赤坂にある『日枝神社』は、国会議事堂近くの永田町にあり、政財界から絶大な崇敬を受けている格式高い神社です。日本の政治経済の中枢を護る強いパワーを持ち、仕事運・出世運のパワースポットとしても有名ですが、知る人ぞ知る婚活パワースポットでもあります。参拝した人が、良縁に恵まれ結婚したというお話が絶えないらしいです。
今回はここ『日枝神社』を東京ルッチで一番出世欲が強い、貪欲デートマンがご紹介したいと思います。
日枝神社の紹介
日枝神社は格式の高い神社で、東京では明治神宮とならぶ官幣大社です。御祭神を大山咋神(おほやまくひのかみ)とし、江戸時代には、徳川将軍家御用達の氏神・江戸城の鎮守として徳川家から大切にされてきました。また、日枝神社は江戸城本丸の裏鬼門(南西)を守る神様としての役割もしているようです。ちなみに対をなす鬼門(北東)に位置しているのは以前に東京ルッチでもご紹介した神田明神です(※1)。徳川の時代であった江戸時代以降は皇居の鎮守で、変わらず日本の中枢・皇城を守護しています。
また日枝神社は、日本三大祭の一つ『山王祭』で知られ、『山王さん』と親しまれている神社です。御祭神の大山咋神(おほやまくひのかみ)は、山と水を司り、大地を支配し、万物の成長発展・産業万般の生成化育を守護すると言われています。サルが神さまのお使いだと伝わり、神門と拝殿前に神猿像を安置されています。サルは『猿(えん)』とも読むことから、良縁・縁結びのご利益があると言われています。
※1『神田明神に稲村亜美ちゃんと参拝!面白スポットもご紹介!』
鳥居は3ヶ所
日枝神社のご神域に通じる鳥居は3ヶ所あります。
表参道
こちら側が正式な表参道の『男坂』です。
社殿正面に一直線に通じる石段の参道で、上昇運アップのスポットと言われています。正式な表参道の男坂から参拝する方が良いらしいですよ。
手水舎は男坂石段を登った左手にしかありませんのでご注意を。
裏参道
こちらは外堀通りに面した赤坂側の裏参道です。
ちなみに、こちらの裏参道ではエスカレーターで境内に上がる事も出来ますよ。
西参道
こちらは表参道の西側の入り口になります。写真の右側に行くと表参道、左側に行くと階段の稲荷参道になります。
ちなみに日枝神社の鳥居は、山の形をした『山王鳥居』と言い、他の神社では見られない、日枝神社独特の鳥居です。
境内へ
では表参道から入り、境内をご紹介します。こちらの神門から入ります。
日枝神社は縁結びにご利益があるので、東京大神宮と同じく、神門にハートマーク!正式には『猪の目(いのめ)』と呼ばれる形。携帯の待ち受け画面にすると恋愛運がアップするとの噂も…。
神門の内側には神猿像が安置されています。
どちらの像も鮮やかな色合いです。内側にあるので、気付かず、そのまま社殿に向かう方が多いので、要注意ですよ。
社殿
現在の日枝神社の建物は、昭和20年の東京大空襲で全焼してしまいましたが、昭和33年に朱塗りの重厚な社殿に再建されたものです。再建される前の当時は、すべて木造で国宝にも指定されていました。
平日の昼間に撮影に行きましたが、仕事運・出世運アップのご利益があるという事なので、多くのビジネスマンの姿が見られました。
勿論、一番出世欲が強い、貪欲デートマンもしっかり参拝しました(笑)。
狛犬じゃない?!
社殿の両隣には、他の神社と大きく違う所があります。両隣には狛犬ではなく神猿像が置かれています。
『さる』という音から『勝る(まさる)』・『魔が去る(まがさる)』とも考えられ、『勝運の神』や『魔除けの神』として置かれています。音読みの『えん』という音から、猿が『縁(えん)』を運んで来てくれると考えられ、商売繁盛や縁結びを祈願する方も多いです。
右にいるのがオスの猿です。本来、猿は山の守り神で、木や生き物を生み出し育てたと伝えられています。それにあやかって物事を生み出す、発展させる『商売繁盛』や『社運隆昌』にご利益があると言われているそうです。
本殿に向かって左がメスの猿です。子ざるを抱いていて、子宝や安産のご利益があると言われていて、女性に人気のパワースポットになっています!
