ペアーズの口コミ・評判はどう?悪いウワサの真相を徹底的に調べてみました

比較記事をひととおり読んで、最初の1本をペアーズに決めかけたところで手が止まった人は少なくありません。

検索窓に名前を入れた瞬間、「最悪」「やめた方がいい」という評判が並ぶからです。

この記事は、そこで足を止めた人に向けて書いています。

ペアーズに低い口コミが存在することは事実です。

ただ、その量が多いのか少ないのかは、1つのアプリだけを見ていても判断できません。

物差しがないからです。

そこでこの記事では、ペアーズと同じ日にOmiaiとタップルの評価を実測し、3社を並べました。

あわせて、ペアーズに投稿された直近の低い口コミ31件を1件ずつ読んで、何に対する不満なのかを分類しています。

安全性については体験談ではなく、法律で事業者に課された義務と、実際の届出番号で検証しました。

読み終えたときに、感想の多数決ではなく数字と制度で判断できる状態になっていることを目指します。

目次

ペアーズの口コミが良い評価と悪い評価に割れる理由

賛否が分かれるアプリを前にすると、人はどうしても悪いほうの声に目を奪われます。

ここでは最初に、ペアーズの口コミの割れ方をどう扱えばよいのかを決めておきます。

良い評価と悪い評価が同じくらい並ぶのは珍しいことではありません

まず数字で確かめます。

ペアーズのGoogle Playでの評価を2026年9月3日に集計したところ、星5が23,144件で最も多く、次に多いのが星3の10,138件、その次が星1の8,654件でした。

星4は7,816件、星2は2,718件です。

この5段階を合計すると52,470件になり、ページに表示されている平均は3.6です。

星4以上は30,960件で全体の59.0%、星2以下は11,372件で21.7%を占めます。

星1は星2の3.2倍あり、不満を持った人は「やや不満」ではなく「最低」を選んでいます。

※ Google Playが画面上部に表示している件数は5.34万件です。この記事で使っている52,470件は、星別の内訳が公開されているモバイルデバイス分の合計であり、集計の範囲が異なります。また表示上の平均3.6は新しい評価を重く見る加重平均のため、星別件数から単純計算した3.65とは一致しません。

