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家庭円満、縁結び、商売繁盛、事業繁栄の守護神として多くの人達から親しまれ、平日でも多くの人で賑わっている神田明神!東京を代表する強力な神社仏閣・パワースポットとしても有名です。今回はここを訪れた際に是非行って欲しいスポットを厳選してご紹介したいと思います。

一緒に紹介してくれるのは、もうすっかり東京ルッチでもお馴染みになった稲村亜美ちゃんです。

神田明神の簡単な説明

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神田明神(かんだみょうじん)は、江戸城の表鬼門除けに鎮座する、江戸総鎮守(えどそうちんじゅ)。江戸三大祭・日本三大祭の神田祭が有名で、江戸の幕府・庶民に広くあがめられてきた神社です。また、神田神社がとり行う神田祭は、日本三大祭・江戸三大祭りのひとつに数えられ、2年に1度本祭りが行われます。神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内の氏子108ヶ町を、神輿200基がねり歩きます。日本のビジネスの中心地、大手町・丸の内を氏子(うじこ)地域に持ち、企業参拝も圧倒的。男性・商売の縁結びをもたらす、都心の仕事運では外せない神社です。

社殿

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東京大空襲にも耐えぬいた、鉄骨鉄筋コンクリート造・朱漆塗(しゅうるしぬり)の社殿です。

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まずはご祭神に礼をつくし参拝をしましょう~。

社殿裏の摂末社(せつまつしゃ)

まず、摂末社(せつまつしゃ)とは、神社本社とは別にその神社の管理に属し、その境内または、神社ふきんの境外にある小規模な神社のことです。摂社(せっしゃ)末社(まっしゃ)とあわせた呼称である。枝宮(えだみや)枝社(えだやしろ)ともいいます。

この社殿裏の摂末社にはスサノオ命の三天王が並んでいます。神田明神より古い江戸最古の地主神で、パワースポットとしても有名です。社殿参拝後に周りましょう~。
スサノオスサノヲスサノオノミコト)は、日本神話に登場するです。

江戸神社

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三天王の一つである一之宮、江戸神社です。大宝2年(702年)に江戸の地・現在の皇居内にたてられ、江戸最古の地主神として今もなお、あがめられています。慶長8年(1603年)に神田明神が仮遷座(かりせんざ)した時に神田駿河台の地にうつり、その後、元和2年(1616年)に神田明神がこの地に遷座(せんざ)するとともに江戸神社もこの地にうつりました。

大伝馬町 八雲神社

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二之宮、大伝馬町 八雲神社。江戸時代以前に、まつられていたと伝えられています。6月5日、明神境内を発輿(はつよ)し、氏子中を神幸(しんこう)し大伝馬町の御仮屋(おかりや)へ渡御(とぎょ)、8日に遷輿(せんよ)していた。このことから大伝馬町天王と称されました。

小舟町 八雲神社

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ここは三之宮、小舟町 八雲神社。江戸城内吹上御苑より神田神社と共にこの地に遷座されました。小舟町にお仮屋を有し、神輿が渡御されたことから小舟町の天王と称されました

魚河岸 水神社

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日本橋魚河岸水神社は、徳川家の武運長久(ぶうんちょうきゅう)とあわせて大漁安全を祈願するため、魚河岸の先人により武蔵国豊島郡芝崎村神田神社境内に鎮座された。 元和年間(1615年~)に神田神社と共にこの地にうつり、大市場交易神と称されその後、水神社とあらためました。更に明治24年(1891年)魚河岸水神社と社名を変更し、日本橋魚市場の守護神としてあがめられています。

時代劇でお馴染みの…

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本殿から少し奥に行った所に、あの誰もが知っている、時代劇で有名な親分の石碑が立っています。その名は『銭形平次』です!『銭形平次』といえば、北大路欣也さんなど、多くの俳優さんが演じた人気シリーズで、『銭形平次捕物控』という小説の主人公です。その小説の主人公の石碑が立っているんですよ(笑)。面白いですよね。平次親分は、神田明神下台所町に住んでいたという設定から、日本作家クラブが発起人となって作られたそうです。

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ちなみに亜美ちゃんは、ルパン三世の『銭形警部』のお墓だと思って手を合わせていたようです。もう色々とツッコむ所が多すぎますが、かわいいの一言で片づけておきましょう(笑)。

大黒様像

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ここの大黒様は石造としては日本一の大きさを誇ります。夫婦円満・縁結びにご利益があるとされています。