日枝神社に行った際には可愛らしいパワースポット、お猿さんに触れてみてくださいね。
可愛いお守り&おみくじ
日枝神社にはお猿さんがモチーフとなったお守りや御朱印帳、絵馬がたくさんあります。
こちらが人気のお守りです。『魔が去り、何事も勝るようなる』といったご利益が込められています。にっこり笑っているお猿さんがとても愛らしいですよね。他の神社にはないお守りです。
おみくじもお猿さんです。おみくじの中にお守りも入っているのでお得です。
デートマンは『必勝』のお守りをゲット!
大吉ではなかったので、おみくじを結んで帰りました。
隠れパワースポットはココ
ここはよく見過ごしてしまう人が多い、ご利益スポット『日枝神社』の『末社(まっしゃ)』です。社殿の右側奥にあるこの場所が最近『日枝神社の隠れパワースポット』として密かに注目を集めています。
※『末社』とは境内の外や神社の付近にある小規模な神社のことを言います。
末社は、左に『山王稲荷神社』、右に『猿田彦神社』・『八坂神社』の2社が並んでいます。
八坂・猿田彦神社
猿田彦神社は日枝神社内で最も、仕事運・道ひらきの強力なパワースポットとして有名な神社です。物事を良い方向に導く神様『猿田彦神(さるたひこのかみ)』が祀られています。自らが進むべき道のヒントを求め、参拝にくる方も多いようです。
デートマンもピンクスーツを着てみたりと、人生の進むべき道を彷徨いまくっているので、自らが進むべき道のヒントを求め、しっかりと参拝しました(笑)。
山王稲荷神社
山王稲荷神社は日枝神社の遷座以前からこの地に祀られていた、日枝神社の地主神です。この地主神をきちんと参拝する事が、神社で開運の一つのポイントなので覚えておきましょうです。私利私欲のお願い事はせず、感謝に徹するのが良いでしょう。
一番出世欲が強い、貪欲デートマンの様な『私利私欲の塊の様なお願い事』だけするのはきっと良くないでしょう(笑)。
稲荷参道
こちらは西参道に続く、稲荷参道の『千本鳥居』です。『千本鳥居』は、全国各地にある稲荷神社で見る事が出来るのですが、都内に2ヶ所しかない内の一つが日枝神社にあります。
急な階段となっているので永遠に続いているような錯覚になります(笑)。この参道に入った途端、凄く心地良い感じに包まれますよ。真っ赤な鳥居と旗のコントラストが美しいスポット!ここも日枝神社のお薦めスポットでしょう~!
神前結婚式
こちらは敷地内の披露宴会場『日枝あかさか』です。縁結びで有名な日枝神社は、格式高い神前結婚式でも人気スポットになっています。多くの著名人の方々もここで式を挙げられています。
寺島しのぶさん、中村獅童さん、過去にはスピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんも、日枝神社で挙式した事で知られています。
都心とは思えないほど豊かな緑に包まれた『日枝神社』で本格神前式で夫婦の絆を誓え合えるなんてロマンチック過ぎますよね!
まとめ
約800年の歴史も持つ日枝神社。都心にありアクセスも抜群なので、気軽に参拝できる神社としてとても人気の神社です。2016年は申年!まさに『日枝神社の年』と言っても過言ではありません!まだ訪れた事が無い方!この強運パワースポットに是非一度訪れてみては如何でしょうか?
名称 | 日枝神社 |
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営業時間 | 午前5時~午後6時(4月~9月) 午前6時~午後5時(10月~3月) |
アクセス | 地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分 地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分 地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分 地下鉄(銀座線・丸の内線)赤坂見附駅(出口11)徒歩8分 |
住所 | 東京都千代田区永田町2丁目10番5号 |
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