※現在は閉店しております。
最新エンターテイメント“VR” を楽しめる空間が東京都渋谷区に2016年12月16日オープンしました。その名も「VR PARK TOKYO」。最先端のVRアトラクションを楽しめる施設として注目を集めている新スポットです。
VR(バーチャルリアルティー)とは、VRゴーグルなどの機器に投影される映像や音響などの演出により、その空間への没入感を生みだす最新テクノロジーのことで、仮想現実とも呼ばれています。
そんな、五感を楽しませる“異世界トリップ”にすっかり虜となった現実逃避ジャンキーの筆者。VR PARK TOKYOでさらなる高みを目指しちゃうぞっ。と意気込んでいるので、VR初心者も同志も是非とも参考にしちゃってね。
目次
入場まで
仮想現実トラベラーが降り立ったのは渋谷駅から歩くこと約5分、アドアーズ渋谷店。VR PARK TOKYOはここの4Fに入っています。
VR PARK TOKYOでは、Webでの事前予約が可能で、入り口にある受付で予約メールの画面を提示することで入場ができます。
利用料金は、事前予約の場合は80分遊び放題コースで1名2,900円となっており、当日入場は1名3,300円。
受付を済ませると、入場パスやガイドマップ、VRゴーグルを装着する際に付けるマスクを渡されます。
入場までのあいだ、スタッフからVR PARK TOKYO内で遊ぶ上での注意事項などの説明タイムがあります。
説明が終わるといよいよ入場。4Fのワンフロア全体に7個(2017年4月現在)のアトラクションスペースが設けられており、その光景はまるで遊園地のようです。
アトラクションによっては終了時間前に受付を締め切ってしまう場合があるので、絶対に体験したいアトラクションは最初に並んでおくのがマスト。とはいえ巷の某テーマパークほどの並列・攻略スキルは要されないので、フリードリンク片手に「これめっちゃ楽しそ~」ってものにとりあえず並んでおけばOK。
また、入場特典としてアドアーズ全店で使用可能なゲーム無料クーポンや期間限定グッズなどがプレゼントされるのもうれしいポイント。
OBAKEREA VR Creeping Terror
シアター型ホラーアトラクション「OBAKEREA VR Creeping Terror」。VR技術で再現される最大限の恐怖を体感できます。
VRゴーグル装着前に別室で映像を見せる入念な恐怖刷り込み大作戦に表情がこわばる筆者。どうやら捜査員となって行方不明の少女を探しに行ってくれ。ちなみに監禁されているらしい場所がめっちゃヤバイし怖いしビビるぜってことらしい。
めっちゃ怖いの苦手だしオバケとかまじやめな?って感じだけど、“するは一時名は末代”なんてことわざがあるくらいだからいいとこ見せたるわ精神で挑んだけれどこの表情ですわ。恐怖で早口になるやつですわ。
どう怖いかをネタバレ要素なしに端的かつ聡明に説明すると、眼前にバケモンがギャーっつって出てきてギミックチェアがガコガコってなってヤダよ~ってなったの。もうなんか怖いの。って感じでした。
DIVE HARD VR
新手の目隠し拷問なう☆ではありません。高所脱出型VRアトラクション「DIVE HARD VR」です。
「これのどこが高所やねん」とツッコミ発動しかねませんが、ここは仮想現実提供テーマパーク。その証拠を以下に添付いたします。ご査収ください。
VRゴーグル内に投影されるのは、おっと危ねぇこんちわっす!といった具合の圧倒的高所。足がすくむ超高層ビルの上で、映画さながらのガンアクションを繰り広げるミッションクリア型ゲームです。
足元を覗けば吸い込まれてしまいそうな高所恐怖症瞬殺ゲーム。度胸試しに最適なドキドキ感を楽しめます。
対戦!ハチャメチャスタジアムVR
悲しいかな、バリバリ最強運動音痴が調子こくとこうゆう光景が繰り広げられますよ。という一枚なんですが、ことの顛末を語らせていただきますね。
この日、筆者が挑んだのは「対戦!ハチャメチャスタジアムVR」。先日の秋葉原記事で見事なフォームを披露したことから自身に野球のセンスを見いだし、対戦型野球ゲームでドヤろう。「あだちまる子って野球のフォームかっこよくね?」と巷で話題になろう。そう画策しました。若干のガニ股具合に気づくこともなく。
このときの私は、誰もが一度は遊んだことがある、あの“野球盤”を最新のVR技術で再現した「対戦!ハチャメチャスタジアムVR」の魅力を伝えることより、自身のいいとこ魅せたい欲求のほうが上回っていました。2人で遊ぶ場合はピッチャーとバッターに分かれてプレイしますが、私を見て!状態に陥っていたため1Pでバッターに徹することにしました。