真ん中がへこんで両端が盛り上がる形は、はっきりした結論を持った人だけがペアーズの口コミを書きに来た結果です。

割れ方が大きいのか小さいのかは他社と比べないと分かりません

ここが、この記事で最初に申し上げたい点です。

「星1が16.5%もある」という数字は、単体で見ると多く感じます。

しかし比較対象を1つ置いた瞬間に、その印象は変わります。

同じ日に他社を測るとペアーズの位置がどう見えるのかは、記事の後半で具体的に示します。

1つのアプリの評判だけを見て良し悪しを決めるのは、1軒だけ見て家賃の相場を判断するのと同じです。

星の数ではなく中身で読み分けます

もう1つ、姿勢を決めておきます。

その口コミが何に対する不満なのかを見てください。

料金への不満と、勧誘してくる相手への不満と、アプリの不具合への不満は、まったく別のものです。

読者にとっての意味も違います。

星の数だけを数えても、この違いは見えません。

ペアーズの評判が「良いか悪いか」だけで語られているとき、その記事は中身を分けていません。

この記事では実際に分類した結果を後半で示します。

良い口コミが伝えるペアーズの4つの強み

ペアーズへの高い評価がどこに集中しているかを整理します。

抽象的な褒め言葉ではなく、その口コミがどんな仕組みから生まれているのかまで踏み込みます。

会員数が多く相手の候補が尽きにくい

最も多く挙げられる長所が、候補者が枯れないことです。

マッチングアプリで最初につまずくのは、条件を絞り込んだ瞬間に該当者が数人になってしまう場面です。

年齢と居住地を指定しただけで候補が尽きると、そこで利用をやめることになります。

ペアーズではこれが起きにくくなっています。

あるマッチングアプリ専門メディアが公表したペアーズの検索結果では、25歳から29歳・関東在住の女性という条件だけで64,548人が表示されたと報告されています。

条件を足してもまだ選べる状態が保たれるということです。

ペアーズの累計登録数は、公式サイトで2026年4月時点で2,700万を突破したと公表されています。

ただしこれは2012年のサービス開始以来の累計であり、退会した人や休眠中のアカウントも含まれます。

趣味や価値観のタグで話の糸口を作れる

ペアーズのコミュニティやマイタグと呼ばれる機能への口コミも高評価が並びます。

これは、好きなものや価値観を登録しておくと、同じものを登録した人が見つかる仕組みです。

プロフィールの文章を読み込まなくても、共通点が先に見える状態になります。

初対面のメッセージで何を書けばいいか分からないという悩みは、アプリ未経験者に共通します。

共通のタグがあると、最初の一文が「はじめまして」で終わらずに済みます。

話の入り口が用意されている状態は、慣れていない人ほど効きます。

ただし、共通の趣味があることと気が合うことは別です。

ペアーズのタグは会話を始める道具であって、相性を保証するものではありません。

地方に住んでいても相手が見つかる

地方在住者からのペアーズの口コミは、評価が高くなっています。

マッチングアプリの多くは、会員が都市部に偏ります。

地方では候補がほとんど表示されず、登録しただけで終わることが珍しくありません。

ペアーズは規模が大きい分、この偏りの影響が小さくなります。

利用者100人に調査を行ったあるメディアは、北海道から沖縄まで、どの地方でも最低6,000人の会員がいることを確認したと報告しています。

都市部と同じ密度ではありませんが、選択肢がゼロになる地域は事実上ありません。

恋活から婚活まで目的の幅が広い

利用目的の幅広さも、ペアーズが評価される点です。

981人を対象にした調査では、利用目的として「恋人探し」を挙げた人が70%、「結婚相手探し」が38%、「デートや遊び相手探し」が44%でした(複数回答)。

50人への別の調査でも、恋人探しが64%、結婚相手探しが14%で、合わせて78%が真剣な相手探しを目的にしているという結果が出ています。

数字の細かい違いはありますが、方向は一致しています。

遊び目的が主流のアプリではなく、かといって結婚一本に絞られてもいない、という位置づけです。

ペアーズの良い口コミが集中している4点
  • 条件を絞っても候補が尽きにくい
  • 趣味や価値観のタグが会話の入り口になる
  • 地方でも一定数の会員がいる
  • 恋活と婚活のどちらにも使える

悪い口コミが指摘するペアーズの4つの弱み

低いほうの口コミも、感情的な不満だけではありません。

指摘されている内容には共通の型があります。

いいねが一部の会員に集中する

ペアーズの会員数が多いということは、同じ相手を見ている人も多いということです。

結果として、いいねは人気のある一部の会員に偏ります。

投稿された口コミには、3か月で月平均300から400のいいねを受け取ったという女性の報告がある一方で、送っても反応がないという男性の報告が並びます。

ただし後で見るとおり、この不満はペアーズの低い口コミの中では多数派ではありません。

マッチングしてもメッセージが続かない

マッチングは成立するのに、そこから先に進まないという指摘もあります。

いいねを送る操作は数秒で終わりますが、会話を続けるにはお互いの時間と関心が要ります。

大量にマッチングした結果、一人ひとりに割く時間がなくなるという逆説が起きます。

先ほどの女性の口コミでも、マッチングしたのは20人程度、実際に会ったのはそのうち半分程度でした。

数字が大きいほど、途中で消える割合も大きくなります。

写真と実際の印象が違うことがある

会ってみたら印象が違った、という不満も繰り返し出てきます。

これはペアーズに固有の問題ではありません。

写真を自分で選んで登録する仕組みである以上、どのアプリでも起こります。

対策は単純で、会う前に写真以外の情報を増やすことです。

プロフィールの文章量、コミュニティの登録内容、メッセージでの受け答え。

この3つが揃っていれば、写真だけで判断するよりも精度は上がります。

勧誘目的の相手がまぎれこむ

投資や副業への勧誘を目的とした利用者がいるという指摘があります。

国民生活センターは2022年12月に、マッチングアプリなどで知り合った相手から暗号資産やFXなどの投資に勧誘されるという相談が多く寄せられているとして、注意喚起を出しています。

この不満が、実はペアーズの低い口コミの中で最も多いものです。

次のセクションで実際に分類した結果を示します。

サクラや業者がいて危ないという評判は本当か

ここが記事の中心になります。

危ないという評判の中身を実際に分類し、そのうえで安全性を制度の面から検証します。

直近31件の低い評価を1件ずつ分類しました

Appleが公開しているレビューのデータから、ペアーズの新着49件を取得しました。

内訳は星1が27件、星2が4件、星3が2件、星4が6件、星5が10件です。

このうち星2以下の31件について、何に対する不満なのかを1件ずつ読んで分類しました。

1件につき、最も強く出ている不満を1つに割り当てています。

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不満の内容 件数 割合
業者・詐欺・勧誘・偽の写真 14件 45%
料金や課金のしくみ 8件 26%
アプリの不具合・退会や本人確認の手続き 6件 19%
相手の質や容姿 2件 6%
その他 1件 3%

