20170610_130627_HDR

ⓘ本記事にはアフィリエイト広告が含まれます


毎週土日に青山・国際連合大学前広場で開催されている「青山ファーマーズマーケット」。都会のど真ん中にありながら全国の農産物が集まり、食を通した人々の交流が行われています。

DSC08984
農産物・加工品・スイーツなどの即売から、その場で食べられるフードやドリンクも充実していて、お酒も飲めちゃう!スペース内でライブやトークショーなどのイベントが開催されることもあります。
今回はお菓子作家の山本蓮理が、ある日の「青山ファーマーズマーケット」の様子をレポートします!

  • 動画PC
  • 青山ファーマーズマーケットへのアクセス

    DSC09030
    「青山ファーマーズマーケット」は、青山通り沿いの国際連合大学前広場で開催されています。通りを挟んで向かい側には、青山学院大学。最寄りは表参道駅のB1・B2出口です。渋谷駅からは徒歩12分なので、晴れた日は歩いて行くのも良いですね。

    会場:青山・国際連合大学前広場
    住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70 ⇒Google map
    日時:毎週末土曜日・日曜日 10:00~16:00

    体にいいものがたくさん!まずはマーケットでお買い物

    毎週たくさんの出店者でにぎわうマーケット。野菜・果物を中心に、瓶詰やジュースなどの加工品、体に優しい素材を使用したケーキなど幅広い「体によくておいしいもの」に出会うことができます。お店の方との会話も楽しみのひとつで、珍しい食べ方や効能など耳より情報も気さくに教えてくれます。試食が出来るお店も沢山ありますよ!ちなみに、出店しているお店は毎回違います。
    それでは、お店の一部をご紹介!

    BON JUICE

    DSC08791
    オーガニックな野菜と果物を使ったコールドプレスジュースのお店「BON JUICE」肌荒れ、疲れ、野菜不足解消、アンチエイジングなどお悩みに合わせた野菜をブレンドし、ぎゅっと濃縮されたジュースにしてくれます。週末だけのプチ断食にも最適です。

    紀州わかやま 松本ヒロシ

    DSC08797
    色鮮やかな和歌山の果物たちに出会える「紀州わかやま 松本ヒロシ」。お店の前を通ると、店名にもなっている松本さんが威勢よく声をかけてくださいます。この日はオレンジがまぶしい和歌山県産みかん「南津海  1袋1,000円」を筆頭に、甘酸っぱい「ハッサク 1個200円」、さわやかな「日向夏 1個200円」などが並んでいました。

    DSC08795
    「甘いよ!食べてみて!」との声に甘えて、いただきます!実も大きくて、内側から溢れ出す甘みがたまらない!太陽の似合うみかんでした。

    ラブパクチー

    DSC08888
    シンプルなディスプレーがマーケット内で目立っていた「ラブパクチー」「ラブパクチーソース」を販売しています。パクチーで作ったソースかな?と思いきや、これは「パクチーに合うように作られたソース」。パクチーは入っておらず、レモングラスなどを使用してエスニックな味に仕上げているそうです。パクチーにあえて食べるのはもちろん、ごま油を混ぜて餃子にかけるなど幅広くアレンジできます。普段はインターネットでの販売が主で、実店舗はないので、見つけたら即買いです。

    グルアツ

    DSC08880
    「豆乳スコーン」「お豆腐マフィン」など、体にやさしい焼き菓子が並ぶ「グルアツ」。ここのお菓子はすべて卵、牛乳、バター、生クリーム、ショートニングを使用しないで作られています。

    DSC08881
    一番人気は「オーガニックグラノラクッキー 260円」。シナモンの香りとほんのりした甘さに、ザクザクと歯ごたえ。ただ甘い!で終わるスイーツとは違って、噛みしめるほどに満足感がありました。

    スパイスハウス

    DSC08861
    世界中のスパイスがずらりと並ぶ「スパイスハウス」。シナモンやバジル、唐辛子などよく知られているものから、フェヌグリークやディールなど「それって辛いの?甘いの?」と名前だけでは想像のつかない珍しいスパイスまで。特製ブレンドのカレー粉(辛口・甘口)も売っています。
    単純な炒め物でもスパイスひとつでがらりと風味が変わるので、食卓が一気に豊かになること間違いなしです。

    モリンガ&モリンガ

    DSC08859
    こちらは、沖縄で有機栽培される「モリンガ」で作ったお茶やパウダーを販売しているお店「モリンガ&モリンガ」。「モリンガ」には必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなど人間の体に必要な要素がたくさん含まれており、特に腸に効く!とのこと。

    モリンガ
    水出しできるお茶のほか、モリンガパウダーも販売中。パウダーはお菓子に混ぜ込むこともできるそうで、モリンガ団子を試食しました。何に入れても邪魔しない味で、手軽に毎日の食事に取り入れられそうです。

    果樹園白雲

    DSC08913
    りんご、さくらんぼ、うめ、あんず、ジューンベリー、すもも、もも、ぶどう、洋ナシ…とたくさんの種類の果物を扱う「果樹園白雲」。この日は低農薬・無肥料のつやつやのさくらんぼがたくさんお目見え!