人ってこんなクソダサいスイングできる?と誰もが目を疑うあだまる打法は、読者の心を離す一途をたどるばかりです。しかし彼女は仮想現実の中。次々と迫りくる魔球に「キャー!(魅せます、私の曲線美)」とか「ワー!(神スイングでPV数ブチアゲ天国ってかぁ?)」などとのたまいながら興じるわけです。
仮想現実に引き込まれ見失う自身のアウトなフォーム。その姿をおさめた写真に後日のたうち回ることのないよう謙虚に生きたいと誓う筆者を反面教師に、仮想現実内のスタジアムで仲間と共にかっ飛ばそう。
協力!GHOST ATTACKERS VR
ゴースト退治専門家となり、相棒のドローンと一緒に洋館に棲みついたゴーストを退治する「協力!GHOST ATTACKERS VR 」。協力型ガンシューテイングゲームです。
「ゴースト退治専門家」というバチボコかっこいい稼業を担うこととなったあなたは、相棒の指示に従い襲いかかるゴーストを撃退していきます。
チームワークの乱れは顕著に結果としてあらわれるため、全4ステージを見事クリアしたカップルには筆者より「名誉ソウルメイト賞」を授与します。
SALOMON’s CARPET VR
空飛ぶ魔法の絨毯を体現した写真~?こんな感じですか~?あれ~?これじゃあサーファーだ~、あはは~ジャンガジャンガ……とやってきたのは冒険VRライドアトラクション「SALOMON’s CARPET VR」。
魔法の絨毯で大空を疾走する爽快感を味わいながら、 襲いかかるモンスターと戦うアクションゲームです。
手に持つコントローラーは仮想現実内では魔法の杖と変化し、気分はまるでファンタジーの世界の主人公。絨毯は倒れない程度に縦横無尽に稼働し、手すりにつかまっていないと振り落とされてしまいそうな感覚をおぼえます。にしても、風に吹かれる私のこの写真、ポスターに使ってほしいな?
はたから見たらすっとんきょうなザマですが、終盤に対峙することとなる凶悪な巨大ドラゴンとのバトルは思わず声を上げるほどの臨場感。VR PARK TOKYOの中でも人気なアトラクションのため、並ぶこと必須です。
CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS
幻想世界の主人公になり、剣や詠唱魔法を駆使して敵を倒す「CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS」。
次々と迫りくるポップで狂気な敵モブたち。四方八方から襲ってくるためぼやぼやしたら即ゲームオーバー。自身の討伐スキル、そしてスタッフや同行者の助言や指示をもとにラスボスまで辿り着けることができるのか。ひと汗必須なリアルバトルアクションゲームです。
戦いの様子は横のディスプレイにも映し出されるので、オーディエンスも大興奮間違いなし。敵やステージ、武器が週替りで選べるので、訪れるたびに様々なパターンが何度も楽しめます。
JUNGLE BUNGEE VR
世界初、屋内でバンジージャンプが体験できる「JUNGLE BUNGEE VR 」。ビビリな筆者にとって背中で繰り広げられる光景は戦慄そのものです。
戦慄の原因はコレ。吹き抜けの上をハーネスで吊るされた状態で、映像に合わせて何度も上下を繰り返すため、胴体と足の接続部分がヒュンってなるアレになります。コレとかアレって言われてもわからないって?タマヒュンだよ!
足がつかない恐怖、内臓が浮き上がるフワッと感。そして、ターザンのごとくジャングルを飛び回る躍動感はVRでしか味わえない感覚。上昇と落下体験を何度も楽しめる新感覚アトラクションでレッツ完熟類人猿だ。
まとめ
初体験のスリルやワクワク、そしてVRのハイテクノロジーを体感できる最新エンターテイメント空間。気軽に訪れることができる渋谷で、“初めて”がいっぱいの異空間テーマパークをさまよい楽しまなきゃモッタイナイ。
※価格はすべて税別表記です。
名称 | VR PARK TOKYO |
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定休日 | 無休 |
営業時間 | 10:00~23:25 |
入場料 | 【事前予約】2,900円(税込) 【当日入場】3,300円(税込) |
アクセス | JR渋谷駅より徒歩7分 |
住所 | 東京都渋谷区宇田川町13-11 KN渋谷1ビル4F |