※ 2026年9月3日にAppleの公開レビューデータから新着49件を取得し、星2以下の31件を当編集部が分類しました。分類は最も強く出ている不満を1件につき1つ割り当てる方式です。

最も多い不満は、アプリの出来ではなく「まぎれこんでいる相手」でした。

具体的には、投資や暗号資産への勧誘、外部への誘導、本人ではない写真の使用を訴える内容です。

これはペアーズの読み方を変える結果です。

低い口コミが多いことと、アプリが使いにくいことは別だからです。

31件中14件は、運営ではなく第三者に向けられた不満でした。

埋もれるという不満は少数でした

ついでに確かめたことがあります。

マッチングアプリの記事でよく語られる「会員数が多すぎて埋もれる」「いいねが来すぎて選べない」という説明が、実際のペアーズの低い口コミにどれだけ現れるかを見ました。

結果は31件中2件程度で、しかもその2件は原因を会員数ではなく料金のしくみに帰しています。

女性側の「いいねが多すぎて処理しきれない」という趣旨の投稿は、31件中0件でした。

つまり、「会員数の多さが評価を分けている」という説明は、実際に書かれている不満とは合っていません。

この記事では、その説明を採りません。

サクラと業者は別のものです

最多だった不満の中身に入る前に、言葉を整理します。

この2つは混同されがちですが、性質がまったく違います。

サクラとは、運営会社が自ら用意した架空の会員のことです。

会員数を水増ししたり、課金を促したりする目的で使われます。

運営会社自身が行う行為です。

業者とは、外部から入り込んだ第三者のことです。

投資や副業への勧誘、他のサイトへの誘導などを目的として登録します。

運営会社にとっては排除すべき対象です。

先ほど分類した14件の多くは、後者を指しています。

「サクラだらけ」と書かれたペアーズの口コミの中身を読むと、実際には勧誘してくる第三者の話であることがほとんどです。

なお、運営会社が架空の会員を用意する行為は、詐欺罪や景品表示法の問題になります。

消費者庁は「サクラサイト商法」として注意喚起のページを設けています。

ペアーズがそれを行っているという証拠は確認できませんでした。

ただし、年齢確認は利用者に課される手続きであり、運営会社の行為を技術的に不可能にするものではありません。

「仕組み上あり得ない」と言い切ることはできない、というのが正確な理解です。

法律にもとづく届出と年齢確認が行われています

ここが、ペアーズの評判を扱う他の記事ではほとんど触れられていない部分です。

面識のない異性との交際情報を公衆が閲覧できる形で掲載し、利用者同士が電子メールなどで相互に連絡できる仕組みを、有償無償を問わず反復継続して提供する事業は、出会い系サイト規制法の対象になります。

警察庁はこの4つの要件をすべて満たす事業が対象であると明示しており、対象となる事業者には届出、利用者が児童でないことの確認、児童を誘引する書き込みの削除といった義務があるとしています。

努力目標ではなく、法律上の義務です。

ペアーズの利用規約第22条には、この規制に対応する記載があります。

児童を誘引する行為を規制する目的で、男女ともに身分証明書などによる年齢確認を実施していること、および年齢確認前の自己紹介文を監視していることが明記されています。

ペアーズの運営会社は株式会社エウレカです。

特定商取引法に基づく表示には、所在地が東京都港区三田一丁目4番1号、代表取締役社長が山本竜馬氏と記載されています。

加えて、一般社団法人恋愛・結婚マッチングアプリ協会の会員リストに正会員Bとして掲載されています。

同協会の会員種別は、第三者認証の取得状況や企業分類、会費などの条件で定められています。

※ 監視については、公式の記載に「ユーザー同士のコミュニケーションすべてが対象ではなく、必要に応じたモニタリングを実施しています」という但し書きがあります。すべてのやり取りが常時読まれているわけではありません。

届出の登録番号が2つ流通しています

届出の受理番号まで調べたところ、公開されている番号が1つに揃っていませんでした。

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掲載場所記載されている番号
Google Playの説明文三田26-087582
ペアーズのコミュニティガイドライン三田26-087582
運営会社エウレカの会社概要三田26-087582
App Storeの説明文三田26-075149

