マッチングアプリを比較する記事をひととおり読み終えて、Omiaiを最初の1本にしようと決めかけた。
そこで検索してみたら、「真面目な人が多い」という声と「重くて続かない」という声が同じくらい並んでいて、手が止まった。
この記事は、そういう状態の方に向けて書いています。
はじめにお伝えしておくと、Omiaiの評価が割れているのは、アプリの出来が中途半端だからではありません。
理由は2つあります。
1つは「真剣度の高さ」が読む人の目的によって長所にも短所にも裏返ること。
もう1つは、会員の年齢や地域の分布と、書き手の条件が噛み合っているかどうかです。
どちらも良し悪しを多数決で決めて答えが出る種類のものではありません。
そこでこの記事では、上位に出てくる10件のアンケートを横断して並べ直し、App StoreとGoogle Playの星の内訳を1件ずつ数え、さらに他の5アプリとも同じ方法で比べました。
他人の感想を並べるのではなく、あなたがOmiaiに向いているかどうかを自分で判定できる材料をお渡しします。
なお料金プランの詳細は別の記事で扱うため、ここでは金額に踏み込みません。
Omiaiの口コミが良い評価と悪い評価に割れる理由

Omiaiの評価は、きれいに二つに割れています。
しかもその割れ方には規則性があります。
褒めている人と貶している人が、同じ特徴を別の方向から指さしている場面が多いのです。
ここを最初に押さえておくと、以降の口コミがまるで違って見えてきます。
良い評価と悪い評価は同じ性質の裏表になっています
Omiaiに寄せられる高評価と低評価は、別々の事実を指しているわけではありません。
同じ一つの事実を、違う立場から見た結果です。
たとえば「真面目な人が多くて安心できた」という高評価があります。
その一方で「みんな結婚前提で重い」という低評価もあります。
この二つは矛盾していません。
会員の真剣度が高いという同一の事実を、歓迎する人と敬遠する人が、それぞれの言葉で書いているだけです。
「本人確認が厳しくて安心」と「登録の手間が多い」も同じ構図です。
「相手を絞って選べる」と「候補が少ない」も対になっています。
Omiaiの口コミを読むときは、褒め言葉と不満をペアで並べてみてください。
かなりの部分が表と裏でつながります。
ただし、裏表で説明できない不満もあります。
ここは正直に書いておきます。
158人への調査で悪い評価の上位に来たのは、年齢層が合わないこと、勧誘目的の相手に当たったこと、地方では候補が少ないことの3つでした。
これらは真剣度の裏返しではなく、自分の条件とアプリの会員分布が噛み合っているかという別の問題です。
つまりOmiaiの評価は、2つの軸で割れています。
1つは真剣度をどう受け取るか、もう1つは会員の分布と自分が重なっているか。
前者は好みの問題で、後者は条件の問題です。
どちらも「アプリの出来が悪い」という話ではありません。
だからこそ、口コミの数を数えても答えは出ません。
割れているのは真剣度の高さをどう受け取るかです
では、その一つの性質とは何か。
結婚を前提とした真剣な出会いに寄せた設計、この一点です。
Omiaiは2012年2月に始まった、国内では先駆けにあたるマッチングアプリです(iOS向けアプリの公開は2013年1月)。
累計会員数は1000万人以上(2024年7月時点)、累計マッチング数は1億組以上(2023年6月時点)と公表されています。
14年をかけて、真剣な交際を求める層を集めてきました。
真剣度が高い集団は、目的が合う人にとっては最高の環境になります。
話が早く、途中で消えられることも少ない。
ところが、まずは何人かと会って感覚をつかみたい人にとっては、同じ環境が重い足かせになります。
Omiaiの評判の振れ幅は、アプリの品質ではなく利用者の目的の幅から生まれています。
自分の目的に当てはめて読み分けます
ここまでを踏まえると、口コミの正しい読み方が決まります。
書き手が自分と同じ目的を持っているかどうかを先に確かめる、これだけです。
「1年以内に結婚相手を決めたい」という人が書いた高評価は、同じ目的のあなたには参考になります。
けれども「まず友達から広げたい」という人が書いた低評価は、あなたには当てはまりません。
逆もまた同じです。
- 高評価と低評価をペアで並べ、同じ事実の表裏になっていないか確かめる
- 裏表で説明できない不満は、書き手の年齢や住んでいる地域を確かめる
- 星の数の平均ではなく、星1と星5の中身を読む
Omiaiが向いている人と向いていない人の特徴

判定の結論から書きます。
Omiaiは、相手の人数を増やすためのアプリではなく、相手を絞り込むためのアプリです。
この一文に頷けるかどうかで、Omiaiが合うかどうかはほぼ決まります。
以下、具体的な条件に分解していきます。
Omiaiの口コミを何十件読んでも判断がつかないのは、書き手の目的がばらばらだからです。
ここでは口コミの多数決をやめ、条件で切り分けます。
Omiaiが向いているのは相手を絞って真剣に交際したい人です
Omiaiが力を発揮するのは、次のような人です。
- 交際の先に結婚を置いている、あるいは置くつもりがある
- 数をこなすより、一人ずつ丁寧にやり取りしたい
- 相手の身元がはっきりしている状態で会いたい
- 20代後半から30代で、同年代を探している
- 職場や知人にアプリの利用を知られたくない
この条件に3つ以上当てはまるなら、Omiaiは有力な選択肢になります。
根拠は、この記事の後半で集計した10件のアンケートです。
どの調査でも真剣度と安全性の評価だけは一致して高いという結果が出ています。
一つ補足します。
ここで言う「絞り込む」とは、選択肢を減らすことではありません。
同じ時間を、より少ない人数に厚く使うという意味です。
10人と浅くやり取りして全員と自然消滅するより、3人と深く話して1人と続くほうが、結果として早い。
Omiaiはその使い方を前提に設計されています。
とくに「身元がはっきりした相手と会いたい」という条件は重要です。
Omiaiではメッセージのやり取りを始める前に、顔写真付きの公的身分証による年齢確認が必須になっています。
神奈川県が運営する恋カナ!
