スピリチュアル・占い・都市伝説専門情報サイト『Mystical Life』を運営する芸人のモロトゆーきがお送りするパワースポット御朱印巡り!
今回は「大本山 増上寺※以下増上寺」です!ここは江戸時代から徳川家の要の寺院らしく見所満載なのです。勿論「パワースポットには行きたいけど、お寺の参り方がよく分からない」という方でもこれを読めば大丈夫ですよ。
そしてこの増上寺、2018〜2019年に参るとご利益が抜群だと言います。
その辺も含めてじっくり探っていきましょう!!
そして解説は私の親友且つスピリチュアルの先生でもあるスピリチャルマン!※正体は不明
ではご覧ください!
目次
なぜ増上寺が東京の要のパワースポットなのか?!
ではまず、なぜ増上寺が要となるパワースポットなのでしょうか??
まず増上寺は室町時代に開山し、浄土宗の東国の要で鎮西派の大本山。江戸の裏鬼門(南西)を護る寺院として発展しました。
なるほど。
そして徳川家の菩提寺で徳川将軍6人(2代 秀忠公、6代 家宣公、7代 家継公、9代 家重公、12代 家慶公、14代 家茂公)とその家族の墓所があります。
もうそれだけで凄いじゃないですか!
では何故2018〜2019年が御利益あるのですか?
2018.19年の干支は戌年、亥年です。この年の守護本尊が阿弥陀如来なのです。阿弥陀如来さんは死後お世話になる仏様で、先祖との繋がりと関係があります。だからこの間にしっかり先祖供養をするとご先祖様がいろいろと力を貸してくれるのです!
なるほど。これはありがたい年廻りですねー。
勉強になります!
そして増上寺のご本尊様は阿弥陀如来。ここの阿弥陀如来さんは御利益絶大です。その辺も後ほど分かると思いますよ!更に見どころのパワースポットが点在しています。それも理由があるのですが…。そちらも増上寺周辺のスポットも含めて場所毎に解説して行きますよ。
超楽しみになってきましたよ!!
早速行きましょう!
いざ参拝へ!
出典:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map001.html
増上寺は港区にあり、JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分
都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分
都営地下鉄三田線 芝公園駅から徒歩3分
都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分…と、大変アクセスしやすい場所にあります。
増上寺の表門である大門から参道を真っすぐ歩くと三解脱門(三門)が見えてきます。
立派な門ですねー。
ただの門ではないですよ。
ここは二階内部には釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されていて、この門をくぐると三毒(むさぼり、怒り、愚かさ)から解脱できるとされ、心の浄化の門になります。
三解脱門、この時は残念ながら若干の工事中。
そして一礼をして「三解脱門」をくぐると左手に手水が見えてまいります。
しっかり身を清めてから、本堂を参りましょうか…。
出典:http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col091503.htm
その前に!手水の奥にある建物の経蔵は実は非常に御利益があるんですよ。普段は入れませんが、日によっては一般公開しています。実はここは経典や仏教に関する書物を収蔵する所で、ちょっとした仕掛けがあります。
仕掛け⁇何ですか?
出典:https://www.zojoji.or.jp/keidai/
この中に設置された八角形の書架・大輪蔵(だいりんぞう)は、一回転回すと納められた教典を全部読んだのと同じご利益があるとされますよ。ただし特別公開日だけに限り中に入って回すことができます。
お、回転させるとご利益があるやつ!
仏教はこういうのが時々ありますね。
目の前の大殿本堂へ向かいましょう!!
寺社の多くは、人工的にパワースポットとしての結界を作り上げています。増上寺も参道からここまでで心身の穢れを落とし、本堂(大殿)までは極楽浄土へといたる世界を表していて、計算され尽くしているのです。
一見普通に見えるのですが?
まず大門から三門は、
三門をくぐり108の煩悩から解脱する事を表す108間の距離。
そして三門から大殿は阿弥陀仏の48願を表す48間の距離。
参道から大殿前に至る階段は阿弥陀仏の本願18願を表す18段。
大殿に登る階段は、25菩薩を表す25段になっています。
そこまでこだわっているとは…!!
大殿にやってきました!