※ 2026年9月3日に当編集部がそれぞれのページで確認しました。

3つの経路が三田26-087582で一致し、App Storeの説明文だけが三田26-075149です。

どちらが現行かは公開資料からは判定できませんが、一致している3つのほうが新しいと考えるのが自然です。

App Storeの説明文の更新が追いついていない可能性があります。

大事なのは番号がどちらかということより、届出をしている事業者であることが複数の経路で確認できるという事実です。

届出の有無は、アプリを選ぶときに最初に確かめてよい基準になります。

勧誘目的の相手を見分ける手順

制度が整っていても、業者が完全にゼロになるわけではありません。

実際、ペアーズの低い口コミの45%がこの問題でした。

見分ける手順を決めておくのが現実的です。

STEP
プロフィールの情報量を確認する

写真が1枚しかない、自己紹介文が極端に短い、職業が曖昧といった特徴が重なる場合は警戒します。

業者は多くのアカウントを運用するため、1つあたりにかける手間が少なくなります。

STEP
会話の進み方を見る

2、3回のやり取りで外部のアプリやLINEへ移りたがる相手は要注意です。

運営の監視が届かない場所に移すことが目的だからです。

実際の口コミにも、この手口を訴える投稿が複数ありました。

STEP
お金の話が出た時点で止める

投資、副業、暗号資産、セミナーといった言葉が出たら、そこで会話を終わらせます。

国民生活センターは2022年12月に、マッチングアプリで知り合った人に騙されないためのチェックリストを公表しています。

STEP
運営に通報する

違反報告の機能から通報します。

ペアーズは24時間365日のモニタリングとパトロールを公表しており、通報された内容は確認の対象になります。

この4段階を守れば、実害が出る前に離脱できます。

被害に遭いそうなときの相談先

万一、金銭のやり取りが発生しそうになった場合は、自分だけで判断しないでください。

消費者ホットラインの188番に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながります。

相談は無料ですが、窓口につながった時点から通話料が発生します。

国民生活センターは、少額の投資で高い利益を約束する、簡単に稼げると説明する、経歴の説明が不自然といった特徴を、注意すべき点として挙げています。

相手が親切に見えることは、安全である根拠になりません。

ペアーズの会員属性と年齢層の特徴

同じアプリでも、条件が違えば結果は変わります。

ここは各社の調査で数字が公表されているため、実測値で確認できます。

会員の中心は20代から40代です

981人を対象にした調査では、20代から40代が全体の87%を占めていました。

同じ調査で50代以上は8%と記載されています。

別のメディアはペアーズの会員全体の属性として、20代と30代で81%という数字を挙げています。

調査の規模も実施主体も違いますが、若い層が中心という点では一致しています。

自分が20代から40代であれば、ペアーズで同年代の候補が不足する心配はほぼありません。

50代以上は同年代の候補が減ります

一方で、50代以上になると条件が変わります。

先ほどの調査で50代以上は8%でした。

ペアーズの会員数が多いといっても、自分と釣り合う年代だけを見れば、候補は急に細くなります。

投稿された口コミにも、年齢が上がると年齢の近い相手とはマッチするが、そこから先が続きにくいという内容が見られます。

50代以上でペアーズを使えないわけではありませんが、20代と同じ感覚で始めると期待とのずれが生じます。

年齢が上がるほど、アプリ選びで規模よりも年齢層を優先すべきだということです。

都市部と地方では相手の数に差が出ます

地域差は、良い口コミと悪い口コミの両方に出てきます。

どの地方でも最低6,000人という数字は、地方でもペアーズが使えることを示しています。

ただし東京や大阪の会員数とは桁が違います。

地方では「候補が尽きない」ではなく「候補は存在する」が正確な表現です。

地方在住の場合、年齢の幅を広めに取る、距離の条件を緩めるといった調整が前提になります。

この調整をせずに使うと、「会員数が多いと聞いたのに誰もいない」という感想を持つことになります。

利用目的は恋活寄りで婚活層とは少しずれます

ペアーズの利用目的では恋人探しが最多で、結婚相手探しはそれより低くなります。

981人への調査では恋人探し70%に対し結婚相手探し38%、50人への調査では恋人探し64%に対し結婚相手探し14%でした。

どちらの調査でも恋人探しが結婚相手探しを上回っています。

ただしこれは意向の分布であって、成果ではありません。

MMD研究所が2025年9月に20歳から69歳の男女30,000人を対象に実施した調査では、出会った人と付き合ったことがある割合はペアーズが44.2%で最も高いという結果が出ています。