プロジェクトのサービス紹介ページでも、銀行水準のAI本人確認システムと有人の目視を組み合わせている点が説明されています。
Omiaiが向いていないのは気軽に人数を増やしたい人です
反対に、次のような人はOmiaiで満足しにくくなります。
- とりあえず多くの人と話してみたい
- 恋愛より先に友達や飲み仲間を増やしたい
- 20代前半で、同年代の相手を数多く見たい
- 地方の、人口が多くない地域に住んでいる
- 登録したその日のうちにやり取りを始めたい
このうち地方在住は、Omiaiの弱点として複数の調査で共通して挙がっています。
158人を対象にした2026年7月のアンケートでは、悪い口コミの第3位が「地方住みだと出会いづらい」で25.3%でした。
都市部と地方で体験がはっきり分かれるサービスです。
年齢についても注意が必要です。
同じ調査では、悪い口コミの第1位が「年齢層が高めなので20代には向かない」で34.3%を占めました。
ただしこの点は調査によって結論が正反対になります。
詳しくは後半の横断集計でお伝えします。
迷ったときに自分で確かめる5つの質問
口コミをいくら読んでも決められないのは、判断の軸が他人の評判のままだからです。
ここで軸を自分側に移します。
次の5つは、どれもOmiaiの設計と直接ひもづいた条件で、答えるのに知識は要りません。
どちらとも言い切れないという方は、次の5つに答えてみてください。
3つ以上「はい」なら、Omiaiは合っています。
遊び相手や友達ではなく、交際を目的にしているかどうかを確かめます。
ここが「いいえ」なら、Omiaiの真剣度は重荷になります。
Omiaiはメッセージ前の年齢確認が必須です。
提出したくない場合、そもそも機能を使い切れません。
Omiaiは大量にやり取りする設計ではありません。
1人ずつ深く進める形が合っているかを見ます。
相手の候補数は地域で大きく変わります。
移動が難しい地方在住だと候補が薄くなります。
会員の中心層と自分の年齢が重なるほど、候補は見つけやすくなります。
良い口コミが伝えるOmiaiの4つの評価点

高評価の口コミを読み込むと、褒められている点は驚くほど絞られています。
目新しい機能ではなく、真剣な相手と安全に出会うという一点に評価が集中しているのがOmiaiの特徴です。
ここでは4つに整理してお伝えします。
結婚を見据えた会員が多く話が早い
最も多く挙がる評価が、会員の真剣度です。
158人への調査では、良い口コミの第1位が「真面目な人が多い」で53.1%と、2位以下を大きく引き離しました。
数字はほかの調査でも裏づけられています。
合計68名を対象にした2025年の調査のうち、詳しい設問に答えた16名では、会員の真剣度を「真剣・誠実」とした人が75.0%でした。
152件のレビューから項目別のスコアを出している媒体でも、総合3.7点に対して真剣度は3.9点と、平均より高く出ています。
この真剣度は、やり取りの進み方に表れます。
目的が最初から一致しているため、「結局この人は何を求めているのか」を探る時間が要らないのです。
何度か会ってから温度差に気づく、という消耗が起きにくくなります。
Omiaiが真剣な層を集められている理由は、サービスの歴史にあります。
2012年のサービス開始当初から婚活寄りの立ち位置を掲げ続けてきたため、そこに集まる人の目的が10年以上かけて固まりました。
後発のアプリが機能で差別化を図るなかで、Omiaiは会員の質という、外からは真似しにくい資産を積み上げてきたことになります。
本人確認と監視が入るので相手の身元が読める
2つ目は安全性です。
良い口コミの第2位は「セキュリティがしっかりしている」で24.9%でした。
項目別のスコアを出している媒体でも、安全性が4.0点と全項目中で最も高い点数を取っています。
具体的な仕組みは3つです。
まず、メッセージのやり取り前に顔写真付きの公的身分証による年齢確認が必須になります。
次に、24時間365日の監視体制が敷かれ、技術による検知と有人の目視の両方が動いています。
そして、違反行為を繰り返した会員にはイエローカードが表示され、ほかの会員から見えるようになります。
イエローカードの仕組みは、Omiaiならではの設計です。
運営が退会させる前の段階で、危険信号が利用者側に共有される点に意味があります。
通報が実際に処理されているかどうかを、会員が目で確かめられます。
安全性に関する口コミが具体的である点も見逃せません。
「安心できた」という漠然とした評価ではなく、身分証の確認があった、審査で写真が差し戻された、通報したら数日で相手が消えた、といった手触りのある記述が並びます。
仕組みが実際に動いていることが、利用者の言葉から確認できる状態です。
いいねが一部の会員に集中しにくい仕組みがある
3つ目は、いいねの消費数が相手によって変わる仕組みです。
直近1か月に受け取ったいいねが多い会員と、登録から1週間以内の新規会員に送るときは、消費数が増えます。
この設計は、一部の会員にいいねが集中する状態を和らげます。
マッチングアプリでは、上位の一握りに反応が偏り、それ以外の会員がまったくマッチングできない構造がよく起きます。
Omiaiは消費数に差をつけることで、人気が一点に集まりすぎるのを機械的に抑えています。
ある媒体が50名に行った簡易調査では、1人以上とマッチングできた人の割合が86%でした。
デートまで到達した人は70%です。
マッチング自体でつまずく人が少ないのは、この仕組みが効いている可能性があります。
ただし、この仕組みには使い方のコツがあります。
人気の高い相手ばかりを狙うと、手持ちのいいねが数人分で尽きてしまうためです。
Omiaiの口コミで「いいねがすぐなくなる」という不満を書いている人は、消費数の重い相手に集中して送っている場合がほとんどです。
