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立川、海開きしたってよ “タチヒビーチ”でBBQや南国気分を味わえるぞ

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この1枚の写真。一見すると、海外のどこか南の国の海ではしゃぐ女性をおさめた1枚に見えますが、これがもし、東京都立川市にプレオープンした「TACHIHI BEACH(タチヒビーチ)」で撮影された写真だとしたら。東京都のど真ん中、海のない立川市に突如として現れた“砂浜”でバーベキューやカフェバーが楽しめる新スポットだとしたら---。

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申し遅れました、ストーリーテラーのあだちまる子です。多摩にビーチ?うーん、おかしなことを言う人がいるもんですね。そんな世にも奇妙な物g……おっと、世にも奇妙な南国へ足を踏み入れた一人の女の書記が残されているようです。覗いてみましょうか。

アクセス

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ストーリーテラー役兼、物語の主人公を務める一人で勝手に忙しい筆者は早速、多摩モノレール立飛駅に降り立った。駅から徒歩1分の場所に位置するタチヒビーチは改札を抜けすぐ目視できるほどだが、車が行き交い、倉庫が建ち並ぶコンクリートジャングルの町並みにビーチが存在するとはどうにも思えなかった。

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しかし、子飼いにしている情報屋ことGoogleの話をもとに足を進めると、入り口付近で待ち構えていた木彫りのクマが「話は通ってる。こっちだ。」と案内してくれた。

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道路を挟んだ向かい側に位置するららぽーと立川立飛ではしゃぐ子供たちの声を背に、導かれるまま未知なる南の国へ。

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ほどなくしてソレは現れた。昨日の雨がコンクリートに残る中、ヤシの木や木彫りのオブジェが出迎えるミステリアスアイランド。そうここが噂のタチヒビーチだ。

パーク内

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ビーチパークと呼ばれる一帯は2,800㎡の日本最大級の広さを誇り、7月17日、海の日のグランドオープンを前にしながらも多くの人で賑わっている。

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グランドオープンまでのプレオープン期間はビーチエリア内への入場は無料となっており、バーベキューエリア・機材レンタル(大人1,500円、子供750円)のみ行われているようだ。

バーベキューエリア

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バーベキューができる人工ビーチとして注目を集めるタチヒビーチパーク内には、休日ということもあり、多くの人がビール片手に肉や野菜の加熱調理に興じている。バーベキューは昼(10時~15時)と夜(16時~22時)の二部制となっており、E-mailまたは電話での予約が可能とのことだ。

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タチヒビーチのプロデュースを仕掛けた清水国明さんの指導のもと手作りで制作した、大人6人程度が利用できる一体型テーブル&チェア。これらが使用されたバーベキューサイトが50サイトも設置されているというから驚きだ。

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食材は持ち込み制となっており、ららぽーと立川立飛「BloomingBloom」でのお買い上げ金額3,000円以上のレシートを、タチヒビーチバーベキューの受付に提示することで、6名を上限として大人1人につき500円、子ども1人につき250円の割引券がもらえるお得情報も手に入れた。

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利用料金には、テーブルチェア・サンシェード・BBQ道具(BBQコンロ&火ばさみ、炭&着火剤、軍手、チャッカマン、焼き網、アルミプレート、調理トング、キッチンばさみ、割り箸、紙皿、子供用先割れスプーン、ウェットティッシュ1箱)が含まれている。

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バーベキューに必要な設備や道具はもちろん、帰りの荷物を案ずることなかれ。バーベキュー終了時に出たゴミは分別してゴミ箱に捨てられるようになっており、使用した備品はゲートハウスに返品すればいいらしい。これってようするに、手ぶらで来て手ぶらで帰れるってこった。

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ドッグエリアもあるので、ワンちゃん同行バーベキューなんてオツな野外料理大会も夢じゃない。

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友達の少ない私ではビーチバーベキューなど遂行不能、インポッシブルであることはわかっている。しかし、諦めきれない。ひとまず、犬を飼っている友達作りに奔走する決意ここに記す。-2017年5月、PM14:07、曇天。

カフェバー

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今日のところは、パーク内に併設されている「カフェバー」で休むことにした。

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カフェバーと呼ばれるウッドデッキ内には、バーベキュー用途以外で訪れてもゆっくり過ごせるよう、キッチンカー物販コーナーが用意されている。グランドオープン以降は現在の1台以外にも多数出店予定とのことだ。

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物販コーナーでは、スタッフが着ている「TACHIHI BEACH」と書かれたスカイブルーのTシャツや砂遊びや水遊びにピッタリのおもちゃやグッズが販売されており、お子様連れでフラッと訪れても安心な品揃えとなっていた。

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キッチンカーではバーベキューの受付のほかに、飲食の提供も行われており、なかでも飲み放題コースは目を引いた。アルコールメニューでバーベキュー利用の場合2,500円、一般利用の場合3,000円。ソフトドリンクメニューで大人1,500円、小学生500円。各2.5時間制豊富なドリンクメニューから飲み放題が実施されているといった具合だ。

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飲み物を用意する必要がないのはもちろん、晴れた日差しの中、充実の飲み放題メニューとともにバーベキューを楽しめるのはなかなか小粋である。立川から近いサントリー府中工場から届くビールは抜群の新鮮さであることも容易に想像できる。