大きな阿弥陀如来さんが見えます。なにか…やさしさに包まれるような癒しの感覚です。
出典:http://www.fujiyou-koutuu.com/sightseeingspot/
2階の本堂には、金色の阿弥陀如来(室町時代作)と、両脇に浄土宗の宗祖・法然上人像、そして高祖・善導大師像が祀られています。中央のご本尊を拝し、一礼(もしくは二礼)・合掌してお祈りします。
「ご先祖様をよろしくお願いしますー!」
…こんな感じですかね?
そうですね。ちなみに
先祖供養の回向は、大殿左手の増上寺会館の受付で申し込めます。
阿弥陀如来って、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」でしたっけ??
そうですね。それは「阿弥陀仏に帰依します」を表す念仏で、唱える事で仏に守られ悪業を退け、極楽往生ができるとされます。阿弥陀如来様は
無限の光明・寿命をもち、無明の現世をあまねく照らす光の仏様です。蓮の花に乗り、西方極楽浄土を持ちます。
これはありがたい!
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…。
大殿の内部はまさに西方極楽浄土!
バックにはそびえ立つ東京タワーが見えます。
御利益抜群の黒本尊
大殿の右隣にある建物へやってきました!
出典:http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col091502.htm
安国殿といいます。ここには家康公が深く信仰した黒本尊(秘仏の阿弥陀如来)を祀り、勝運アップ・災厄除けに大変ご利益があります!この
黒本尊は室町時代の立像で、当初の金色が長年の香煙で黒ずんだものです。
確かに黒光りしてらっしゃいますねぇ。
実は通常秘仏なので、見えているのはお前立ちの黒本尊像になります。
更に奥にいらっしゃるのですか!
ご開帳はありますか?
毎年3回、1月15日・5月15日・9月15日のみご開帳(秘仏特別公開)され、特別な黒本尊祈願会(正五九祈願)が14時から行われます。ご開帳の日は「黒本尊」と墨書きされた御朱印がいただけます。
その御朱印はご利益ありそうですねぇ。
通常のご祈祷は毎日4回(10時半・11時半・13時半・14時半)、安国殿・黒本尊の元でご祈祷が行われているとのことです。
安国殿の受付所で申し込めます。
お堂へ入る前に、先ずは線香をつけ、香閣の煙で身心を清めます。
ここではお線香は寝かせるようですね。
黒本尊御祈願やお守り・御朱印などをほしい方は、安国殿の受付へ行きましょう!
ここではやはり黒本尊の勝運パワーをいただく「勝運守」が大変人気のようです。
何やら「一筆写経」というのがあります。
チャレンジしてみました!!
ご利益あるのかな?
写経には瞑想と同じような心の静寂や集中力等を養う効果もありますが、仏教的には”功徳を積んで仏とつながる”ための修行なのです。納経するという事は心願を叶いやすくしてくれる方法の一つでもあります。
しっかり奉納させていただきましたー!
そして御朱印もいただきましたよ!
一緒に観音様の御朱印もいただきました。詳しくは後ほど。
歴代徳川将軍が眠る墓所
そして何と言ってもこちらは徳川家の菩提寺!
徳川家の墓所が公開されているのです。
近くまで行ってみましょう。
墓所の前に石仏が並んでいますよ。
ここは「四菩薩像」が並んでいます。丑・寅・卯・辰年生まれの方
は、自分の干支のご本尊をお参りしましょう。
どんな仏様がいらっしゃるんですか??
ちなみに右から
普賢菩薩(辰年守本尊、ふげんぼさつ)
地蔵菩薩(子育地蔵、じぞうぼさつ)
虚空蔵菩薩(丑寅守本尊、こくぞうぼさつ)
文殊菩薩(卯年守本尊、もんじゅぼさつ)です。
おぉ、ここが墓所ですか!!