条件が近い相手に配分するほど、同じ手持ちで会える人数は増えます。
身元を隠したまま活動できる機能が無料で使える
4つ目は、身バレ対策です。
Omiaiは実名登録を求めず、イニシャルかニックネームで活動できます。
加えて、プロフィールを公開するか非公開にするかを選べる機能が、追加費用なしで使えます。
非公開機能を有効にすると、検索結果に自分が表示されなくなります。
プロフィールを開けるのは、こちらからいいねを送った相手と、マッチング済みの相手が中心です。
職場の同僚や友人が同じアプリを使っていても、検索して自分を見つけることはできない状態を作れます。
ただし例外があるので、正確にお伝えします。
非公開に設定する前に、こちらから足あとを付けた相手と、こちらをお気に入り登録していた相手には、その後も表示されます。
すでに接点があった相手までは遡って隠せない仕組みです。
隠したいのであれば、登録した直後に設定してください。
この機能を有料オプションとして扱うアプリは珍しくありません。
標準機能として提供されている点は、身バレを心配して踏み出せない人にとって実質的な意味があります。
Omiaiの評判のなかで、この非公開機能への言及は地味ながら安定して好意的です。
とくに、職場に知られたくない教職や公務員、地元が狭い地域に住んでいる方の口コミで繰り返し登場します。
「使えるかどうか」ではなく「安心して使い続けられるか」を左右する機能だと考えてください。
悪い口コミが指摘するOmiaiの4つの弱み

不満の声にも、はっきりした偏りがあります。
アプリの機能そのものへの不満は少なく、相手が見つかるかどうかに集中しているのが特徴です。
ここでは実際に多かった4つを取り上げます。
地方では相手の候補が少ない
最も現実的な弱点がこれです。
158人への調査では25.3%が「地方住みだと出会いづらい」と回答し、悪い口コミの第3位に入りました。
理由は単純で、会員の絶対数が都市部に偏っているためです。
累計会員数1000万人以上という数字は全国の合計であり、居住地で絞り込んだ瞬間に候補は一気に減ります。
App Storeの低評価を読むと、北陸地方に住む方が「同じ相手が毎日何度も表示される」と書いており、ユーザー数の薄さが体験に直結していることが分かります。
もう一つ、地方在住の方に効いてくる仕様があります。
Omiaiの絞り込みは都道府県単位で、市区町村までは指定できません。
低評価には「北海道だと函館から札幌まで片道6時間」「県北と県南はマッチングしてから相手に聞くしかない」という指摘がありました。
これは会員数の問題ではなく、機能の欠落です。
面積の広い都道府県では、都市部に住んでいる方にも当てはまります。
対処法がないわけではありません。
検索範囲を隣接県まで広げる、都市部へ出られる日を前提に相手を探す、といった調整で候補は増えます。
ただし移動が難しい事情がある方には、この2つは解消できません。
この点は、Omiaiを選ぶ前に必ず確かめておくべき条件です。
地方在住であることを伏せたまま登録すると、1か月ほどで候補が一巡し、「Omiaiは出会えない」という結論に行き着きます。
悪い口コミの一定数は、アプリの問題ではなく居住地と会員分布のずれから生まれています。
真剣度が高い分だけ気軽に始めにくい
2つ目は、始めるまでのハードルです。
Omiaiはメッセージのやり取り前に身分証の提出を求めます。
登録したその日に誰かと話し始める、という使い方はできません。
さらに、プロフィールの内容や顔写真は運営の審査を通ります。
この審査があるからこそ安全性が保たれているのですが、思い立ったその場で動き出したい人には、確実に足止めになります。
App Storeの低評価にも、本人確認や写真の審査に関する不満が全体の9.5%含まれていました。
安全対策と手軽さは両立しません。
Omiaiは前者を選んだサービスだと理解しておく必要があります。
マッチングまでのやり取りが重く感じる
3つ目は、やり取りの温度です。
結婚を見据えた会員が多いため、メッセージの内容も自然と真面目な方向に寄ります。
冗談を交えた軽い会話を期待していると、面食らうことがあります。
実際、Omiaiの利用者が書いた体験談には、相手が真面目すぎて必要以上に気を遣ってくれる、という趣旨の記述が見られました。
悪意はないのに距離が縮まらない、という状況です。
項目別のスコアを見ると、恋人の作りやすさが3.3点で全項目中の最低でした。
真剣度3.9点、安全性4.0点と比べると、入口の安全性は高いのに、交際まで届く割合はそこまで伸びていない構図が見えます。
この落差は、Omiaiの弱点というより性格だと考えています。
慎重に相手を見極める人が集まっているのだから、進み方が遅くなるのは当然の帰結です。
半年で決めたい人にとっては物足りず、1年かけてもよい人にとっては最適という、時間軸で評価が分かれる領域になります。
勧誘目的の相手がまぎれこむことがある
4つ目は業者の存在です。
158人への調査では30.9%が「要注意人物がいた」と答え、悪い口コミの第2位でした。
3人に1人近くが、何らかの形で不審な相手に当たっている計算になります。
App Storeの低評価を1件ずつ読んで分類したところ、業者・サクラ・勧誘に触れた投稿が26.4%で最も多い分類でした。
投資や副業の話を持ちかけられた、外部のサイトへ誘導された、といった内容です。
ただし、これはOmiaiに固有の問題ではありません。
利用者が集まるサービスには、それを狙う側も必ず集まります。
重要なのは、いるかいないかではなく、遭遇したときにどう動くかです。
次の章で詳しく扱います。
もう一点、数字の読み方を添えておきます。
「3人に1人が要注意人物に当たった」という数字は、3人に1人が被害に遭ったという意味ではありません。
怪しいと感じた相手がいた、という段階を含みます。
