を入れて、フードを被れば煙の中を3分間走って逃げれるとう優れものです。

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防災グッズ最後は、アキモトのおいしい備蓄食ソフトパン【440円税込】。缶詰とは思えないほど美味しく、やわらかい、長期保存が可能なパンの缶詰です。備蓄用ですが、おいしさのあまりすぐに食べてしまう方も多いとか(笑)。

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つづいては、オリジナルグッズ!纏をあしらったネクタイピン【410円税込】は金と銀のカラーがあります。他にもヘリコプターと梯子車バージョンも!

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ご当地ハローキティーの東京消防庁バージョン【200円税込】も発見!これは非常に珍しいのではないでしょうか?

この他にも、色々なグッズがあるので、是非立ち寄ってみましょう!

まとめ

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「消防博物館」の見どころ完全ナビはいかがでしたでしょうか?小さなお子様が楽しめる展示が多く、館内はお子様を連れたファミリーの方が多かったです。しかし、消防クラシックカーや消防活動のジオラマなどは、大人の方こそ楽しめる展示です。また消防の歴史は、今の安全な暮らしが当たり前ではなく、多くの人々の努力の上に成り立っている事を学べます。是非、友達や家族と一緒に訪れてみてください!

あっ、最後に、今回玲奈ちゃんのI字開脚が無かったなーと思ったそこのあなた!!甘い!実は玲奈ちゃんは、しっかりI字開脚をしていたんですね。上から3枚目の写真をじっくり見てみてください!それでは(笑)。

名称 消防博物館
定休日 毎週月曜日(国民の祝日に当たる場合は開館、翌日を休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
営業時間 9:30~17:00
入場料 無料
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口直結
JR中央本線「信濃町」駅・「四ツ谷」駅 徒歩各約12分
都営新宿線「曙橋」駅 徒歩約7分
住所 東京都新宿区四谷3丁目10番

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