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おばあちゃんの原宿こと「巣鴨地蔵通り商店街」。やすらぎと生活空間が同居する活気に溢れた街には約170の加盟店舗が軒を連ね、地蔵尊縁日(4のつく日)には片側に200近くの露天商が立ち並びます。
そんなおばあちゃんたちの笑顔輝く”笑”店街のマストスポットから穴場まで、ヤングでナウいあだちまる子が”ぶらり・お参り・ゆったり”見どころ紹介。
出典:http://www.sugamo.or.jp/accessmap.html
今回はJR巣鴨駅方面からスタートし、都電庚申塚駅方面を目指してテクテク散策してまいります。
目次
すがもんのおしり【恋愛成就・案内所】
まず目に飛び込むのはこちらの白くて大きな物体。その名も「すがもんのおしり」。巣鴨地蔵通り商店街公式イメージキャラクターとして親しまれている”すがもん”のおしりを模したオブジェが鎮座しておられます。
モフモフのおしりにさわると恋が実るという都市伝説のもと、どうにかあやかろうと必死にフュージョン化を試みているだけで、トチ狂ってしまったわけではありません。
併設されている案内所では、すがもん公式グッズや恋愛成就の絵馬やお守り、巣鴨地蔵通り商店街マップなどが手に入るので散策前に是非立ち寄りたい場所です。
住所:〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目32⇒Googleマップ
[閉店]河村屋【玉ねぎのお漬物】
「すがもんのおしり」の向かい側にあるのは、江戸文化文政期創業の創作漬物屋「河村屋」。
※2020年5月20日に閉店しております。
玉ねぎをまるまる一個漬け込んだ「玉ねぎのお漬物 580円」、沢庵の上質部分を大振りにカットし長時間漬込んだ「大福神漬」などの創作漬物が人気を呼び、お土産や食卓の一品として広く親しまれています。
人気ナンバー1の「玉ねぎのお漬物」をパクリ。シャキッとした食感と玉ねぎの甘味が口に広がります。「醤油味」「赤ワイン漬」、冬季限定の「味噌味」「柚子味」が展開されており、サラダやご飯のお供としてもいただける逸品です。
《河村屋》
営業時間:9:00~18:30
定休日 :年中無休
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目21−15⇒Googleマップ
雷神堂 巣鴨本店【手焼きせんべい】
「お口サッパリしたらしょっぱいの食べたくなったね……?」と虚ろな目で問いかけるわたしが指差すのは、110種類以上の薄焼き・厚焼きお煎餅がずらりと並ぶ「雷神堂 巣鴨本店」。
定番商品として大人気の厚焼き・薄焼き各種、お醤油がたっぷり染み込んだ「割り餅」やおこげさんはもちろんのこと、お地蔵様の形を模った「地蔵せんべい」や、かわいい絵柄やメッセージの入った「名入れせんべい」はお土産にもピッタリ。
「おったまげ!」と手に取ったのは「納豆チーズせんべい 145円」。納豆とチーズの濃厚な味わいとせんべいの塩味のタッグがクセになるこちらの商品、絶賛ボリボリ食べながら執筆中。(お土産に購入した。)
さらなる変わり種商品を紹介すべく手に取ったこちらのせんべいには「十度づけ」の文字が。醤油の重ね塗りと乾燥を10日間繰り返し完成される黒光りボディ。
巣鴨が生み出した美術品として江戸東京博物館に寄贈しちゃいたくなるフォルムに見惚れつつ、いざ実食。
醤油の積載荷重は重めで堅硬、腹白でございます。濃口の旨さは酒のアテに持ってこいです。お値段は185円。
《雷神堂 巣鴨本店》
営業時間:9:00~18:30
定休日 :年中無休
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目33−9⇒Googleマップ
玉屋【パワーストーン・守護石調べ】
続いてやってきたのは雷神堂の向かい側、通りの左に面する「玉屋 巣鴨」。
まばゆい光を放つ天然石・アクセサリーが店内に多数ディスプレイされています。
こちらのお店では、無料で生年月日・干支・星座から導き出した自分だけの守護石を店員さんが教えてくれる「守護石調べ」というサービスがあります。
というわけで私も鑑定していただきました。カードには守護石のみならず、ラッキーカラー・月別誕生石・生まれた日の石も記されており、自分や大切な誰かへのプレゼント選びに役立ちそうです。
《玉屋 巣鴨》
