『最近、デートする所が無くなってきたなぁ…。自然に癒されるデートがしたいなぁ…。よし、公園デートしよう!公園デートといえば、花菖蒲で有名な小石川後楽園だ!検索しよう。うん?デートマン(笑)?よしクリックだ!』で今読んでくれてる貴方、初めまして!私がデートマンです。
今回は花菖蒲以外にも桜、梅、紅葉も楽しめる小石川後楽園までの行き方から楽しみ方までご案内します。自然を満喫出来るパーグッデー(park good date)にピッタリな場所ですよ。
目次
まずはアクセス方法
JR総武線『飯田橋』利用の場合
JR総武線飯田橋駅から歩いて行く場合は東口に出て下さい。
東口を出て真っ直ぐ歩くと陸橋があります。駅から徒歩10分弱ぐらいありますが、看板も出てるの非常に分かり易いです。そのまま陸橋を上がって行きましょう。
上がった所にもちゃんと看板はあります。『携帯の地図アプリを見てもどっちがどの方角か分からない!』って方でも安心ですね。看板通りに歩を進めましょう~!
『俺は人が敷いたレールの上を歩むような人生を送りたくない!』って方もここは看板通りに従って下さい(笑)これが最短ルートなんです。
陸橋を降りて、道なりに進んでいると飯田橋職安前交差点があります。そこは左折して下さい。そして、そのまま道なりに進むと…
はい、ゴ~~~~ル\(^o^)/
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線『飯田橋』利用の場合
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線の飯田橋駅から歩いて行く場合、改札を出るとA1出口を目指して下さい。
改札を出て上を見上げると看板があるので迷う事はありません。
看板にも小石川後楽園と書かれてるの間違わないですね。ゴールまで油断しない様に!
『小石川後楽園に行きたい!』という一心で駆け上がってます(良い子の皆は走らないでね)。
地上に上がると脇目も振らず右折です!頑張れ、もうちょっと!
陸橋を見てしまうとついつい駆け上がりたくなると思いますが(そんな奴いない)右にある陸橋の誘惑には負けずに、道なりに右に歩いて行きましょう~!
さあ、ここは言うなればバックストレートです。小石川後楽園はもうすぐ!
そして飯田橋職安前交差点という最終コーナーを左折して…
最後のホームストレート!もうゴールは目の前だ!道なりを真っすぐ行くと…
はい、ゴ~~~~ル\(^o^)/
都営地下鉄大江戸線『飯田橋』利用の場合
都営地下鉄大江戸線の飯田橋駅から歩いて行く場合が小石川後楽園まで一番近いです。C3出口から出て、階段を上がったらまずは右へ!
少し歩くともう小石川後楽園の看板があります。さあ、これは右折?左折?そう、正解は左折です。すると、あっという間に…
はい、ゴ~~~~ル\(^o^)/
東京メトロ丸の内線・南北線『後楽園』利用の場合
東京メトロ丸の内線・南北線の後楽園駅から歩いて行く場合、出口2から出て下さい。この出口から出た方が信号も少ないし歩きやすいのでおススメです。
階段を上がると東京ドームが見えます。一瞬、『今日は東京ドームで遊ぼうかな…』とここで今回の最大の難関である『東京ドームの誘惑』が待ち受けています。邪気を振り払い、そのまま真っすぐ行って右折しましょう!
そして真っすぐ下って道なりに歩を進めましょう。
すると小石川後楽園の看板が見えて来ます。ここを左折です。さあ、小石川後楽園までは残り200メートル!すると…
はい、ゴ~~~~ル\(^o^)/
駐車場は無いので電車で行く事をおススメします。
ちなみに4種類のゴールシーン、全部同じ写真を使って『デートマンは手抜きだ』って思ってるでしょう~?実は同じ写真は一枚しか使ってないんですよ(笑)
どれとどれが同じ写真か見付けてみて下さい!