かつての霊廟は、豪華絢爛な国宝社殿群
が、本堂右手の広大な敷地に立ち並んでいました。そして増上寺の敷地も広大な敷地で栄華を極めたのです。しかし戦災で焼失し、境内も縮小し、現在霊廟は安国殿の裏手に集約されています。
そんな歴史があったんですか…。
徳川家のエネルギーなのか、外からでも空気がピンと張りつめます。
◎徳川将軍家墓所
・拝観時間:10:00~16:00(最終入場15:45)
・拝観料金:大人500円(高校生以下無料)
千躰子育地蔵尊と西向観音
千躰子育地蔵尊は子どもの無事成長・健康を願い1975年頃から奉納され始めた地蔵群で、今では1300体にもなって並んでいます。一体一体子どもを和ますニット帽を被り風車を持つ愛くるしいお地蔵様で、毎年7月には盆踊り大会が行われます。
確かに1300体のお地蔵様は圧巻でした!
そして子育地蔵に連なってある西向観音は、安産・子育てのご利益があります
。江戸三十三観音霊場の21番札所で、鎌倉時代の作である西向聖観世音菩薩を祀ります。鎌倉時代には観音山にあり、観音様が西向きに祀られていました。
先ほどの御朱印はここですね!
裏鬼門の守護、そして龍穴のエネルギー
さてここからは増上寺がなぜパワースポットとして挙げられるのか、その核心に迫りたいと思います!!
まずそもそも増上寺がなぜ徳川家の菩提寺なのか?それは江戸の裏鬼門にあたる土地だからです。
冒頭でも仰ってましたが、風水ですか?
そうです。江戸幕府は
家康公のブレーンだった「天海僧正」の指示で、最重要の江戸城の鬼門(北東)にもう一つの菩提寺である上野の寛永寺、裏鬼門に芝の増上寺を置き、完璧な風水都市を造ったのです!
ということは、造られたパワースポット…ということですか??
出典:https://spiritualjapan.net/tokyo-edocastle/
いえいえ、それだけではありません。地球には気の通り道”龍脈”があります!まずなぜ江戸城が今の皇居のあるあの場所だったのか…?それは富士山からの龍脈のエネルギーの溜まり(龍穴)だったからです!勿論増上寺も龍脈上にあります。
大地のエネルギーがすごいのか!
芝東照宮
出典:http://kashiwade.net/state/tokyo/post-57.php
そしてその徳川家の勝運がいただけるのが増上寺を出てとなりの芝公園にある芝東照宮です。昔は増上寺内にありました。日光東照宮・久能山東照宮・上野東照宮と並ぶ四大東照宮の一つで、
都心にありながら自然のパワーとご神気あふれる神社です。こちらも重要なパワースポットです。
◎芝東照宮
・御祭神:徳川家康公
・ご神体:徳川家康公寿像(等身大の神像)
・所在地:港区芝公園4-8-10
芝丸山古墳
出典:https://www.city.minato.tokyo.jp/kouhou/kuse/koho/shibakouen/shibakouen01.html
なぜ芝東照宮が重要スポットなのですか??
それは龍穴だからです!全国の寺社仏閣を含め世界のパワースポットと呼ばれる所は大小関わらずほとんどが龍穴にあります。昔の人はそういうことを知っていました。芝東照宮の背後にある芝丸山古墳がそれを物語っています。
え??古墳があるのですか??
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/harada34kengo/32525431.html
はい。ここは5世紀の後半に造られた都内で最大級の前方後円墳です。グラウンディング(地の気とつながる)には最適な場所で、根源的なエネルギーの強い古代からの重要なパワースポットなのです!
増上寺一帯は、太古の昔からのパワースポットという事ですね!
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/he_e_ya/36534369.html
古墳の頂上にはストーンサークル(環状列石)があります。明治時代に増上寺から切り離されたものの、本来なら増上寺の最重要パワースポットです。かつては2代将軍・秀忠公の霊廟がありましたが、戦災で焼失し、霊廟の惣門だけザ・プリンスパークタワー東京の敷地内に現存しています。
そしてこの古墳上には丸山随身稲荷もあります。
地元の人はぜひ!
