ⓘ本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
昭和の時代が終わって30年以上。令和となった今でも、その空気を伝え続けるお店は貴重な存在です。
今回は、昭和から営業を続ける歴史深い喫茶店の一つをご紹介いたします。
「王城」は東京のレトロ喫茶の雄
上野駅から徒歩5分。飲食店が立ち並ぶ一角に、紫がかったえんじ色の看板と威厳を感じさせる佇まいをした店構えが現れます。
昭和45年に創業し、すでに50年を超える歴史を重ねてきた喫茶店「珈琲 王城(おうじょう)」です。
土曜日の11時頃に来店したので、地元の常連さんがモーニングをしながら談笑し、早めのランチに訪れた「昭和レトロ」好きと思われる20代くらいの女性グループもチラホラ。
古い喫茶店は、一見さんが入りにくいところもありますが、こちらは老若男女誰でもが入りやすい雰囲気が出来上がっています。
さすが、様々な人が行き交うターミナル駅上野で長年愛されているだけの懐の広さ。
ひき肉たっぷり!ミートソーススパゲティを実食
喫茶店ランチといえば、懐かしの洋食がイメージされる通り、こちら王城でのオススメのランチもスパゲッティ(あえてパスタとは言いません!)。
筆者が注文したのは、中でも3代目オーナー自ら推しの声を上げる「ミートソーススパゲッティ 900円(税込)」。
まず驚くのはその量です。
「標高」と言いたくなるくらい山盛りにされた麺の上に、赤みが鮮やかな自家製のミートソースがたっぷりかかっています。
運ばれてきた瞬間から、食欲をそそるように立ち上る、ひき肉とトマトの美味しそうな香り。
一口食べれば、うま味と甘味の詰まった肉汁とトマトの優しい酸味が口いっぱいに広がります。
タバスコをかけると辛味と酸味がプラスされてアクセントになりますし、粉チーズをかければコクと風味がブーストされて最高です。
そのままでも美味しいのはもちろんですが、この味変で女性の方でも山盛りなスパゲッティをペロリと食べてしまう人が多いんだとか。
11:00からのセットメニューにすればスパゲッティに珈琲や紅茶、ジュースなどのドリンクがついて1,000円(税込)でいただけます。
筆者はセットで珈琲を注文。
オーナーが「当店の珈琲は、酸味を抑えながらコクがあり食事にも合うようなブレンドにしています」と語っているように、食事中にも食後にもぴったりな一杯です。
レトロな空間に映えるクリームソーダも
お腹いっぱいになったら、昭和、平成、令和と3つの時代を生き抜いてきた歴史の重みある店内をゆっくり楽しむのもまた一興。
豪華ながら落ち着いた電灯や、派手なのに滋味深い色合いがレトロな雰囲気を作り上げています。
昭和を生きた人にとっては懐かしくZ世代にとっては新鮮に映る、「チャラくないレトロ感」が充満した居心地のよい空間です。
甘いものが好きな方には、見た目にも綺麗な「クリームソーダ 750円(税込)」もオススメ!
鮮やかな緑の中に待ったなチェリーが浮かぶと、どこか「宝物感」が漂いますね。
上野の純喫茶で昭和レトロを体感
ランチだけではなくティータイムにも活躍する王城。
上野に出かけたついでではなく、ここを目的地にしてもいいくらい素敵なお店です。
王城 | |
営業時間 | 8:00〜21:30 |
定休日 | 不定休 |
電話番号 | 03-3832-2863 |
席数 | 25席 |
個室 | なし |
住所 | 東京都台東区上野6丁目8-15 |
地図 | Googleマップ |
アクセス | 京成上野駅、都営大江戸線上野御徒町駅から徒歩4分 JR山手線御徒町駅から徒歩5分 |
公式サイト | 王城(Twitter) |
▼▼予約&クーポン確認▼▼ | ||