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老舗の高級店が並ぶ銀座という街。この地でお店を出し、数多の競合店を相手に勝負するのは並大抵のことではありません。

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そんな銀座で人気のパン屋さんは日々の探求を怠らず、こだわりを誠実に貫いてきたお店ばかり。何ものにも染まらない個性の強さを感じます。

今回は、銀座のパン6選をご紹介。ナビゲーターはお菓子作家の山本蓮理です。

THE CITY BAKERY 東急プラザ銀座店

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銀座駅直結の「東京プラザ銀座店」内にあるTHE CITY BAKERY(ザ・シティ・ベーカリー)」。ガラス張りのスタイリッシュなお店です。

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お店の中央には「SABA」の看板。イカスミパンとカレー風味の鯖がやみつきになる「スパイシーさばサンド 680円(税抜)」は、お店一押しの商品です。黒いパンに紫の野菜、そして鯖…インパクトしかありません。(※価格は取材時のものです)

ハード系ブレッドのサンドイッチは、ほかにも「生ハムとブリーチーズ」、「スモークサーモンとクリームチーズ」があります。

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半円型の厚いパイ生地に、トマト、チーズ、バジルが挟まれた「マルゲリータ 390円(税抜)」を実食。(※価格は取材時のものです)
バターをたっぷり使い、何層にも折り込まれたパイ生地のサクサク感がたまりません。

チーズは厚みがあり、たっぷり入っていて食べごたえ抜群。トマトは大き目でジューシー、バジルは存在感があります。ワインやビールなど、お酒にも合いそうな一品でした。

THE CITY BAKERY 東急プラザ銀座店
営業時間 【BAKERY】7:30~22:00
【CAFE】 7:30~21:00
定休日 不定休(東急プラザ銀座店に準ずる)
電話番号 03-6264-5201
席数 55席
個室 なし
住所 東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座B2F
地図 Googleマップ
アクセス 東京メトロ「銀座駅」C2・C3出口地下直結
公式サイト THE CITY BAKERY 東急プラザ銀座店/Instagram
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みやざわ

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サンドイッチが有名な喫茶店「みやざわ」。オレンジ色の看板が目を引く、レトロな外観が目印です。なんと昼11:30~翌朝3:00まで営業しています。(※14:30~16:00は中休み)
そのため銀座の夜の世界でも重宝され、長年愛されてきました。

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大人気の「タマゴサンド 1,000円(税込)」は大きめにカットされた卵とパンにしっかりぬられたバター、塩気の強い味付けが特徴。

気軽につまめるサイズ感がフィンガーフードとしても人気で、お土産にも重宝する一品です。「ヒレカツサンド 1,100円(税込)」、「ミックスサンド 1,000円(税込)」も人気商品です。

みやざわ
営業時間 11:30~14:30/16:00~翌3:00
定休日 土・日・祝
電話番号 03-3571-0169
席数 32席
個室 なし
住所 東京都中央区銀座8-5-25 西銀座会館1F
地図 Googleマップ
アクセス 「新橋駅」銀座口から徒歩5分
公式サイト みやざわ(Instagram)
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ジャン・フランソワ GINZA SIX店

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GINZA SIXの地下2階は、人気パン屋さんが並んでいます。その一つがこちらのJEAN FRANCOIS(ジャン・フランソワ)」です。

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フランス最優秀料理人賞を受賞したこともあるジャン・フランソワ・ルメルシエがプロデュースするパン屋さんです。素材の味が引き立つ優雅なパンは、本場フランスのパンを見事に再現しています。

銀座店は全体的にに甘めのパンが充実していました。写真中央のピンクのパンは「クロワッサン・ハイビスカスフランボワーズ」
ハイビスカスの南国を思わせる華やかな香りと、フランボワーズのさわやかな酸味を感じるクロワッサンです。

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ジャン・フランソワで10年間不動の人気No.1「クロワッサン・フランソワ 248円(税込)」は珍しいリボン型のクロワッサン。パリパリの食感とバターの風味が忘れられない一品で、今も日々新しいリピーターを獲得しています。