Omiaiの口コミでこの手の数字を見たときは、遭遇したのか、実害が出たのかを区別して読んでください。
ここまでの4つを眺めると、Omiaiの評判を読むときの姿勢が定まります。
「アプリとして良くできているか」を調べても、あまり意味がありません。
不満の中身は、候補が少ない、進み方が重い、業者がいる、といったものばかりで、機能そのものへの文句ではないからです。
調べるべきは、そこにいる人が自分の求める相手かどうかと、業者に当たったときに自分が動けるかどうかの2点に絞られます。
サクラや業者がいるという評判を制度の面から検証しました

「Omiaiは危ない」という評判の中身を、体験談ではなく仕組みと制度から検証します。
ここは印象で語ると読者の判断を誤らせるため、公的な資料で裏が取れる事実だけを並べます。
サクラと業者は別のものとして切り分けます
まず言葉を整理します。
この2つは、混同されたまま語られることが非常に多いのですが、まったく別物です。
サクラとは、運営会社が雇って会員のふりをさせる偽の利用者を指します。
目的は、利用者に課金を続けさせることです。
一方の業者とは、運営とは無関係の第三者が、勧誘や詐欺のために一般会員を装って入り込んでくるものを指します。
Omiaiで実際に問題になっているのは、後者の業者です。
App Storeの低評価を読んでも、「サクラ」という言葉で書かれている投稿の多くは、実態としては勧誘目的の第三者を指しています。
この区別を持っておくと、対処法がはっきりします。
区別が要る理由は、責任の所在が違うからです。
サクラがいるなら、それは運営の問題であり、そのサービスは使うべきではありません。
業者がまぎれこむのは、運営の監視能力と利用者の見極めの問題です。
前者なら撤退、後者なら対処という判断になります。
Omiaiに向けられた不満を読むときは、まずこのどちらを指しているかを見極めてください。
運営によるサクラが確認された事例は見当たりません
行政処分、報道、消費者庁や国民生活センターの公表事例を探しましたが、Omiaiの運営がサクラを用意していたことを示す公的な事例は見つかりませんでした。
断定できるのはここまでです。
「いない」ことの証明はできないため、それ以上は書きません。
仕組みの面も見ておきます。
よく言われる「メッセージ1通ごとに課金されるサービスほどサクラが生まれやすい」という話でいえば、Omiaiのメッセージ送信は期間ごとの定額に含まれており、通数による課金はありません。
ただし、これをもって「運営に水増しの動機がない」と言い切ることはできません。
Omiaiにはポイントを都度購入する仕組みがあり、スペシャルいいねやメッセージ付きのアプローチ、相手が既読になったかどうかの確認などにポイントを消費します。
接触の機会が増えるほど消費が進む構造は、確かに存在します。
ここを伏せて「動機がない」と結論づけるのは、条件を都合よく狭めた議論になります。
加えて、Omiaiは一般社団法人恋愛・結婚マッチングアプリ協会に正会員Aとして名を連ねています。
この団体は「7つの約束」という自主規制ガイドラインや、テレビCMの広告表現の基準を策定しており、協会の安心・安全への取り組みのページにサービス名と運営法人が対応づけて掲載されています。
業界団体の枠組みの中で運営されているサービスが、サクラを組織的に用意する構図は考えにくいと言えます。
インターネット異性紹介事業の届出と年齢確認が義務づけられています
Omiaiのようなサービスは、法律上「インターネット異性紹介事業」に該当します。
これは自由に始められる事業ではありません。
警察庁の出会い系サイト規制法の解説ページによれば、事業者には事業開始時の届出、利用者が児童でないことの確認、禁止誘引行為にあたる書き込みの削除といった義務が課されています。
ここでいう児童とは18歳未満を指します。
届出をせずに運営すれば、それだけで法令違反になります。
Omiaiがメッセージ前に公的身分証の提出を求めるのは、サービス独自の親切心ではなく、法律で課された義務を果たしているからです。
安全対策を売り文句として掲げていないアプリでも、この確認だけは必ず行われています。
届出の番号も、自分の目で確かめられます。
Omiaiの公式サイトの最下部に、インターネット異性紹介事業の届出済みとして「渋谷25-001649」、受理番号として「30230025-004」という記載があります。
特定商取引法に基づく表示のページを開けば、販売業者が株式会社Omiai、拠点が東京都渋谷区の恵比寿、運営責任者が今井良樹氏であることも確認できます。
この確認は、どのアプリでも同じ手順でできます。
番号が公開されているかどうかは、そのサービスを信用してよいかを自分の目で確かめる、いちばん手早い方法です。
番号が見当たらないサービスがあれば、そこで一度立ち止まってください。
なお、国民生活センターがマッチングアプリで知り合った相手からの投資話について注意喚起を2022年12月に公表しています。
仮想通貨やFXへの勧誘、アプリの外のSNSへ誘導していく流れといった典型的な手口が整理されているので、登録前に一読しておくと判断の軸ができます。
知り合いに見つかる不安には非公開機能で答えられます
「Omiaiアプリ バレる」という再検索が出てくるほど、身バレの不安は根強くあります。
結論としては、仕組みの上でかなり抑え込めます。
まず、Omiaiは実名の登録を求めません。
プロフィールはイニシャルかニックネームで表示されます。
次に、非公開機能を使えば、検索結果に自分が出てこなくなります。
この機能は無料会員でも使えます。
完全にゼロにはできない、という点も正直に書いておきます。
前の章で触れたとおり、設定より前に足あとを付けた相手やお気に入り登録された相手には表示され続けます。