東京タワー
ちなみに大殿裏手の東京タワーもパワースポットです。ここは電波塔・観光名所である他、タワーを含め芝公園一帯が丸山古墳他11基ほど円墳があった古代の古墳や祭祀遺跡がある場所でした。
この辺り一帯が古墳地帯だったのですね。
そうです。
そこに家康公が裏鬼門封じに増上寺を建て、明治時代には正に東京タワーの場所に官邸がありました。
東京タワーをそういう目で見た事が無かった…。
他にも点在するパワースポット
宝珠院
出典:https://tesshow.jp/minato/temple_shibakoen_hoju.html
公園裏側には、港七福神の一つで開運出世弁財天を祀ります宝珠院があります。江戸時代までは増上寺のお堂の一つで
弁才天が祀られています。境内には弁天池があり、閻魔堂には港区文化財の閻魔大王坐像が祀られています。
◎宝珠院
・所在地:港区芝公園4-8-55
もみじ滝と蛇塚
出典:https://39rara.blog.fc2.com/blog-entry-85.html
ここで有名な金運・出世運のスポットを紹介しましょう。東京タワー直下にある人工渓谷があり、
中ほどに高さ10mのもみじの滝があります。滝の右奥へと進むとあるのが蛇塚です。比較的近年の昭和40年代に誕生し、マスコミで紹介されて一大ブームとなりました。
やはりご利益があるのですか?!
はい。もみじ谷にはお地蔵様が立ち並び、一番左奥の大きいお地蔵様の裏にとぐろを巻いた蛇塚が祀られています。新宿の居酒屋の女将が夢に蛇が現れるたびに店が繁盛したので、蛇(龍神)を自分の守り神として蛇塚を造り祀ったのです。ちなみにお供えはすぐに持ち帰る以外は禁止ですよ。
これは行きたくなってきた…。
心光院
出典:https://www.j-cast.com/2015/05/09234778.html?p=all
あと、蛇塚から程近くの東京タワー直下には増上寺の末寺の龍神のお堂(竜王堂)がある心光院があります。じつはここにも蛇塚と同じ形の蛇像(龍神)が祀られています。蛇塚は、上記した宝珠院、そしてここと合わせてお参りする事によって大変ご利益があるのです。
これはいい事を聞いたな。
早速行ってみます!
◎心光院
・ご本尊:阿弥陀如来座像(慈覚大師作)
・所在地:港区東麻布1-1-5
熊野神社
増上寺の鬼門を護っている鎮守が熊野(ゆや)神社
です。鐘楼堂の右奥にあります。ここでは熊野と書いて「ゆや」と読みます。手水鉢に神使の八咫烏(やたがらす)が彫られています。毎年4月に行われるお祭り「熊野神社みこし講」が有名です。
裏鬼門を護る増上寺の鬼門を護っているのか…。徹底していますね!
◎熊野神社
御祭神:熊野三所権現(ゆやさんしょごんげん)
熊野本宮大社 … 家津御子大神(けつみこのおおかみ)
熊野那智大社 … 大己貴命(おおなむちのみこと)
熊野速玉神社 … 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
芝大神宮
出典:https://kotobank.jp/word/%E8%8A%9D%E5%A4%A7%E7%A5%9E%E5%AE%AE-522857
大門付近にある芝大神宮は東京十社の一つで、関東における伊勢信仰の中心的な役割を担っています。「関東のお伊勢様」とも尊称され、伊勢神宮内宮の主祭神の「天照皇大御神」と外宮の主祭神の「豊受大御神」二柱が祀られています。
平成17年になんと御鎮座一千年を迎えたそうです!
強運御守がご利益凄い…とのこと。
◎芝大神宮
東京都港区芝大門一丁目
まとめ
いかがでしたか?芝の増上寺一帯は、裏鬼門封じでもある東京屈指のパワースポットでした!!
次は鬼門封じの寛永寺に行きたいなー。皆さんもご利益をもらいに行きましょう!
今回紹介した増上寺や芝公園、東京タワーの近辺は江戸時代では全て増上寺の境内で、壮大な大伽藍群の寺だったのです!明治時代以降の神仏分離、2度の火災や戦争でかなりを消失…。復興等の過程で形を変えても重要なパワースポットは維持してきたのです。ではまた!
《大本山 増上寺》
アクセス:都営地下鉄三田線 御成門駅・芝公園から徒歩3分
都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分
住所:東京都港区芝公園4丁目7−35⇒Googleマップ
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