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飲み放題メニューのドリンクは個別価格でも提供されており、キッチンカー「SEA32オリジナルメニューのドリンクや軽食で南国感を味わうこともできそうだ。

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ウッドデッキ上にはソファ席がいくつも用意されている。写真のようなシェード付きのソファ席は「バーベキュー用プレミアムシート」となっておりバーベキュー利用料+3,000円で利用することができる。

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背もたれ付きのふわふわクッションに腰掛け、ときにはハンモックに揺られながら優雅にリゾートバーベキューを味わうことができるのだ。

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ウッドデッキ横には子供用ビニールプールも用意されているので、バーベキューに飽きた子供は水遊び、親はそれを眺めながら友人同士と談笑することもできそうだ。

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今回、カフェバーのみの利用である筆者はキッチンカーでいくつかの注文を済ませ、渡された番号札とともにソファに腰を沈めた。プレミアムシート以外の席でもカフェバー利用客用のパラソル付きのソファ席ウッドデッキにいくつか用意されているので、十分にゆっくり過ごすことができる。

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ほどなくして運ばれてきたのは先ほど注文した「トロピカルマンゴー(700円・写真左)」と「トロピカルカクテル(800円・写真右)」のカクテル2種。……この水鉄砲はあれだ、その、フォトジェニック感が欲しくてだな。

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次々と運ばれてくる「ホットドッグ(300円・写真奥)」や「ホットサンド ハムチーズ(400円・写真手前)」。これは単純に腹が減っていたから注文してみたの図だ。

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立川にリゾートがあるなんてまだ認めたくない自分がいる。しかしだ。カクテルに浮かぶヒヤヒヤジューシーの冷凍マンゴーにかじりつけばトロピカルの名に恥じないMAXトロピカル感と、Yeah!めっちゃホリディしちゃいそうな南国気分が全身を駆け抜ける。このままわたしは“タチヒハザード”に侵され、まんまとTwitterに「立川にビーチあったよ」などとふざけたことを書き込むのだろうか。一抹の不安をかかえながら、この砂地に骨を埋める覚悟で調査を続けることにする。-2017年5月、PM14:56、空が開けた。

ビーチエリア

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とはいえ、眼前に広がる一面の砂浜に落ち着きを取り戻したのも事実であった。首を横に振り目を閉じれば波音が耳に流れてきたような気がしたからだ。

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おもむろに立ち上がり、砂地に足を進めた。海辺でしか味わえないはずの砂の感触がビーチサンダル越しに足に広がる。「砂浜を裸足で歩く気持ちよさ」を海のない立川で感じて欲しいという清水国明氏の狙い通り、ビーチサンダルを脱ぎ取り足の指1本、1本で砂の感触を確かめる自分がいた。

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気づくと砂場遊びセットでお山を作っていた。子供たちのはしゃぎ声と波音の幻聴が奏でる協和音はわたしを童心に帰し、無心で砂と戯れさせる。

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ビーチ脇にはバスケット3on3のコートも。イルカのビニール人形を片手にバスケットゴールに近寄り「ヘンッ」という甲高い謎の奇声をあげながら飛び跳ね去っていく大人。それを目の当たりにした幼子たちに「○○ちゃん、見ちゃいけません!」という幻聴も聞こえたような気がした。

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わたしは戸惑っていた。シャッターを切る音は次第に催眠術師の指パッチン音のように頭の中に鳴り響き、「ここは南国」と暗示をかけられ、受け入れざるを得ない感覚に襲われていたからだ。

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一面に何トンもの砂が敷きつめられていて、海辺の景色が描かれたパネルがそこにある。そう思ってしまえばそれまでかもしれない。しかし、タチヒビーチで“考えること”など求められておらず、目に飛び込んできたままの“常夏のタチヒ”を感じればいいのだ。

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そうして思いのままに飛び跳ねるわたしの脳内に「それでいいんだよ」と優しい声が語りかける。この声は、もしや……清水国明……?清水国明氏なのか……?あの波音も、あの暗示の声もーーー。

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ーーー盛大なるダジャレビーチの爆誕にいま一度歓喜しよう。そして、本日をもって清水国明領タチカワ、タチヒ島の住人となったことをここに記し、この書記を閉じたいと思う。

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そして女はビーチに設置されているシャワーで足についた砂を洗い流し、帰途のモノレールの中、Twitterに綴るのだ。

「立川立飛で海開きしていたよ。ほんとだよ。」

まとめ

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グランドオープンまでにビーチベッドパラソルなどの貸し出しや、ロッカーなどが整備され、フラダンスライブなど、様々なイベントに対応するステージが作られる予定のタチヒビーチ季節問わず冬も含めしばらく営業するとのことなので、様々な可能性を秘める常夏リゾートパラダイスに注目が止まらない。

ららぽーとの買い物がてら、犬の散歩がてら。海の近くに住んでいなくとも、フラッと浜辺へ寄り道する憧れの感覚を、赤道直下ならぬ多摩モノレール直下のタチヒビーチで感じてみてはいかがだろう。

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あだちまる子

あだちまる子

東京のディープや名所を食い気と妄想で紹介します。

日サロに通いつつ家にこもってラジオを聞くネオギャルニート時代を経て、現在はライターをしている雑食で知育中の人です。
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