写真から特定される可能性も残ります。
それでも、検索結果に出てこない状態を無料で作れるというのは、身バレを理由に踏み出せない人にとって大きな差になります。
業者らしい相手を見分ける手がかり
最後に実務的な話をします。
業者は行動パターンがかなり似ているため、慣れると数往復で判別できます。
- プロフィール写真が1枚だけで、生活感がない
- 経歴に高収入や投資、経営者といった言葉が繰り返し出てくる
- マッチング直後に、LINEなど外部への移行を急かしてくる
- 会う話より先に、お金や投資、副業の話題が出てくる
- 文章が定型的で、こちらの質問に噛み合わない返答が返る
該当する相手に当たったら、やり取りを止めて通報とブロックを行ってください。
Omiaiには通報機能とブロック機能があり、違反が確認された会員にはイエローカードが付きます。
自分が通報することで、次に狙われる誰かを守れます。
実際に怪しい相手に当たったときの動き方も、順番を決めておくと迷いません。
返信の途中でも構いません。
Omiaiの外へ誘導された時点で、運営の監視が届かない場所に連れ出されています。
返事をしないことが最初の防御になります。
通報のときに状況を説明しやすくなります。
金銭や投資の話が出ていた場合は、その部分を必ず残してください。
順番が逆になると、通報の対象を選べなくなることがあります。
通報が先、ブロックが後です。
金銭を渡してしまった場合は、消費生活センターや警察に相談してください。
アプリ内の対応だけでは回収できません。
Omiaiの安全対策は入口の審査に重点が置かれています。
裏を返せば、入口を通過したあとの振る舞いまでは自動で止められません。
仕組みに任せきりにせず、自分の側にも一つ手順を持っておくことが、いちばん確実な備えになります。
Omiaiの会員層と年齢層で評価は変わります

Omiaiの評判は、書き手の属性を知らずに読むと意味を取り違えます。
会員の中心層と自分がどれだけ重なっているかで、同じアプリが当たりにも外れにもなるからです。
ここでは複数の調査から会員像を組み立てます。
会員の中心は20代後半から30代です
627人を対象とした調査では、30代が42%、20代後半から40代前半までで72%を占めました。
50代・60代は約10%です。
中心はアラサー前後だと考えて差し支えありません。
ただし、調査によって数字はかなり動きます。
658件の回答をまとめたデータでは20代44%・30代44%とほぼ拮抗し、158人への調査では男性の68.4%が30代でした。
別の調査では、女性の20代が合計65%を占めています。
このばらつきには理由があります。
調査した時期も、集めた対象も、それぞれ違うためです。
ここから読み取るべきは正確な比率ではなく、20代後半から30代がボリュームゾーンであり、20代前半と40代以上は相対的に少ないという傾向のほうです。
Omiaiの評判を読むときは、この中心層と自分の年齢の距離を測ってください。
中心から5歳離れるごとに、検索でヒットする候補は目に見えて減ります。
40代以上の方がOmiaiの口コミを鵜呑みにすると、期待と実際の差が大きくなりやすいという点は、あらかじめお伝えしておきます。
男性と女性で利用目的がずれています
会員層で見落とされがちなのが、目的の男女差です。
658件の回答をまとめたデータでは、男性は恋活54%・婚活24%だったのに対し、女性は婚活52%・恋活41%でした。
女性のほうが結婚を意識している割合が明確に高いという結果です。
このずれは、実際のやり取りに影響します。
恋活のつもりで登録した男性が、結婚を前提に話を進めたい女性と出会えば、温度差が生まれます。
「重い」という不満と「真剣度が足りない」という不満が同じアプリから同時に出てくるのは、この非対称が背景にあります。
登録前に自分の目的をはっきりさせ、プロフィールに明記しておくことをおすすめします。
目的が書かれているだけで、相手選びの精度が上がります。
書き方にも一つだけコツがあります。
「結婚を前提に」とだけ書くと身構えられるため、いつ頃までにどうなっていたいかを添えるほうが伝わります。
Omiaiの会員は目的が近い人が多いぶん、時間軸のずれがそのまま温度差になります。
半年なのか3年なのかを先に開示しておくと、後から気まずくなる場面が減ります。
なお、この非対称はOmiaiに限った話ではなく、婚活寄りのサービス全般に共通します。
ただしOmiaiは真剣な層に寄せた設計である分、ずれたときの落差が大きく出ます。
住んでいる地域で相手の候補数が変わります
年齢と並んで効いてくるのが居住地です。
ここは繰り返しになりますが、Omiaiを使うかどうかの判断に直結するため、あらためて整理します。
ここで一つ、お断りしておきます。
Omiaiは都道府県別の会員数を公表していません。
地方が不利だとする調査もあれば、地方でも十分に出会えるとする調査もあり、どちらも各媒体の独自集計です。
この記事では、公式データがない以上「地方は絶対に不利」とは書きません。
書けるのは、そう感じている利用者の声が実際に一定数あるという事実までです。
そのうえで傾向を整理すると、東京・大阪・名古屋とその周辺に住んでいるなら、候補が尽きる心配はほぼありません。
一方、人口の少ない地域では、検索条件を標準のままにすると同じ顔ぶれが繰り返し表示される状態になります。
対策は3つあります。
検索範囲を隣接県まで広げること、オンラインデート機能で移動の負担を減らすこと、そして会える日を月に1〜2日確保して、その日に合わせて相手を探すことです。
地方在住でも、この3つを前提にすれば十分に運用できます。
2つ目のオンラインデート機能には条件があるので添えておきます。
お互いに3通以上のメッセージを交わしていること、本人確認を済ませていることが必要で、男性は有料プランに入っている必要があります。