営業時間:9:30~17:30
定休日 :年中無休
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目20−16 月岡ビル1F⇒Googleマップ
元祖東京塩大福みずの【塩大福】
「まあるい綺麗な石を見ていたら、まあるい白い甘いモチモチのやつが食べたくなったなぁ。」食い意地娘が向かった次なる場所はこちら「元祖東京塩大福みずの」。
ロングセラー商品として半世紀以上多くの人に愛されている、巣鴨を象徴する名物品「塩大福」の元祖のお店です。
説明もほどほどに、早速頬張ってみた大食漢娘。もっちり伸びる柔らかい餅に包まれたあんこの塩味と甘味の黄金比はまさに絶品。
巣鴨に来たら是非いただきたい大きな福(大福)は、どこか懐かしく素朴な味わいです。
《元祖東京塩大福みずの》
営業時間:9:00~18:30
定休日 :不定休
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目33−3⇒Googleマップ
とげぬき地蔵尊 高岩寺
「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれる「高岩寺」。とげぬき地蔵は高岩寺の本尊で延命地蔵として祀られており、とげぬき地蔵様に祈願すると病気が治ったり、寿命が伸びると言われています。
山門をくぐったすぐ正面には大きな香炉があり、線香の煙が立ち昇っています。
しっかり拝礼したところで、高岩寺へ来たら是非チェックしたいポイント3つをご紹介。
【洗い観音】
高岩寺には「洗い観音」という観音菩薩様も祀られており、洗い観音に水をかけ、布で洗うと自分の悪いところが治ると信仰されています。先ほどの常香炉や洗い観音の写真を見る限り、どうしても私はアタマを治したいようです。
【原田耳かき店】
高岩寺境内を見渡すとひときわ目立つ小さな露店「原田の耳かき店」。ご主人の手によって耳かき一本一本をそれぞれの耳の形にあわせ短時間で作り上げます。
「日本一高い耳かき」を自称するだけあって高額ですが、1日に20本程度しか出来ず一度作れば50年以上はもつということを考慮するとお買い得に思えてきます。
《とげぬき地蔵尊》
営業時間:9:00~17:00頃
定休日 :不定休(雨の日など)
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目35−2⇒Googleマップ
【とげぬき地蔵尊御影】
とげぬき地蔵は秘仏なので姿を拝見することはできませんが、縦4センチ横1.5センチの和紙の中央に尊像の姿が描かれた御影100円があります。
痛いところに貼ったり飲んだりすると治るといわれ、高岩寺本堂で授与しています。
”飲むお守り”とも言われている御影を早速体内に取り込むべくパクリ。
お姉さんのようにそのまま飲み込もうとすると喉に引っかかり、「まさに喉仏ですね!」なんてご冗談も飛び出す事態に陥るので、良い子の皆さんはコップの水に浮かべ一緒に飲みましょう。
古奈屋【カレーうどん】
お姉さんのように御影をそのまま飲み込んで「まさに喉仏ですね」状態になった悪い子に朗報。カレーうどんで仏様を胃に運びましょう。
高岩寺の脇道を入った左側に位置する「古奈屋」は、食材選びから調理に至るまで徹底的にこだわったカレーうどんが名物。写真はえび天カレーうどん1,380円。
1983年から続く人気店であり、全国展開する古奈屋の本店。巣鴨に来たら並んででも食べるべし。
《古奈屋》
営業時間:[平日]11:00~16:30(L.O.16:00)
[土日祝]11:00~18:30(L.O.18:00)
定休日 :毎週火曜他
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3−37−1⇒Googleマップ
甘露七福神【塩あんみつ】
仏様を胃に運び終えた貴方はこう思うでしょう。「甘いの食べたいな……」「きっと胃の中の仏様も甘いのを欲しているはずだよな……」と。
そんな寸劇を頭の中で繰り広げながら古奈屋の通りを左に曲がれば辿り着くのは、「甘露七福神」。
甘露あんみつ、ぜんざい、おしるこなどの甘味の宝庫であるこちらのお店でぜひとも頂きたいのは、塩大福で有名な巣鴨ならではの特別オリジナルメニューの塩あんみつ。
「長寿法」を意味する”マクロビオティック”の考えをもとに、白砂糖・乳製品・卵・人工甘味料・着色料を一切使わず、入手可能なかぎりのオーガニック素材を基本としたやさしい風味の日本初マクロビオティック甘味処です。