Viennoiserie JEAN FRANÇOIS GINZA SIX店
営業時間 10:30~20:30
定休日 不定休(GINZA SIXに準ずる)
電話番号 03-5537-5520
席数 テイクアウトのみ
住所 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2F
地図 Googleマップ
アクセス 東京メトロ「銀座駅」A3出口から徒歩2分
公式サイト Viennoiserie JEAN FRANÇOIS GINZA SIX店
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アメリカン

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食パン一斤を使った、豪快なサンドイッチが食べられる「AMERICAN(アメリカン)」。お昼前からランチ目当てのお客さんが列を作っている大人気店です。

有名人にもファンが多く、サインもたくさん貼ってあります。お店の中で食べることも、テイクアウトも可能。

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定番は「たまごサンドイッチ」食パン一斤に、溢れんばかりのたまごが挟まれています。写真は「ツナタマゴ」なんとこれで税込み800円!!

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パンが厚すぎてかぶりつくのは至難の業。少しずつ攻略していきます。店内でも食べる場合は、半分食べたところでギブアップしてしまうお客さんも多く、その場合は残り半分をお持ち帰りもできます。

サンドイッチの種類は、ほかにも「ハンバーグサンド 800円(税込)」「ローストチキンサンド 1,000円(税込)」「パストラミビーフサンド 1,400円(税込)」などがあります。

AMERICAN
営業時間 8:30~10:30/11:30~14:00(※パンが無くなり次第終了)
定休日 土・日・祝
電話番号 03-3542-0922
席数 28席
個室 なし
住所 東京都中央区銀座4-11-7
地図 Googleマップ
アクセス 東京メトロ日比谷線「東銀座駅」3番出口から徒歩2分
公式サイト
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CENTRE THE BAKERY

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究極の食パンとサンドイッチを味わえると好評のCENTRE THE BAKERY(セントル ザ・ベーカリー)」。人気の高さから、食パンは一人一日3本までと制限されています。

どの時間帯に行っても常に列ができており、30分以上は並ぶこと必至。だけどそれに値するだけの味が、このお店にはあるのです。

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併設のレストランではさらに食パンを堪能できるメニューが満載です。朝10時からは食パン食べ比べが可能。2~3種の食パンとジャムやバターの組み合わせを楽しめます。

サンドイッチは11時から注文可能。

中の具材に合わせて使用する食パンも変えており、「オムレツサンドイッチ 972円(税込)」、「べジ・ポテトサンドイッチ 1,620円(税込)」、「フルーツサンドイッチ 2,160円(税込)」などでは国産小麦の角食パンを使用。

「ハムステーキサンドイッチ 1,944円(税込)」、「ビフカツサンドイッチ 10,800円(税込)」!!!!では、北海道小麦のプルマンを使用。

「BLTサンドイッチ 1,500円(税込)」、「クラブサンドイッチ 2,592円(税込)」では、カリカリに焼いて食べるのにおすすめな山型のイギリス食パンを使用しています。
(※すべてテイクアウトの価格です)

CENTRE THE BAKERY 銀座店
営業時間 10:00~19:00(※食パン売り切れ次第閉店)
定休日 火曜日
電話番号 03-3562-1016
席数 テイクアウトのみ
(※併設のカフェは56席)
住所 東京都中央区銀座1-2-1 東京高速道路紺屋ビル1F
地図 Googleマップ
アクセス 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3番出口から徒歩1分
公式サイト CENTRE THE BAKERY 銀座店(Instagram)
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木村家 銀座本店

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1930年創業、150年近く愛され続けている「木村屋」。百貨店でもおなじみですが、本店は銀座にあります。

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お店に入ると、まず最初に小ぶりのパンを販売するコーナー。

表面にけしの実がまぶされた「けし 200円(税込)」、桜の塩漬けをのせた「桜 200円(税込)」など、趣向の凝らされたパンが10種類近く並びます。あんの代わりに大きな黒豆を包んだ変わり種も。

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店の奥に進むと、「あんバター 300円(税込)」 の山があり、「当店1番人気」の文字が。これに出会うためにここに来たんだ…と運命を感じ、

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即購入してしまいました。

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あんは、木村家自慢のほっくりとふくよかな甘さ。豆の味がしっかり生きて、歯ごたえもあります。バターはふわふわのホイップバター。くせのない味があんを引き立て、とろりと溶けていきます。