1人につき1日15分までで、アプリ版でのみ使えます。
とくに3つ目は効果が大きいと考えています。
Omiaiは真剣な層が集まる場所である分、会う約束が具体的なほど話が前に進みます。
「いつか会いましょう」ではなく「今月の第3土曜に都心へ出ます」と書けるかどうかで、やり取りの生存率がはっきり変わります。
地方在住という条件は、動き方を先に決めておくことでかなり埋められます。
逆に、この3つのどれも取れない状況であれば、Omiaiは無理に選ぶ必要がありません。
会員の分布という構造的な条件は、個人の努力では動かせないためです。
上位記事のアンケート結果を横断して集計しました

Omiaiを扱う記事は、それぞれ自前のアンケートを掲げています。
検索上位29件のうち、記事の形をしていたのは24件でした(残りはアプリストア・動画・知恵袋・公式サイト)。
その24件を確認したところ、参考文献として他社の調査を並べている記事や、他アプリと比較している記事はありました。
ただし、同じ設問を軸に複数の調査を突き合わせている記事は見当たりませんでした。
そこで、この記事で横断集計を行いました。
集めたアンケートの母数と出どころ
集めたのは10件です。
ところが、並べた時点で最初の発見がありました。
掲げられている「◯人」の中身が、まったく揃っていないのです。
| 掲載元 | 掲げている数 | その数が実際に指しているもの |
|---|---|---|
| オリコン | 1,872人 | 調査全体の回答者数。Omiaiだけを評価した人数ではありません |
| 出会いコンパス | 627人 | 同じページに100人・178人の調査も併記。どの数値がどれに対応するかは不明です |
| ある比較メディア | 658件 | 回答数の記載はありますが、誰が実施した調査かが書かれていません |
| Dine | 500人 | アプリ全般のおすすめを選ぶための調査で、Omiaiの評価とは別のものです |
| マリマリッジ | 158人 | 実施日・男女内訳・方法まで明記されています |
| ランドマーク | 100人 | 実施日・男女内訳・利用期間まで明記あり |
| マッチアップ | 68人 | 内訳は簡易調査50人・詳細調査16人・取材2人で、設問ごとに母数が違います |
| ラス恋 | 500件 | タイトルにのみ記載があり、本文に件数や収集方法の説明がありません |
| マリピタ | 152件 | サイトに投稿されたレビュー数です。別に133名への調査も併記されています |
| 婚活プレス | 24件 | アンケートではなく他所からの口コミの集約で、件数は自動で増減します |
母数を足し上げることに意味がないと判断したのは、この表を作ったあとです。
1,872人はOmiai以外も含む数、500人はOmiaiと無関係な設問の数、24件は明日には変わっている数でした。
性質の違うものを合計しても、大きな数字ができるだけです。
※ 各項目は2026年9月3日時点で各掲載元のページを実際に開いて確認しました。掲載元の記載が更新されれば内容は変わります。
ここから読者に持ち帰っていただきたいのは、「◯人に聞きました」という数字の大きさで記事を信用しないでほしいということです。
確かめるべきは人数ではなく、いつ・誰に・何を聞いたのかが書いてあるかどうかです。
上の10件のうち、その3つがすべて書かれていたのは3件だけでした。
どの調査でも一致したのは真剣度と安全性の高さです
10件を並べて最初に分かったのは、評価が一致する項目は2つしかないということでした。
1つ目が真剣度です。
マリマリッジの158人調査では良い口コミの1位が「真面目な人が多い」で53.1%、マッチアップの詳細調査16人では「真剣・誠実」が75.0%、マリピタの項目別スコアでは真剣度3.9点と、いずれも総合より高く出ています。
オリコンの満足度調査でも、結婚目的で使っている人の評価が68.7点で、恋愛目的の65.6点を上回りました。
2つ目が安全性です。
マリマリッジでは「セキュリティがしっかりしている」が24.9%で2位、マッチアップの詳細調査では「安全・不安なし」が68.8%、マリピタでは安全性4.0点と全項目中の最高点でした。
オリコンでもセキュリティは67.3点で、総合の67.5点とほぼ同水準を保っています。
母数の中身も調査時期もバラバラな複数の調査が、この2点だけは同じ方向を指しています。
Omiaiの強みは、この2つだと考えて間違いありません。
もう一つ、地味ですが重要な一致がありました。
総合評価の水準です。
5段階で点数を出している2件はどちらも3.7点、Google Playは3.6点でした。
別々の集団に対する別々の調査が、揃って3.6から3.7に着地しているという事実は、Omiaiの実力がこの水準で安定していることを示します。
4点台の評判を掲げる記事を見かけたら、母数と調査方法を確かめてください。
調査によって食い違ったのは出会いやすさと年齢層です
一方で、真っ二つに割れた項目もありました。
しかも、Omiaiを選ぶかどうかを左右する重要な項目ほど割れています。
最も割れたのが「出会えるかどうか」です。
マッチアップの簡易調査50人ではマッチング率86%・デート到達率70%、出会いコンパスではデート66%・恋人35%、マリピタが133名に聞いた調査では実際に出会えた人が約80%と報告されています。
ところがマリマリッジの158人調査では、恋人ができた人が23.4%で、まだ進展がない人が59.5%と過半数を占めました。
数字がここまで動くのは、質問の立て方が違うためです。
「1人でも会えたか」と「交際に至ったか」では、答えは当然変わります。
出会えた割合を掲げる数字を見たときは、何を出会いと呼んでいるかを確かめてください。