狛犬はこんな所に

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神社と言えば『狛犬』。神田明神にも狛犬がちゃんと左右に配置されていますが、本殿向かって右側にも狛犬の姿を見る事が出来ます。ただし、ちょっと変わった場所に・・・。それがこの石の山の上に立つ二匹の狛犬。これは『獅子山』という関東三大獅子の一つに数えられるものだそうです。

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この獅子は夫婦で、かつて神社の境内の参道にあったそうですが、当時は子獅子もいたそうです。しかし、関東大震災で子獅子がくずれ、親獅子だけが保存されていましたが、天皇ご即位のお祝いに獅子山として建立されました。まだ、建立してから間もない獅子山ですが、現代らしいダイナミックな狛犬の姿を楽しむことが出来ます。

波乗りえびす様

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神田明神のご祭神の一人でもあるえびす様。えびす様といえば『商売繁盛の福をもたらしてくださる神様』として有名です。そのえびす様をとても変わった形で見ることが出来ますよ。

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『えびす様尊像』と言われる、海をイメージした壮大な像です。

神馬に会おう

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神田明神には『神幸(みゆき)号』という神馬がいます。『明(あかり)ちゃん』と呼ばれているその神馬は、参拝者達の心を和ませてくれます。まさか神社で馬に会うと思っていなかった亜美ちゃん。明ちゃんを見つけたときは、

「わーー!!!!!!!!」

とびっくり!ナイスなリアクションをしてくれました(笑)。

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明ちゃんは『あし毛』で、成長とともに白馬に変わっていくそうですよ。今はまだ馬というよりは、ポニーくらいの大きさでしたが、これから大きくなっていくのでしょう。神社で神馬と触れあえる機会はあまりないので、行った際は触れあいましょう~。

あの人気アニメとコラボ?!

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人気アニメ『ラブライブ!』に登場し『聖地』となった神田明神にはそのファンの方々が続々と訪れるようになっています。
※『ラブライブ!』とは、神田明神に近い東京・秋葉原周辺が舞台。廃校の危機を乗り越えようと、9人の女子高校生がアイドルになる物語で、漫画やゲームでも大人気。

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様々な種類のコラボグッズが販売されています。

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5月に開かれる日本三大祭りの一つ神田祭』のポスターにも作品の少女たちが登場しています。

ちょっと変わったおみくじ

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神田明神には、思わず足をとめて引きたくなってしまうおみくじが境内にあります。それはこの『獅子舞おみくじ』です(笑)。

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このおみくじはエンターテイメント性が抜群!200円を入れて、4つのボタンを選んで押します。すると、お拍子にあわせて獅子が踊り出し、口からおみくじが出てきます(笑)。

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さて、亜美ちゃんの結果は・・・

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でした!!

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真剣に読みこむ亜美ちゃん。やっぱり女の子はおみくじ大好きなんですね。ときおり、

「当たってるー!」

の声が。みなさんもお試しください!

アクセス

電車ご利用の方

中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅、東京メトロ千代田線の御茶ノ水駅聖橋口を出て左に曲がります。

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そして横断歩道を左に曲がりましょう~!標識も出てるので分かりやすいです。

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しばらく真っ直ぐ進み『湯島聖堂前』交差点についたら、交差点を渡ってから右です!

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少しすすむと、左側に神田明神が見えてきます。徒歩5分ぐらいですよ。

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しっかりと一礼して入って行きましょう~!

ちなみに京浜東北線・山手線の秋葉原駅(電気街口)からは徒歩7分、東京メトロ日比谷線の秋葉原駅からも徒歩7分、東京メトロ銀座線の末広町駅からは徒歩5分ぐらいです。

車ご利用の方

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車ご利用の方には参拝者駐車場が若干数あります。神社正面の鳥居をくぐり、随神門右側の脇門より入ってください。

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神社北側の参拝者駐車場に停めることが出来ます。

まとめ

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東京の観光名所としても有名な神田明神。縁結びや開運のご利益があるパワースポットとしても有名ですが、神田明神は東京下町らしい神社を『楽しんで感じる』ことが出来る魅力ある神社です。神社にそんなに興味が無い人でも楽しむことが出来ますので、是非一度参拝してみては如何でしょうか?

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名称 神田明神
アクセス JR御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
JR秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線 末広町駅 より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 より徒歩7分
住所 東京都千代田区外神田2丁目16−2