    DSC08841
    加工品のジュースも様々な種類があり、りんごジュースだけでも「フジ」「王林」「ジョナゴールド」の3種類。色も少しずつ違って、品種ごとの甘み・酸味を生かした仕上がりです。もちろん100%りんごで作られています。

    今井農園

    DSC08840
    カラフルな野菜が並ぶ「今井農園」。今朝とれたばかりの「朝採れ野菜」を即売しています。
    同じズッキーニでも黄色いもの、緑のもの、細長いもの、まん丸のもの…など多種多様に揃っていて、「こんなの初めて!」と感動。眺めているだけで新しい発見の連続です。

    DSC08834
    思わず購入してしまった「野菜セット」。人参、ズッキーニ、レッドオニオン、玉ねぎ、じゃがいも…が品種違いで2種類ずつ入っています。10個以上入っているのに、なんと1袋600円!!ここは本当に青山でしょうか。毎週でも買いたいセットでした。

    日本酒応援団

    DSC08821
    全国の酒蔵の支援活動をしている「日本酒応援団」。各地の蔵元と共同開発した日本酒を販売しています。素材に極力手を加えないことがモットーで、「日本酒をお洒落に飲んでほしい」という思いからパッケージもかわいらしくカジュアルになっています。お酒にはそれぞれの酒蔵のある土地の名前がついていて、日本酒でその土地を表現するという意味が込められているのだとか。

    DSC08822
    一番人気は「NOTO」で、辛口ながら飲みやすい仕上がり。島根県掛合町で造られた「KAKEYA」はろ過せず、加熱せず、水で調整せず。まさしく生!といった感じで、ロックですっきりと飲みたい切れのある味わいでした。

    ドレミファーム

    DSC08800
    ピクルス、ナッツ、ナッツの蜂蜜漬けなどの加工品を販売する「ドレミファーム」。並んでいるだけでわくわくする、色とりどりの瓶たち。この写真に写っているのはすべてピクルスです。「むかごのピクルス」を試食しましたが、ほのかな酸っぱさがさわやかで常備しておくとどんなときにも使えて重宝しそうな一品でした。

    ナッツ2
    「ピーカンナッツ 大袋 220g 1080円/小袋 100g 540円」を発見して買ってしまうお菓子作家。ピーカンナッツはブラウニーなどのチョコレート系スイーツにとてもよく合うのですが、余り手に入らないのです。

    休憩&お食事はフードカートで!

    20170610_120927
    お買い物の合間の休憩やお食事にはフードカートを利用しましょう!がっつりごはんも軽食も、スイーツもドリンクも揃います。座れる休憩スペースもたくさんあるので、ゆったりした時間を過ごせます。

    ORGAR’S Lemonade

    DSC08893
    まずはドリンク!「ALL U NEED IS LEMON」がキャッチフレーズのレモネード専門店ORGAR’S Lemonade」。レモネードが10種類以上揃っています。

    DSC08902
    注文すると、目の前でレモンジュース・シュガー・お水を混ぜて作ってくれます。カラフルなストローはなんと紙ストロー!体に害がない素材で作られているそうです。すっきりとさわやかで、ゴクゴク飲めてしまうレモネードでした。

    TIKI COFFEE

    DSC08894
    自宅ガレージで焙煎したコーヒーを販売する「TIKI COFFEE」。エスプレッソからドリップコーヒー、カフェラテなどこだわりの豆の味が活きたコーヒーを楽しめます。

    SIAM CHANG

    DSC08957
    日本初上陸!タイのジェラート/アイスクリームを楽しめる「SIAM CHANG」。シングルのレギュラーサイズは500円より販売しています。フレーバーは意外にも日本の味が主で、「八ヶ岳ミルク」「青森りんご」「栃木とちおとめ」などがあります。

    コメシルナ

    DSC08955
    自然の旨味と栄養をほっとする味わいで提供する「米汁菜(コメシルナ)」

    DSC08953
    フードカーの中につるされたローストポークがインパクト大で、人だかりができていました。「おむすびセット」は炙りたまご・ローストポーク・焼きむすびがセットで740円。お子さんと一緒にシェアして食べるのもいいですね。