もう1つ割れたのが年齢層です。
マリマリッジの158人調査では、悪い口コミの1位が「年齢層が高めなので20代には向かない」で34.3%でした。
ところがマッチアップの調査では、女性会員の20代が合計65%を占めています。
同じアプリの年齢層について、正反対の像が出ています。
原因は、おそらく男女で年齢構成が違うことです。
マリマリッジの調査では男性の68.4%が30代であるのに対し、女性は20代が3割近くいました。
20代の女性から見れば相手は年上が中心、20代の男性から見れば同年代の女性は十分にいる、という非対称が生じます。
年齢についての評判は、書き手の性別を確かめずに受け取るべきではありません。
なお、Omiaiが公式に出しているのは「30代以下が84%」という合算値だけで、20代と30代の内訳は公表されていません。
「20代に向くか」を公式データで判定することは、現時点ではできないとお考えください。
アプリストアの星の内訳と記事に載る声の温度差

Omiaiを扱う記事の多くは、アプリストアの総合点を紹介しています。
ところが、アプリストアの星がどう分布しているかまで載せている記事は、確認した24件の中にありませんでした(自社アンケートの星の分布を出している記事は1件ありました)。
総合点だけでは見えないものがあるため、両ストアの内訳を実際に数えました。
App StoreとGoogle Playで星の分布が違います
Google Playの評価内訳を2026年9月3日時点で集計したところ、次のようになりました。
母数は14,106件です。
| 星 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| ★5 | 5,718件 | 40.5% |
| ★4 | 2,928件 | 20.8% |
| ★3 | 2,193件 | 15.5% |
| ★2 | 723件 | 5.1% |
| ★1 | 2,544件 | 18.0% |
注目すべきは、★2が5.1%しかないのに、★1が18.0%もあるという点です。
評価は真ん中が薄く、両端に集まっています。
平均点は3.6ですが、この3.6は★5と★1を混ぜて割った結果であって、3.6を付けた人はほとんどいません。
総合点だけを見て「まあまあのアプリ」と判断すると、実態を取り違えます。
ただし、この両端に張り付く形をOmiaiの特徴として書くつもりはありません。
同じ日にペアーズを測ると★2が5.2%・★1が16.5%で、ほぼ同じ形になります。
アプリストアの評価は、満足した人と怒った人だけが書きに来るため、どのアプリでもこの形になります。
ここから言えるのは「Omiaiだけが割れている」ではなく、「平均点を見ても何も分からない」ということです。
総合点と文章つきレビューの差は他社より小さく出ました
App Storeの総合評価は3.94、評価件数は22万4,000件超でした(2026年9月3日時点)。
Google Playの3.6より高い数字です。
ところが、Appleが公開しているレビューのうち直近の500件を1件ずつ数えると、まったく違う姿が出てきます。
| 星 | 直近500件の割合 |
|---|---|
| ★5 | 21.0% |
| ★4 | 10.4% |
| ★3 | 12.2% |
| ★2 | 8.0% |
| ★1 | 48.4% |
この500件の平均は2.48で、総合の3.94とは1.46点の開きがあります。
ここで「総合点は当てにならない」と結論づけたくなるところですが、その前に確かめるべきことがありました。
他のアプリでも同じことが起きているのかどうかです。
そこで、まったく同じ方法で6つのアプリを測りました。
| アプリ | 総合 | 直近500件の平均 | 開き |
|---|---|---|---|
| Omiai | 3.94 | 2.48 | 1.46 |
| メルカリ | 4.57 | 2.86 | 1.70 |
| with | 4.16 | 2.42 | 1.74 |
| ペアーズ | 4.17 | 2.25 | 1.92 |
| Tinder | 4.13 | 2.16 | 1.97 |
| タップル | 4.09 | 1.68 | 2.41 |
この開きは、Omiaiの問題ではありませんでした。
マッチングアプリですらないメルカリでも1.70点の差が出ます。
原因は、取得した500件に本文が空のレビューが1件もなかったことにあります。
つまりこれは文章を書いた人だけの平均であり、総合点のほうには星をタップしただけの評価が大量に含まれます。
満足した人は黙ってタップし、腹を立てた人は文章を書く。
この違いが差を生んでいます。
そのうえで結果を見ると、6つのうちOmiaiの1.46点が最も小さいという事実が残ります。
ストアの総合点と、実際に言葉を書いた人の評価。
この2つがいちばん近いのがOmiaiでした。
星の数だけを比べればOmiaiは4アプリの中で最下位ですが、この見方をすると順位は入れ替わります。
星1の中身は業者への遭遇と運営の対応に集中しています
数字だけでは判断材料になりません。
そこで、★1を付けた242件の内容を読み、話題ごとに分類しました。
1件が複数の話題に触れている場合は重複して数えています。
| 不満の内容 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 業者・サクラ・勧誘への遭遇 | 64件 | 26.4% |
| 運営の対応や強制退会・審査 | 59件 | 24.4% |
| 費用に関する不満 | 55件 | 22.7% |
| マッチングしない・出会えない | 48件 | 19.8% |
| アプリの不具合・操作性 | 24件 | 9.9% |