パンが弾力のあるソフトフランスパンなので、ふわふわの中身とのコントラストをより感じることができて、新食感に感動。

これが普通の柔らかいパン生地だったら全体がやわらかすぎて、なんとなく飲み込んでしまうものになっていたかもしれません。老舗から生まれた新しいスタンダードに脱帽の一品でした。

銀座木村家 本店(ベーカリー)
営業時間 10:00~20:00
定休日 大晦日・元旦
電話番号 03-3561-0091
席数 テイクアウトのみ
住所 東京都中央区銀座4-5-7 銀座木村家1F
地図 Googleマップ
アクセス 東京メトロ「銀座駅」A9出口からすぐ
公式サイト 銀座木村家 本店
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閉店したお店

【2023/1/31閉店】ビゴの店 ドゥース・フランス

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※2023年1月31日をもって、移転のため閉店しております。(※公式サイトで確認)

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銀座マロニエゲートの地下2階にある「ビゴの店 ドゥース・フランス」。ドンクから独立したフィリップ・ビゴが設立した添加物を一切使わないフランスパンのお店です。店の壁の至るところでビゴさんが見守っています。

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定番のクロワッサンから、クロックムッシュ、ピザなど、親しみやすいパンが並んでいます。

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「スーリーペペ 税込216円」は、フランスで幸運を呼ぶとされているねずみの形をしたパン。中にはカスタードクリームが入っています。

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「フーガス~グリュイエール~ 税込378円」を実食。この大きさ!!なんと直径27㎝驚異のビッグサイズです。フーガスとはこの葉っぱのような形のことで、フランスのパンでは定番ですがこんなに大きいのは見たことがありません。

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食べてみると歯ごたえしっかり。グリュイエールチーズの風味と塩気が全面にいきわたっています。

トースターで焼いてみると、カリカリのチーズがさらにカリカリになって香ばしさ全開!思わずビールがほしくなりました。

なんといっても大きいので、食事の付け合わせにちぎりながら食べるのもいいかもしれません。

ビゴの店 ドゥース・フランス

営業時間 :11:00~21:00
定休日  :不定休(銀座マロニエゲートに順ずる)
住所   :東京都中央区銀座3-2-1マロニエゲート銀座2 B2F
地図   :Google map
アクセス :JR 「有楽町駅」中央口より徒歩4分/東京メトロ「銀座一丁目駅」4番出口より徒歩2分/東京メトロ 「銀座駅」C6・C8・C9出口より徒歩2分
公式サイト:ビゴの店

【2023/2/14閉店】アンティーク 銀座本店

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※2023年2月14日をもって閉店しております。

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かわいらしい外観で笑顔になれる「ハートブレッド」を提供する「アンティーク」。何度もテレビで取り上げられており、女性に人気のパン屋さんです。

パンはオリジナリティにあふれた甘いものが主体で、ハード系はあまり見当たりません。

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看板商品の「マジカルチョコリング 税込637円」は、リング型のデニッシュ生地にたっぷりチョコレートを焼きこんだパン。かわいらしいテイストですが、大きさは直径20㎝以上。重量感もあります。

チョコレートは、少し焼くととろりと溶けだしてまた違った楽しみ方ができます。ビターなチョコチップとくるみも練りこまれているので、大きいながらも飽きずに食べることができます。

20㎝は大きすぎる!という方は、マジカルチョコリングの小さい版「ベイビーリング 税込205円」もありますよ。

アンティーク 銀座本店

住所  :東京都中央区銀座3-4-17 OPTICA 1F⇒Google map
営業時間:10:00~21:00
定休日 :無休

【2021/6/23閉店】スワンベーカリー 銀座

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※2021年6月23日をもって閉店しております。(※公式サイトで確認)

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昭和通り沿い、東銀座二丁目の信号のすぐそばにある「スワンベーカリー」。リーズナブルで豊富な種類が嬉しいお店です。

併設された大規模な「スワンカフェ」では、スワンベーカリーのパンを使ったリッチなサンドイッチが食べられます。

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ベーカリーの人気No.1は、「北海道産コーンとチーズのパン 税抜130円」。北海道・十勝産のスーパースイートコーンを生地に練りこみ、ダイスチーズを包んだパンです。