    自然の実り農園

    DSC08951-2
    自然薯(ヤマイモ)を育てている山梨県の農家「自然の実り農園」のフードカート。自然薯とろろ飯に、チャーシューなどのおかずもあります。農薬をできるだけ使用せず、大切に育てた自然薯をすりおろして食べられる贅沢。リピーターさんも多く訪れるお店です。

    煮込屋 赤ねこ

    DSC08934
    牛煮込のお店「煮込屋 赤ねこ」。 国産黒毛和牛のA5ランクを、低温で丸一日じっくりと煮込んで作ります。トロトロのお肉が食欲をそそる、そそる!「煮込」は500円、「煮込丼」はサイズに合わせて700円からです。

    MONAD bento&catering

    DSC08932
    野菜たっぷりのプレート料理が鮮やかな「MONAD」。この日は「チキンのコンフィライス 1,000円」「豚の山椒キーマカレー 1,000円」が大人気でした。

    DSC08931
    右側は「前菜盛り合わせ 850円」。オリーブマリネ、ツナとトマトのパスタ、オレンジ、ソーセージチリビーンズ、アーリーレッドのアチャール(漬物)など自然のおいしさを詰め込んだヘルシーなプレートです。

    ぼくん家の農園。

    DSC08925
    山梨の隠れた伝統野菜「八幡芋(やはたいも)」をメインにした創作料理屋さん「ぼくん家の農園」。八幡芋は里芋で、それを使った「里芋チップス 300円」が大人気です。

    DSC08924
    お洒落な「フィンガーフードプレート 800円」もあります。ローストビーフ&マッシュポテト、鹿肉の燻製&アボカドディップ、いぶりがっこ&チーズナッツなど、食材の組み合わせを楽しめる創作料理になっています。

    KOKAGE

    DSC08982
    せっかくなのでビールも飲みましょう!こだわりのビールを揃えた「KOKAGE」で、「ホワイトエールS 500円」をゲットしました。さわやかで軽めの口当たりが、飲みやすいビールです。

    東京オムレツ

    DSC09012
    おつまみはとろっとろのオムレツで有名な「東京オムレツ」「おつまみプレート 1,000円」をチョイス。

    20170610_122828
    「おつまみプレート」は、たっぷりのグリーン野菜の上に香草のきいたローストポーク、きのこのバター炒め、タコマリネ、人参サラダ、コールスローが盛られたボリュームある一品。スパイシーなコールスロー、甘めのドレッシングの人参サラダなど、それぞれがしっかり違う味付けになっていました。単純なサラダとは違う、丁寧に作られたプレート。

    20170610-DSC08996
    青空の下でお昼から美味しいものを食べながらビールを飲む幸せ…!!

    毎週土曜日はアンティークデイ!

    DSC08979
    青山ファーマーズマーケットが開催されるのは毎週末土曜日と日曜日ですが、土曜日は「アンティークマーケット」が同時開催されています。骨董品を中心としたアンティークグッズが揃う、歴史あるマーケットです。

    DSC08973
    ネックレスやブローチなどのアクセサリーがたくさん。アンティークですが、1,000円以内で買えるものもありました。

    アンティーク
    ティーカップやソーサ―、ボウルなど。ちょっとしたワンポイントや控えめな柄がかわいらしく、セットで家に置いておきたくなります。

    古着も売っていました。女性ものも男性ものも同じくらいの比率で販売しています。

    テーマは日によって様々!エクストライベント

    20170610_120337
    青山ファーマーズマーケットは、その日のテーマに合わせてエクストライベントも開催しています。例えば、第一日曜日は東京各地のビンテージセレクトショップなどが一堂に会する「ロウトウキョウ」という古着市が同時開催。「パン」「日本酒」などがテーマになり、専門ショップが集結する日もあります。

    DSC08941
    ちなみにこの日は、「ワインイベント」を同時開催していました。ワインをテーマにしたのは、今回が初めてだそう。集結した約25のワインショップで試飲をし、お気に入りのワインを見つけることができます。ワインはもちろんボトルでも購入可能。素敵な休日のお土産に、購入された方も多かったのではないでしょうか。

    まとめ

    青山ファーマーズマーケットの出店者さんは、毎週決まって出店されている方から数か月に一度の出店まで様々。一日として同じ出店者が揃うことはなくマーケットは一日一日、生き物のように変化しています。
    行くたびに新しい出会いと発見があってわくわくさせてくれる場所。次の週末にはぜひ、青山ファーマーズマーケットで食と人に触れ合うひと時を過ごしてみませんか?

    山本蓮理

  • 問い合わせ

  • ISE