| 本人確認や写真の審査 | 23件 | 9.5% |
ここから2つのことが読み取れます。
1つ目は、不満の最大要因が業者への遭遇であることです。
158人調査で「要注意人物がいた」が30.9%だったのと、方向がぴたりと一致します。
別々の集団に対する別々の調査が同じ結論に着地しているので、この点は実態とみて構いません。
2つ目は、アプリの不具合や操作性への不満が1割程度にとどまることです。
つまり、Omiaiの低評価はアプリの出来が悪いから付いているのではありません。
人と人が出会う場そのものの難しさに向けられています。
これは、機能改善では解決しにくい種類の不満です。
なお、費用に関する不満が22.7%含まれていましたが、料金プランの詳細は別記事で扱うため、ここでは内訳に立ち入りません。
Omiaiの評判についてよくある質問

危ないアプリだと言われるのはなぜですか
勧誘目的の業者が入り込むことがあるためです。
158人への調査では30.9%が要注意人物に遭遇したと回答しています。
ただし、運営会社がサクラを用意していたことを示す公的な事例は見つかりませんでした。
Omiaiは法律に基づく届出と年齢確認を行い、24時間365日の監視体制を敷いています。
危険をゼロにはできませんが、見分け方を知っていれば大半は入口で避けられます。
20代でも使えますか
使えます。
ただし性別で事情が変わります。
ある調査では女性会員の20代が合計65%を占めた一方、別の調査では男性の68.4%が30代でした。
20代の女性であれば相手は年上が中心になり、20代の男性であれば同年代の女性は見つかりやすい構図です。
20代前半で同年代だけを探したい場合は、候補が薄く感じられることがあります。
地方に住んでいても出会えますか
都市部より難しくなります。
158人への調査では25.3%が地方では出会いづらいと回答しました。
ただしOmiaiは都道府県別の会員数を公表しておらず、地方でも十分に出会えるとする調査もあります。
断定はできません。
検索範囲を隣接県まで広げる、オンラインデート機能を使う、会える日をあらかじめ決めて相手を探す、といった調整を前提にしてください。
絞り込みが都道府県単位までである点も、面積の広い地域では効いてきます。
マッチングしないときは何を見直せばよいですか
見直す順番は、写真、プロフィール文、検索条件です。
Omiaiは相手によっていいねの消費数が変わるため、人気会員や新規会員にばかり送っていると手持ちが早く尽きます。
まず条件が近い相手に絞り、そのうえで自分のプロフィールに利用目的を明記してください。
目的が書かれているだけでマッチング率は変わります。
登録してから相手とやり取りするまでに何が必要ですか
顔写真付きの公的身分証による年齢確認が必要です。
運転免許証やマイナンバーカードをアプリ内で撮影して提出し、AIによる確認と有人の目視を経て承認されます。
この確認を済ませるまでメッセージのやり取りはできません。
登録したその日にすぐ話し始めたい人にとっては、この待ち時間が最初の関門になります。
Omiaiとほかのアプリを併用してもよいですか
問題ありません。
むしろ、目的が複数ある方には併用をおすすめします。
Omiaiは真剣な交際に寄った設計のため、友達づくりや気軽なデートまで1本でまかなおうとすると、どちらも中途半端になります。
婚活の軸をOmiaiに置き、別の目的は別のアプリに預けるほうが、結果的にどちらの評判も正しく体験できます。
Omiaiの口コミで見かける個人情報の流出は今も問題ですか
2021年5月に公表された不正アクセスの事案を指したものです。
対象は約171万件で、年齢確認のために提出された身分証の画像が流出しました。
同年8月に調査結果と再発防止策が公表され、書類の保管場所の移設と暗号化、外部のAI本人確認サービスの導入などが実施されています。
なお当時の運営は株式会社ネットマーケティング(現在の株式会社エニトグループ)で、現在サービスを運営する株式会社Omiaiとは法人が異なります。
古い口コミを読むときは、必ず投稿された日付を確かめてください。
Omiaiを使うかどうかの判断まとめ

ここまでを一つにまとめます。
Omiaiの評価が割れている理由は2つありました。
1つは真剣度の高さが目的によって長所にも短所にも裏返ること、もう1つは会員の年齢や地域の分布と自分が噛み合っているかどうかです。
10件の調査を横断して見た結果、どの調査でも一致して高かったのは真剣度と安全性の2点だけで、出会いやすさと年齢層は調査によって正反対の結論が出ています。
アプリストアの数字については、平均点を見ても何も分かりません。
Google Playでは★2が5.1%しかないのに★1が18.0%あり、評価は両端に張り付いていました。
ただしこれはペアーズでもほぼ同じ形で、アプリストア全体の性質です。
総合点と、文章を書いた人だけの平均との開きも同様で、6アプリを同じ方法で測ったところOmiaiの1.46点が最も小さいという結果でした。
星の数を横に並べる読み方では、この差は見えません。
- 結婚を見据えていて、相手を絞って向き合いたい人には向いています
- 身分証の提出と審査の待ち時間を受け入れられるなら問題ありません
- 都市部か、都市部へ出られる距離に住んでいることが前提になります
- 人数を増やしたい、友達から始めたい場合は別のアプリが合います
- 登録したその日から動きたい場合も、別のアプリを選んでください
最後に、業者への遭遇だけは誰にでも起こりうると考えておいてください。
★1の26.4%、158人調査の30.9%という数字が示すとおり、これはOmiaiの弱点というより、人が集まる場に共通する性質です。
プロフィール写真が1枚だけ、外部への移行を急かす、お金の話が先に出る。
この3つを覚えておけば、大半は入口で避けられます。