庭園紹介
まずは歴史を知ろう
まずは小石川後楽園の歴史から。江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の上屋敷の庭園として造ったもので二代藩主の光圀(みつくに)の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し民の儒者である朱舜水(しゅしゅんすい)の意見をとり入れ、中国の教え岳陽楼記(がくようろうき)の『(士はまさに)天下の憂(うれい)に先だって憂い、天下の楽しみに後(おく)れて楽しむ』から【後楽園】と名づけられました。
庭園は池を中心にした『回遊式築山泉水庭園(かいゆうしきつきやませんすいていえん)』になっており、随所に中国の名所を名づけた景勝を配し中国趣味豊かなものとなっています。そして、これらによって湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。この地は小石川台地の先端にあり、神田上水の分流を引き入れ築邸されました。また光圀の儒学思想の下に作庭されています。
なお、後楽園は昭和27年3月、文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝に指定されています。特別史跡と特別名勝の二重指定を受けているのは、都立公園では浜離宮とここの二つだけです。全国でも京都市の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、醍醐寺三宝院。奈良県の平城京左京三条二坊宮跡、広島県の厳島を合わせ7ヵ所だけです。
見どころ紹介
◎花菖蒲を楽しむ
6月中旬に660株の花菖蒲が見ごろを迎えます。その時期に合わせ、より近くでご覧いただけるように菖蒲田の脇に木道を設置し『花菖蒲を楽しむ』と題してお客様をお迎えします。
◎梅祭り
徳川光圀(とくがわみつくに)公ゆかりの小石川後楽園には、約90本の紅梅・白梅の梅林があり、花の見ごろには、辺り一面に匂やかな香りが漂います。
◎大泉水(だいせんすい)
この庭園の中心的景観。蓬莱島と徳大寺石を配し、琵琶湖を表現した景色を造り出したもので、昔はこの池で舟遊びをしたといわれています。
当時の舟着場もちゃんと残っております。
◎一つ松
琵琶湖の唐崎にある「一つ松」に因んだもので、このように後楽園は日本各地の風景を模した場所が多いのが特徴。
◎小廬山(しょうろざん)
一面オカメザサでおおわれた、円い築山。その姿、形が中国の景勝地・廬山に似ていることから江戸の儒学者・林羅山が名づけたもので、山頂より庭園を見おろせます。
◎シダレザクラ
かつてここには、樹齢100年以上というシダレザクラの古木がありました。現在のものは、その後を継いで植えられたもの。推定樹齢は60年を越すと言われています。
◎大堰川(おおいがわ)
この庭園で川の景色を代表する場所。その名は、京都嵐山の下を流れる大堰川にちなんでおり、昔は神田上水から水車で水を汲みあげて流していました。
◎屏風岩(びょうぶいわ)
屏風のように屹立した岩が特徴。将軍・徳川家光もここで休憩していたとか。
◎西湖の堤(さいこのつつみ)
中国の名勝である西湖を模して造られたもの。この後、他の大名庭園でも模倣されました。
◎八卦堂跡(はっけどうあと)
八卦堂は文昌堂ともいい、国史を編纂(へんさん)した光圀の知恵の宝庫だった。光圀七歳の時、将軍家光に謁見したおり、「文昌星」像を頂戴した。後に光圀は文字を好むようになり、文昌星を思い起こし八卦堂を造りその像を安置したという。なおこの堂は大正十二年の関東大震災で焼失した。
◎丸屋(まるや)
田舎のわびた茶屋をイメージしたもの。戦災で焼失し、1966(昭和41)年に復元。
◎通天橋(つうてんきょう)
大堰川の上流の方にかかる通天橋は、京都の東福寺の通天橋を見立てています。紅葉の時期には周りの紅葉が朱塗りの橋を引き立てます。
◎得仁堂(とくじんどう)
この建物は、光圀18歳の時、史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、伯夷、叔斉の木像を安置した堂です。得仁堂の名前は孔子が伯夷・叔斉を評して「求仁得仁」と語ったことによります。
◎丸八屋(くはちや)
江戸時代の風流な酒亭を再現したもの。戦災で焼失しましたが、1959(昭和34)年に復元。名称の由来は「酒を飲むに昼は九分、夜は八分にすべし」と、控えることが大事という教訓から。
◎円月橋(えんげつきょう)
光圀があつくもてなした明の儒学者朱舜水が設計したといわれる石橋。水面に映る様子と合わせると満月のように見えるので、この名がつけられました。(現在は渡れません)
◎稲田(いなだ)
園の北側地域は、景観が一変します。梅林、稲田、花菖蒲、藤棚の田園風景が展開します。庭園の中に稲田があるのは、後楽園だけでしょう。これは農民の苦労 を、水戸光圀が彼の嗣子・綱条の夫人に教えようと作った田圃で、現在は毎年、文京区内の小学生が、5月に田植え、9月に稲刈りをしています。
◎内庭(うちにわ)
水戸藩の書院の庭としてあった所で、昔は唐門をへだてて、大泉水のある「後園」と分かれていました。江戸時代は「うちの御庭」と呼ばれた、池を中心にした純日本式の庭園。昔の姿をそのままとどめているといわれます。
スッポンがこんなに近くに…
スッポンがこんな近くで見れます…、いや、見れるというより触れます(笑)
外国の観光の方はスッポンというモノを知らないのか、平気で指を差し出してました。
『いたいよ~』では済まないと思いますけどね(笑)デートで行った際には気を付けましょう~!
涵徳亭(かんとくてい)
入り口左手にある『涵徳亭(かんとくてい)』はもともと集会所として使われている場所ですが、涵徳亭(かんとくてい)内の美都屋ではお食事場所としても利用する事が出来ます。庭を眺めながら抹茶やぜんざい、くずきり等を楽しめる。庭園を望む窓際の席がおススメです。デートでこういう所で休憩するのもオシャレですよね。
入園前の注意点
小石川後楽園は入園すると見所がたくさんあるので結構時間を要します。一回入園すると園内には自動販売機は無かったので、入り口にある自動販売機で事前に飲み物を購入しときましょう~!これ、グッデーポイン(good date point)です。
まとめ
如何でしたでしょうか?東京のど真ん中で自然を満喫できるスポットとして人気の『小石川後楽園』。水戸徳川家によって江戸時代初期に作られた、日本有数の歴史ある庭園です。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は梅…と四季折々の姿をじっくり楽しむことができる。中には田んぼもあり、春に田植え、秋に稲刈りも。大都会にある貴重な田んぼでもあります。是非一度、小石川後楽園でパーグッデー(park good date)してみて下さい。