《甘露七福神》
営業時間:11:00~18:00
定休日 :木曜日(縁日の場合は水曜日)
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目37−5⇒Googleマップ
喜福堂【あんぱん】
この娘っ子が手に持っているのは甘いやつですよね?そうです、また甘いやつです。でもこの甘いやつすんごい美味しかったんで紹介しますね。
氷砂糖で練り上げた、こくと艶のある餡(あん)が特徴のあんぱん200円が人気の「喜福堂」。
店内は焼き立てホカホカのあんぱんやクリームパン、他にもたくさんの手作りパンの匂いで包まれており、カフェスペースもあります。
初めて食べる焼きたてのあんぱんに至福の表情。温かいパンの中でとろける滑らかなすっきりとした甘さの餡は絶品です。
代々変わらぬ職人の技で作り上げられる”喜福堂のあんぱん”、ぜひご賞味あれ。
《喜福堂》
営業時間:10:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日 :月曜日・火曜日(縁日・祝日は営業)
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3丁目17-16⇒Googleマップ
マルジ【赤パンツ】
お待たせしました、巣鴨の代名詞と言っても過言ではない名物赤パンツの元祖のお店「マルジ」をご紹介。
巣鴨地蔵通り商店街のほぼ中央に位置する「マルジ4号館」で”赤の力”で元気と幸福をお届ける赤パンツが販売されています。
写真の赤パンツ1,180円は酉年企画の福を酉(とり)込むフクロウ柄。
他にもマルジのアイドル「若ガエル」」や「すがもん」をあしらったかわいらしいデザインのパンツが多数取り揃えられています。
おじいちゃんおばあちゃんへの健寿の贈り物にいかが?
《マルジ》
営業時間:10:00~17:45
定休日 :年3日(不定期)
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4丁目22−7⇒Googleマップ
ファイト餃子【ホワイト餃子】
おらが村の力自慢!みたいなお顔で紹介するこちらのお店は「ファイト餃子」。ファイトを体現したんですね。
巣鴨郵便局の一本手前の脇道に入り右手にあるこちらの店舗は、ホワイト餃子の技術連鎖店(餃子専門店ではない店舗)なのでラーメンやチャーハンも楽しめます。
パンや肉まんを連想させる厚い皮を油でパリパリに焼いたのが最大の特徴のホワイト餃子を店内はもちろん、テイクアウトでもいただけます。10個450円です。
意外な餃子の穴場である巣鴨の、長年愛されているソウルフードです。
《ファイト餃子》
営業時間:[平日]11:30~14:00、17:00~20:00[土日祝]11:30~(売り切れまで)
定休日 :毎週火曜日(祭日は営業、翌水曜日休)/年末年始
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4丁目23−6⇒Googleマップ
ときわ食堂 庚申塚店【大人気店の穴場】
巣鴨でお腹いっぱい美味しいものを食べたいときはココ!……と元気いっぱい紹介したいところですが、この行列に並ぶのはさすがに気が引ける。
でも「ときわ食堂」の揚げたてサクサクのアジフライ430円や新鮮なお刺身が食べたい……。
そこで見つけたこちらの店舗。本店と変わらぬウマさと笑顔で迎えてくれる「ときわ食堂 庚申塚店」です。
巣鴨駅方面の本店に比べ、比較的スムーズに入店可能なので散策がてら足を伸ばしてみてはいかがだろう。
《ときわ食堂》
営業時間:[月~金]10:00~23:00(L.O.22:30)
[土・日・祝]9:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 :年中無休
住所 :〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4丁目33−2 藤川ビル1階⇒Googleマップ
まとめ
800mにわたる商店街を端から端まで実際に足を運び厳選した今回の14選は、ほんの一部に過ぎません。高岩寺の「とげぬき地蔵尊」と眞性寺「江戸六地蔵尊」の2つのお地蔵様と巣鴨庚申塚に守られた信仰の街には、活気と温かさが交え、訪れる人々に元気と笑顔を与えてくれます。