意向だけを見れば恋活寄りですが、交際に至った割合では上位に立っています。

両方を見たうえで判断してください。

ペアーズが向いている人と向いていない人の特徴

ここまでの内容を、判断できる形にまとめます。

相手を自分で選びたい人には向いています

ペアーズは、条件を指定して自分で相手を探す設計になっています。

毎日紹介される相手の中から選ぶ形式のサービスとは、発想が違います。

検索して、絞り込んで、自分の判断で候補を決めるという手順を面倒に感じない人に向いています。

50人への調査では、検索のしやすさについて50人中47人が肯定的に回答しました。

検索を軸に使う設計であることは、利用者側の実感とも一致しています。

業者を自分で見分ける気がある人には向いています

これは他の記事があまり書かない条件です。

ペアーズの低い口コミの45%が業者や勧誘への不満だった以上、この問題に自分で対処する構えがあるかどうかが、満足度を大きく左右します。

先に示した4段階の手順を実行できる人にとって、この問題は避けられるものです。

逆に、運営がすべて排除してくれることを期待している人は、不満を持つ側に回ります。

これはペアーズに限らず、マッチングアプリ全体に言えることです。

短期間で結婚相手を決めたい人には向いていません

期限が決まっている婚活には、条件つきで向いていません。

ペアーズの利用目的の分布が恋活寄りであるためです。

ただし先ほどのMMD研究所の調査のように、交際到達率では上位という結果もあります。

「向いていない」と断定できるのは、半年から1年といった明確な期限がある場合に限られます。

その場合は結婚相談所や婚活特化型のサービスも選択肢に入りますが、料金の水準と解約の条件が大きく異なるため、申し込む前に必ず確認してください。

待っているだけで出会いたい人には向いていません

何もせずに結果が出ることを期待している場合は、向いていません。

プロフィールを整える、コミュニティを選ぶ、メッセージを送る相手を絞るという作業が前提になります。

ペアーズの口コミにも、登録しただけでは何も起きなかったという内容が繰り返し出てきます。

他社と並べて初めて分かること

記事の前半で保留にした比較を、ここで示します。

ペアーズだけを見ていては分からないことを、同じ日に他社を測ることで確かめました。

星1の比率は3社の中で最も低くなっています

2026年9月3日に、Google Playで3社の星別件数をすべて実測しました。

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アプリ 累計登録数 平均 評価の総数 星1の件数 星1の比率
ペアーズ 2,700万 3.6 52,470件 8,654件 16.5%
Omiai 1,000万 3.6 14,106件 2,544件 18.0%
タップル 2,300万 3.5 48,401件 10,477件 21.6%

※ いずれも2026年9月3日にGoogle Playのモバイルデバイス分の内訳を実測し、当編集部が集計しました。星別件数は日単位で変動します。

ペアーズの16.5%は、3社の中で最も低い数字です。

「星1が16.5%もある」という印象は、比較対象を置いた瞬間に反転します。

さらに注目すべき点があります。

累計登録数が最も多いペアーズが最も割れておらず、最も少ないOmiaiがペアーズより割れています。

会員数の多さと口コミの割れ方は、この3社では対応していません。

アプリストアの違いによる差は業界全体で共通です

もう1つ、比較しないと誤読する数字があります。

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アプリ App Storeの平均 Google Playの平均 差
ペアーズ 4.17(441,936件) 3.6(52,470件) 0.57
タップル 4.09(264,910件) 3.5(48,401件) 0.59
Omiai 3.94(224,258件) 3.6(14,106件) 0.34

※ App Storeの数値はAppleの公開データから、Google Playの数値は実測から取得しました。いずれも2026年9月3日時点です。

3社すべてでApp Storeのほうが高く出ています。

ペアーズの0.57という差は、タップルの0.59とほとんど同じです。

つまりこれはペアーズに固有の現象ではなく、アプリストアの性質の違いです。

なお、ペアーズの評価はApp Storeが441,936件、Google Playが52,470件で、Google Playは両方を合わせた494,406件のうち10.6%にすぎません。

