神田で立ち飲みといえば「かぶき」！板前料理とビールでせんべろしよ

安く飲めることが魅力の「立ち飲み」。

しかし安さを保つために、おツマミが出来合いものや量販されているものだったりすることもしばしばです。

もちろん、それでも十分に楽しめるのですが、料理の旨さがあれば尚嬉しいというもの。

今回は安さはそのままに、美味しさのレベルがとんでもなく高い立ち飲み屋をご紹介します。

神田駅から徒歩2分「かぶき 立ち呑み」

神田駅南口から徒歩2分。

神田駅界隈は、サラリーマンをターゲットとした安い居酒屋や立ち飲み屋が林立する地域で、多くの店が派手な外観で誘っています。

今回訪れる「かぶき 立ち呑み」は、そのなかでは渋目の外観です。

お得に呑みたければ“せんべろセット”一択

注文のスタートは「せんべろセットA 1,100円(税込)」。

こちらのお店には、「せんべろセットA・B」と「本格焼酎セット」というメニューがありますが、お客さんのほぼ100％がいずれかのセットを頼むそう。

それもそのはず！

小鉢にいわし料理、お酒が2杯飲めて1,100円という安さなら、頼まない選択肢はありませんよね！

お酒の一杯目は、口開けの「生ビール」を注文。

発泡酒や第三のビールではなく、ちゃんと黒ラベルの生ビールなのが嬉しいですね！

立ち飲みのレベルを超えた料理の数々

小鉢は日替わりのお任せになっていて、この日は「マグロとカツオのとろろがけ」。

作り置きではなく、注文が入るごとにお刺身を切り提供しているので、くさみが全くありません。

身もプリプリしていてジューシー。

同じ価格帯の居酒屋や立ち飲み屋で出てくるお刺身より、一段上の美味しさです！

小鉢といえど、マグロとカツオが2切れに、ブリも1切れ入っていて、ひとり呑みのツマミとしては量も充分。

セットのいわし料理は、15種類ものバリエーションから選べます。

筆者は「いわしの竜田揚げ」をお願いしました。

サクッというより「ザクッ」という表現がぴったりの衣は、ビールのお供に最高！

衣の中のいわしの身からは、ジュワッと旨味が溢れます。

いわし自体も新鮮ですが、揚げ物に使ういわしでさえも注文が入るごとに調理しているそうです。

調理へのこだわりが、見事に美味しさで実現されていますね。

筆者が個人的にオススメするのは、テーブルにある岩塩を削ってレモンをかける食べ方。

塩気でお酒が進みますし、レモンのさっぱり感が◎です。

タルタルソースをつけて食べるのもいい意味でジャンクな感じが出て、、、これもたまりません！

セットの2杯目は「ホッピー(黒)」を注文。

ここまでが「せんべろセットA 1,100円(税込)」なのですが、すべて単品で頼むと「生ビールとホッピーセット、いわしの竜田揚げ」だけで1,260円！

さらに小鉢までついているので、せんべろセットが“超お得”なのがお分かりいただけると思います。

青魚が苦手でも感動！ぷりぷり新鮮ないわしの刺身

あまりの美味しさに、思わず単品で「いわしの刺身 320円(税込)」を追加注文しました。

鮮やかに輝くいわしの身はプリプリとしていて新鮮さが伝わってきます。

青魚特有のクセが苦手な知人も「ここのいわしなら美味しく食べられる」と、感動していました！

単品でも320円(税込)という安さながら、これほど分厚い切り身が何枚も出てくるのにも驚きです！

板前さんの味を“立ち呑み”で愉しむ

なぜこんなに安いのに、新鮮で丁寧に手間をかけて調理しているのでしょうか？

じつは「かぶき 立ち呑み」は、同じく神田に店を構えるいわし料理の名店「かぶき」が運営しています。

そのため、いわしそのものの品質も高く、調理しているのもガチの板前さんなので美味しいのです◎

安いのに「旨い」がこんなに前面に出てくるオススメの立ち飲み屋なので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね！

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