ふわりとしたソフトな食感で、大人から子供まで楽しめます。

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人気No.2は、「Happyクリームパン 税抜190円」。北海道のミルクを使用したパンはほんのり甘く、中にはカスタードとホイップクリームの2層のクリームが入っています。

同じ「Happy」シリーズの「Happyあんぱん 税抜160円」も銀座店おすすめの一品。中には粒あんとクリームチーズが入っており、表面は羊羹でコーティングされている和洋折衷の創作あんぱんです。

スワンベーカリー 銀座

営業時間 :月~金]7:30~19:00[土]9:00~17:00
定休日  :日祝
住所   :東京都中央区銀座2-12-15
地図   :Google map
アクセス :地下鉄東銀座駅A7出口から徒歩1分
公式サイト:スワンベーカリー

【2021/6/30閉店】BOULANGERIE L’ecrin

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※2021年6月30日をもって閉店しております。

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老舗のフレンチレストラン「ロテスリーレカン」に併設されたパン屋さんBOULANGERIE L’ecrin(ブーランジェリーレカン)」。東銀座駅近くの路地にあります。

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ショーケースの中には上品に並んだパン。ひとつひとつにこだわりをもって作られている印象が伝わります。

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気になったのは「赤ワインのカンパーニュ」シリーズ。赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン)を作る際に出るブドウの皮をピューレ状にしたものを練りこんだカンパーニュです。

このパンを食べれば、赤ワインに含まれるポリフェノールまで取り入れることができます。さらにイチヂクのドライフルーツやくるみなど、美容と健康に良いもの尽くし!

レーズンをプラスした「赤ワインのカンパーニュとノア・レアン」、栗をプラスした「赤ワインのカンパーニュと栗」、ドライクランベリーを加えた「赤ワインのカンパーニュとクランベリー」の3種類があり、いずれも税抜350円です。

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一体どんな味がするのか気になって「赤ワインのカンパーニュと栗」を購入。

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かわいらしいまん丸の形の中に、ぎゅっと栄養が詰まっています。色はほんのりワインレッド

食べてみると、ドライフルーツのねっとりと熟成された甘みが広がります。ほのかに赤ワインのテイストも混じっていて、体を刺激しない優しい甘さ。プチプチとした食感はドライイチヂクです。

くるみの食感はちょうどよいアクセント。栗は大き目にごろっと入っていたり、時折小さく顔を出したり。全体にほっくりした温かみを加えています。

芳醇で、ひたすらいろんな味が湧き出てくる泉のようなパンでした。

BOULANGERIE L’ecrin

営業時間 :10:30~21:00
定休日  :無休
住所   :東京都中央区銀座5-11-1 ロテスリーレカン
地図   :Google map
アクセス :地下鉄東銀座駅A1出口徒歩すぐ/地下鉄銀座駅A5出口徒歩約5分
公式サイト:BOULANGERIE L’ecrin

【2020/3/24閉店】ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ GINZA SIX店

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※2020年3月24日をもって閉店しております。(※Instagramで確認)

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銀座最大級の商業施設「GINZA SIX」の中にある「ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ」

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フランス製のビオ小麦粉を使ったパンが並び、オーガニックにこだわりのあるパン屋さんです。東京にはこの一店舗のみしかありません。

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シンプルな「パン・サレ 税込195円」は、たっぷりのバターとフランス・ゲランド産の海塩を使ったどんな料理にも合うパン。

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デニッシュも充実。アーモンドクリームと洋ナシがのった「ポワール 税込281円」、ピスタチオ入りのアーモンドクリームに2種類のチェリーをのせた「スリーズ 税込281円」など。

アーモンドクリームと果物の組み合わせはコクとさわやかさが共存し、甘めのデニッシュによく引き立ちます。

Le Boulanger de Monge GINZA SIX店

住所  :東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2F⇒Google map
営業時間:10:30~20:30
定休日 :GINZA SIXに準ず

まとめ

強い個性を感じる 銀座のパン屋さん、いかがでしたか?老舗から最新のお店までテイストは様々ですが、それぞれに「行ってみたい!」と思わせる魅力がありました。

銀座に繰り出したときは、ぜひ心に決めたパン屋さんに足を運んでみてくださいね。

山本蓮理

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