両方を件数で加重平均すると約4.1になります。

片方だけを取り出して低いと書くのは、9割を占める側を捨てた議論です。

アンケートの人数は50人から981人まで開きがあります

最後に、記事に載っている数字そのものの読み方を扱います。

掲示板の書き込みを探す再検索が出てくるのは、記事に載っている口コミが本物かどうかを読者が疑っているからです。

調査の規模と実施時期を並べると差が見えます

ペアーズについて独自アンケートを公表しているメディアを、規模順に並べました。

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調査の実施主体 対象人数 公表されている主な数値
出会いコンパス 981人 72%が安全と回答、76%が友人に勧めたいと回答
Meeeet 300人 口コミの分類
マリマリッジ 250人 88%がデートできたと回答
マイナビウーマン 153人 男女別の口コミ
ユアマッチ 150人 利用者への調査
カスタムライフ 100人 男女50名ずつ、異性の印象の分類
aimatch 100人 89%が出会えたと回答
マッチアップ 50人 78%が真剣な相手探しが目的と回答

※ 各社が公表している数値を、当編集部が横に並べたものです。設問・実施時期・対象者はそれぞれ異なります。

最小50人と最大981人では、約20倍の開きがあります。

50人の調査で「94%」と書かれていれば、それは47人が答えたということです。

パーセントだけを見ると規模の違いが消えます。

さらに調べて分かったことがあります。

実施時期と調査方法を明記していたのは、出会いコンパスの1社だけでした。

2024年7月30日から8月13日と2025年9月2日から9月16日に、調査会社を通じてインターネットで実施し、対象は10代から60代の男女981人と書かれています。

残る7社は実施時期を確認できませんでした。

数字を見るときは、母数と実施時期がセットで書かれているかを確かめてください。

どの調査でも一致している項目とそうでない項目

規模も実施主体も違う調査で、それでも結論がそろっている項目があります。

一致しているのは、年齢層が20代から40代中心であること、利用目的で恋人探しが最も多く遊び目的が少数派であること、会員数の多さが長所として挙がることの3つです。

異なる母集団で同じ結論が出ている以上、この3点は信頼できます。

一方で、満足度の数字は調査によって幅があります。

出会えた・デートできたと答えた割合は88%や89%、安全だと感じた割合は72%です。

いずれも高い数字ですが、これらはメディアが自社で実施した調査であり、母数も設問も揃っていません。

より大きな標本では、MMD研究所の30,000人調査で交際到達率44.2%という数字があります。

88%と44.2%は矛盾しているのではなく、聞いていることが違います。

前者は「出会えたか」、後者は「付き合ったか」です。

ペアーズについてよくある質問

ペアーズはやめた方がいいと言われるのはなぜですか。

低い口コミの45%が業者や勧誘への不満だからです。

ただしこれは運営ではなく第三者に向けられた不満であり、見分ける手順を持っていれば避けられます。

手間をかけずに結果を求める使い方や、期限を決めた婚活とは合いません。

ペアーズはサクラだらけというのは本当ですか。

「サクラだらけ」と書かれた投稿の中身を読むと、実際には外部から入り込んだ勧誘目的の業者を指していることがほとんどです。

運営が架空の会員を用意しているという証拠は確認できませんでした。

両者は別のものとして扱ってください。

他のアプリと比べてペアーズの評判は悪いのですか。

いいえ。

同じ日に実測したところ、星1の比率はペアーズが16.5%、Omiaiが18.0%、タップルが21.6%でした。

3社の中では最も低くなっています。

ペアーズは危ないアプリではありませんか。

出会い系サイト規制法にもとづく届出をしている事業者で、登録番号も公開されています。

年齢確認と書き込みの監視も義務づけられています。

ただし、勧誘目的の相手に個別に対処するのは利用者側の役割です。

ペアーズを使うかどうかの判断まとめ

最後に、判断の材料を整理します。

ペアーズの口コミは、単体で見ると割れているように感じます。

しかし同じ日に他社を測ると、星1の比率は3社の中で最も低く、App Storeとの差も業界共通の傾向の範囲内でした。

両ストアを合わせた評価は約4.1です。

低い口コミの中身を1件ずつ分類すると、最多は業者や勧誘への不満で45%を占めました。

これは運営ではなく第三者に向けられた不満であり、見分ける手順を持てば避けられる種類のものです。

安全性については、出会い系サイト規制法にもとづく届出をしている事業者であることが、公式サイト・運営会社の会社概要・アプリストアの説明文の複数経路で確認できました。

年齢確認もペアーズの利用規約に明記されています。

以上を踏まえた判断はこうなります。

20代から40代で、自分で相手を探す手間をかけられて、勧誘目的の相手を自分で見分ける構えがある人には向いています。

半年から1年で結婚を決めたい人や、登録するだけで結果を求める人には向いていません。

ペアーズの評判を多数決で決めるのではなく、この基準に自分を当てはめて決めてください。

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